高性能ビデオカードのための電源ユニット選びポイント
最終更新日
2023年09月07日
電源ユニットの容量
容量に余裕を持たせる
高性能ビデオカードは消費電力が高いので、電源ユニットの容量が重要です。容量不足だと、ビデオカードが本来の性能を発揮しない場合があります。突然電源が落ちる等、正常に動作しない場合もあります。容量ギリギリでもよくありません。電源ユニットの電圧変動が大きくなり正常に動作しない場合があります。正常に動作するとしても電源ユニットの発熱が大きくなり劣化しやすいです。容量の選び方
完成品として販売のパソコンの中から、電源ユニット以外のPCパーツ構成が似ているパソコンを見つけ、このパソコンが搭載する電源ユニットの容量を参考にすると簡単です。電源ユニットのコネクター
PCI Express用コネクターが十分にある
一般的に高性能ビデオカードは補助電源を必要とするので、電源ユニットのPCI Express用コネクターが重要です。ビデオカード補助電源コネクターと呼ぶ場合もあります。PCI Express用コネクター不足だと、ビデオカードが本来の性能を発揮しない場合があります。正常に動作しない場合もあります。PCI Express用コネクターの選び方
PCI Express用コネクターのピン数には8ピンと6ピンがあります。8ピンは6ピンと2ピンに分離可能なので6+2ピンと呼ぶ場合もあります。ビデオカードが必要とするピン数や本数を見て、電源ユニットのPCI Express用コネクターが不足しないように選びます。電源ユニットの変換効率
変換効率が高い
高性能ビデオカードは消費電力が高いので、電源ユニットの変換効率が重要です。変換効率が高いほど無駄に発生する消費電力と発熱を抑えられます。そして僅かですが電気代の節約、熱による劣化を抑えられます。特に高性能ビデオカードが高負荷の処理を長時間行う場合、少しでも電気代や熱による劣化を抑えるために変換効率が高いとよいです。変換効率の選び方
80PLUS認証を取得した電源ユニットを選びます。未取得でも変換効率が高い場合がありますが、一般的には変換効率が高いなら取得しています。80PLUSにランクがあり、ランクによって変換効率が異なります。80 PLUSランク |
変換効率 (負荷率 20% / 50% / 100%) |
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80 PLUS スタンダード | 80% / 80% / 80% |
80 PLUS ブロンズ | 82% / 85% / 82% |
80 PLUS シルバー | 85% / 88% / 85% |
80 PLUS ゴールド | 87% / 90% / 87% |
80 PLUS プラチナ | 90% / 92% / 89% |
80 PLUS チタン | 92% / 94% / 90% |
変換効率が高いランクほど価格が高いです。予算に合ったランクの電源ユニットを選びます。
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