光学ドライブ

最終更新日 2022年05月02日

光学ドライブとは

基礎

光学ドライブとは、CDやDVD等の光ディスクメディアに対しデータ読み書きを行う機器です。

書き込むを焼くと言う理由

火を付け燃やすに限らず光を与え熱を発生させ物質を変化させることも焼くと表現します。光ディスメディアに対しデータを書き込む際、光ディスメディアにレーザー光を当て熱を発生させ変形させるので、書き込むを焼くと言う場合があります。

光学ドライブの廃れ

昔はCDやDVD等の光ディスクメディアをデータの持ち運びに使用し、ソフトウェア、動画、音楽コンテンツ等の提供にも使用してきました。

今でも使用することがありますが、データの持ち運びに使えるUSBメモリーやメモリーカード等の記憶媒体が普及し、ソフトウェア、動画、音楽コンテンツ等はインターネット経由による提供が普及したため、光ディスクメディアの出番が少なくなっています。

それに合わせて光学ドライブの出番も少なくなり廃れてきています。

昔はパソコンを使用する場合、光学ドライブが必須と言えましたが、今では光学ドライブの必要性が低く、光学ドライブを標準搭載していないパソコンが増えています。

今ではもう光ディスクメディアを使用していないユーザーが多いと思います。

光学ドライブとパソコン

パソコンによっては光学ドライブがありませんが、外付け光学ドライブを使用する方法があります。

パソコンに内蔵光学ドライブの搭載に使用する拡張ベイが空いている場合、増設して使用する方法もあります。

光学ドライブのスロットイン構造

スロットイン構造とは

スロットイン構造とは、光ディスクメディアを隙間に挿入する構造です。

メリット

トレイ構造だと、トレイを出す、光ディスクメディアを置く、トレイを戻す、一連の作業が必要ですが、スロットイン構造だと不要で簡単です。

トレイがないので、光学ドライブの前面に光ディスクメディアの挿入や排出ができる分のスペースがあれば十分です。

縦置きでも光ディスクメディアが落下するリスクがありません。

トレイ構造でも落ちないようにするツメがあると、縦置きでも落下するリスクがありません。

デメリット

光ディスクメディアの挿入や排出するときに、記録面に傷や汚れを付けてしまうリスクがありますが、そうならないように作られています。

光ディスクメディアを排出するとき、真ん中の穴が見えるところまで出てこないと記録面に触らずに取り出すのが難しいですが、そうならないように作られています。

自動的に光ディスクメディアを挿入したり排出する部品が必要になるため、光学ドライブの本体サイズを小さくするのに不利な構造でしたが、技術進歩により解決しています。

光学ドライブとノートパソコンのトレイ構造

光学ドライブを搭載しているノートパソコンは、光学ドライブのトレイが右側面から出る構造になっている場合が多いです。

他にトレイが手前に出る構造や、トレイが出るようになっておらずノートパソコンのキーボード側本体の一部が開閉するようになっているノートパソコンもあります。

トレイが右側面から出る構造でも不便ではありませんが、使用環境によっては他の構造の方が便利です。

例えば、新幹線や飛行機等の狭い机でノートパソコンを使用する場合、トレイが右側面から出る構造だと右側に配慮する必要があり使いづらくなります。

右側が通路で人通りがある場合、気をつけないとぶつかって壊れてしまう恐れがあります。

様々な場所にノートパソコンを持ち運んで使用する場合、光学ドライブのトレイが右側面から出る構造ではなく、トレイが手前に出る構造等を採用しているノートパソコンが適しています。

光学ドライブのトレイが右側面から出る構造が主流であり、それ以外の構造を採用しているノートパソコンが少ないので、無理にトレイ構造にこだわる必要はありません。

光学ドライブの種類

光学ドライブの種類には、大まかに分けるとCDドライブ、DVDドライブ、ブルーレイドライブがあります。

DVDドライブはCDも利用でき、ブルーレイドライブはCDとDVDも利用できます。

種類 利用可能メディア
CDドライブ ・CD
DVDドライブ ・CD、DVD
ブルーレイドライブ ・CD、DVD、ブルーレイディスク

DVDドライブによっては、CDに対しデータ読み書きできるが、DVDに対してはデータ読み込みのみに対応しています。

ブルーレイドライブによっては、CDとDVDに対しデータ読み書きできるが、ブルーレイディスクに対してはデータ読み込みのみに対応しています。

DVDが登場した当初は価格が高く普及が遅かったですが、低価格化が進み普及しました。

ブルーレイドライブが登場後、価格が高く普及が進まない要因でしたが、低価格化が進み普及を阻むほど高くありません。

それでもブルーレイドライブが主流になるほど普及しませんでした。

DVDでも十分実用性ある容量があり、さらには光ディスクメディア自体の出番が少なくなり、ブルーレイディスクが利用できなくても特に不便ではないため普及しなかったと思われます。

光学ドライブのデータ読み書き速度

最大速度

光学ドライブのデータ書き込み速度が速いほど、光ディスクメディアに対するデータ読み書きにかかる時間が短くなります。

データ読み書き速度は技術進歩により向上し続け、遠心力により光ディスクメディアが破損してしまう壁に到達し、これ以上の向上ができなくなりました。

最速クラスのデータ読み書き速度にするにはサイズを大きくし重くする必要があるため、小型の光学ドライブだと若干遅い傾向がありますが、大体どれも同じです。

若干遅くてもデータ読み書きにかかる時間はあまり変わりません。

シーケンシャルアクセス速度

光学ドライブは、ランダムアクセスするときは光ディスクメディア上のあちこちにシークしますが、シーク速度が遅いのでランダムアクセス速度が遅いです。

シーケンシャルアクセス速度が速いので、動画ファイルの再生等、容量が大きいファイルの読み込みに適しています。

光学ドライブの使用環境

温度

パソコンが搭載するPCパーツ全てが熱に弱く光学ドライブも例外ではありません。温度が異常に高くなると正常に動作しなくなるに限らず、故障したり寿命が縮む恐れもあります。光ディスクメディアも熱に弱く、高温により変形し反りが発生すると、正常にデータ読み書きできなくなる場合があります。正常にデータ書き込みができていても書き込み品質が低下し、早期に読み込めなくなってしまう場合があります。

パソコンに光学ドライブを搭載するときにHDDと距離を保つのが望ましいですが、HDDの熱が光学ドライブに伝わりにくくするためです。光学ドライブ自体が発する熱に限らずHDDの熱も加わると温度が異常に高くなる恐れがあります。直射日光が当たらないようにする、暖房器具の近くに設置しない、夏場は冷房を使用する等、光学ドライブの使用環境が暑すぎないようにすることも重要です。

トラブル

割れや欠けがある光ディスクメディアを使用する危険性

割れや欠けがある光ディスクメディアを光学ドライブで使用すると、高速に回転して強い遠心力が発生し光ディスクメディアがバラバラになる恐れがあります。光学ドライブによってはバラバラになった光ディスクメディアが飛び出てくる危険性があります。飛び出てこなくても光学ドライブが壊れる恐れがあります。

割れや欠けがあるが重要なデータがあり、どうしても読み取れるか試したい場合、怪我をしたり周囲の物が壊れたりしないように丈夫なもので囲っておくとよいです。例えば熱がこもるリスクがありますが丈夫な布団で覆えば、万が一バラバラになった光ディスクメディアが飛び出てきても丈夫な布団を貫通してくる可能性が低いです。

ブーン等と大きな音が発生する

データ読み書き速度が速い光学ドライブの場合、高速回転するため大きな音が発生します。この場合は故障ではありません。データ読み書き速度を落とす設定が可能であれば回転数も落ち音が小さくなります。

光学ドライブが内蔵の場合はしっかり取り付けていない、外付けの場合は安定した場所に設置していないと、大きな音が発生する場合があります。取り付け、設置場所に問題があれば改善すると音が収まります。

光ディスクメディアにシールやラベル等が貼り付けてある、歪みがある、穴の中心が僅かにずれて偏芯している等があると、綺麗に回転できず大きな音が発生する場合があります。光ディスクメディアが内部で破損し光学ドライブが故障する場合もあります。貼り付けているものがあれば剥がす、歪みがあれば矯正すると音が収まります。偏芯は矯正できません。


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