マザーボードのM.2スロット

最終更新日 2023年09月07日

基礎

マザーボードのM.2スロットとは、M.2カードを取り付けるための挿入口です。エムドットツースロットと読みます。M.2スロットは、mSATAスロットの後継です。

M.2とは、カードとコネクターのスモールフォームファクターです。スモールフォームファクターとは、小型ハードウェアの形状等に関する決まりです。

データ転送方式

M.2スロットのデータ転送方式には、Serial ATA、PCI Express等があります。マザーボードのモデルによっては、M.2スロットが複数のデータ転送方式に対応し、取り付けるM.2カードのデータ転送方式に合わせて自動的に切り替えます。

出典
・最新SSDのキホン - AKIBA PC Hotline!(2014/09/08公開記事)

Key ID

M.2スロットの形状は、Key IDで分類しています。M.2スロットの形状に限らず対応可能なデータ転送方式が、Key IDによって異なります。M.2スロットとM.2カードのKey IDが一致する場合、取り付けできます。M.2カードを選ぶとき、M.2スロットのKey IDと合わせます。


マザーボードのM.2スロットは、Key M(Socket 3)が主流です。

M.2カードが複数のKey IDに対応している場合があります。例えばKey B(Socket 2)とKey M(Socket 3)に対応の場合、Key B(Socket 2)対応M.2スロットとKey M(Socket 3)対応スロット、どちらにも取り付けできます。

出典
・最新SSDのキホン - AKIBA PC Hotline!(2014/09/08公開記事)

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