ビデオ(録画)用のDVD,BDをデータ用に使っても良い?

最終更新日 2023年09月07日

ビデオ(録画)用の DVD,BD をデータ用に使っても良いのか

DVD や BD には録画用とデータ用があります。録画用の DVD や BD をパソコンのデータ書き込みに使っても良いのか気になりますが、 録画用メディアはパソコンで使用できますか?|Q&A | IODATA アイ・オー・データ機器 には、「録画用メディアはパソコンで使用できますか?」という質問に対する回答が以下のとおり書かれています。
使用可能です。
録画用メディアは、地上デジタル放送の著作権保護に対応したメディアですが、パソコンでのデータ(動画や写真)等の書き込みも行えます。
同記事には、この Q&A の対象製品が書かれており、バーベイタイムというブランドの製品を対象としていますが、他の製品にも当てはまると考えて良いです。

補足すると、DVD は地上デジタル放送の著作権保護に対応するには CPRM に対応する必要がありますが、ビデオ(録画)用の DVD は CPRM に対応しており(地上アナログ放送があった頃は、ビデオ(録画)用の DVD でも CPRM に対応していない製品があった)、データ用の DVD は CPRM に対応していません。

BD は地上デジタル放送の著作権保護に対応するには AACS に対応する必要がありますが、ビデオ(録画)用の BD もデータ用の BD も AACS に対応しています。(昔は AACS に対応していない製品があった)

データはダメ!?写真ファイルをDVD-Rに焼きたいのに「録画用」しかない! - FMVサポート : 富士通パソコン には、録画用の DVD について以下のとおり書かれています。
録画用のDVD-Rは「私的録音録画補償金」というものが金額に含まれており、一般的にデータ用よりも少し価格が高くなっています。これ以外の機能的な違いはなく、録画用DVD-Rにデータを記録することも、データ用のDVD-Rにテレビ番組(アナログ放送)を録画することも可能です。
補足すると、ビデオ(録画)用の DVD にもビデオ(録画)用の BD にも私的録音録画補償金が金額に含まれていましたが、後に含まれなくなりました。

また、同記事にも書かれていますが、DVD にデジタル放送を録画するには CPRM という著作権保護システムに対応した DVD が必要になります。

この記事は地上アナログ放送がまだあった頃に書かれたと思われますが、当時はビデオ(録画)用の DVD に CPRM に対応していない製品がありましたが、地上デジタル放送では CPRM 対応が必要なので今では CPRM に対応しています。

BD の場合は AACS に対応した BD が必要ですが、ビデオ(録画)用の BD もデータ用の BD も AACS に対応しています。

「保管に不織布カバー」はNG 光ディスクの基礎知識|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE には、ビデオ(録画)用の DVD について以下のとおり書かれています。
また、家電のブルーレイ・DVDレコーダー用に、「録画用」と書かれたディスクが販売されている。これは、デジタル放送で用いるコピー制御方式「CPRM」に対応している。しかし、ディスクの構造自体は同じなので、もし安価な製品を見つけたら、それをパソコン用に使ってもよい。
以上によると、CPRM や AACS の対応状況、私的録音録画補償金に関して変更があったのでビデオ(録画)用とデータ用の違いは少々複雑ですが、結論だけ言えばビデオ(録画)用の DVD,BD をデータ用に使っても良いです。

・ビデオ(録画)用の DVD,BD をデータ用に使っても良い


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