プリンターの選び方 - その他 周辺機器の選び方

最終更新日 2023年09月07日

プリンターとは

プリンターとは、パソコンの文章や画像、またはデジタルカメラで撮った写真を、印刷できるパソコン周辺機器です。機種によってはハガキの印刷や CD ラベルに印刷できたりと多彩な使い方ができます。最近のプリンターは、しなければならないパソコンの設定をほぼ自動的に行ってくれるますので、パソコン初心者でも簡単に使いこなせます。

プリンターの選び方

プリンターには性能の差によって価格の差があります。デジカメで撮った写真をきれいに印刷したいからといって高性能な高いプリンターを買う必要はなく、個人で使うレベルであれば、初心者用の価格を抑えたプリンターでも十分な画質がでます。もちろん、画質に満足できる基準は、人それぞれなので、安易に安価なモデルは薦められませんが、私は安価なエントリーモデルで印刷した写真も、十分画質が高いと感じます。

プリンターは二つのタイプに分けて、インクジェット方式とレーザー方式がありますが、個人で使用するのであれば、インクジェット方式がおすすめです。

使用目的 おすすめプリンター
文書など文字中心のファイルを印刷したい。 約1万円のエントリーモデルなプリンターがおすすめです。エントリーモデルでも写真を結構きれいに印刷できるので、ちょっと写真を印刷したいときにも使えます。
写真を印刷したいが画質にはそれほどこだわらない。 性能と価格のバランスがとれている約2〜3万円のスタンダードモデルなプリンターがおすすめです。人によって感じ方は違いますが、スタンダードモデルでも十分な高画質で印刷できます。
高画質な写真を印刷したい。 各メーカー最上位モデルにあたる約5万円のハイスペックモデルがおすすめです。これなら一眼レフデジタルカメラで撮影した写真も満足できる画質で印刷できます。

スペックの見方

インクジェットプリンターの重要なスペックは次のとおりです。プリンターのカタログやプリンター製造メーカーのホームページにて確認することができます。

スペック 見方
解像度 プリンターの画質の高さの1つの目安です。単位である dpi ( dots per inch ) からわかるよう1インチあたりのドット数で表します。インクジェットプリンターで印刷された画像は、目に見えない小さな1つ1つの色がついた点で表現されています。これら点が細かく多いほど画質が高いことになります。その多さを表すのが解像度です。
ピコリットル 2 pl (ピコリットル)などと表記されていますが、これは吹き付けるインクの一滴の大きさを表します。この値が小さいほうが画質がよくなります。この値が大きいと印刷したものの粒々感が出やすくなります。画質の高さにこだわるならできるだけピコリットルが小さいプリンターを選びたいです。
印刷速度 一般に写真の印刷速度を表記しています。最新のプリンターなら、個人で使う範囲において、不便に感じる速度ではないはずです。大量に速く印刷したい場合は、この印刷速度を重視する必要があります。
用紙サイズ 最新の機種なら、名刺サイズからハガキ、A4サイズ等様々な用紙に対応します。一応自分の印刷したいサイズに対応するか確認しましょう。特にA4サイズ以上の用紙にプリントしたいときは、A3ノビ対応の機種を選ぶ必要があります。
DVD/CDプリント オリジナルCDの作成ももう珍しくないことから、最新の機種ならほぼDVDまたはCDのレーベル面の印刷に対応しています。対応用紙サイズの欄に一緒に表記されていることが多いですので、使用したい場合は確認が必要です。
フチなしプリント 余白がないように印刷したい場合はフチなしプリントに対応している必要があります。しかし機種によって特定の用紙に対応しないなどの制限があります。
自動両面 自動両面に対応していると、例えば年賀状で一度に表と裏に印刷でき便利です。安価なプリンターだと対応していない場合があります。
インクカートリッジ
(インクタンク)
独立インクタンクであればある一色がきれたときその色のタンクのみを交換すればよいですが、一体型だと、例えば黒がなくなったら全部の色も含めて交換しなければなりません。

残ったインクを無駄に捨てないためにも、独立インクタンクであるものをおすすめします。安価なプリンターだと一体型が多いです。
インク色数 基本的にどの製品も、三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の他に黒の4色のインクを使用します。エントリーモデルなプリンターはこの4色のみ採用していることが多いです。

ハイスペックモデルなプリンターほど多くのインク色数になります。
対応 OS 多くのプリンターは、Windows 、Mac OS 両者とも対応しています。各対応 OS を確認して、プリンターと接続予定のパソコンに搭載されている OS で使えるか確認する必要があります。
接続方式
(インターフェース)
多くのプリンターはパソコンとの接続に USB2.0 を使用します。また無線 LAN 接続に対応してるのもあります。パソコンと離れた場所にプリンターを設置するのであれば、無線 LAN に対応していると、有線で接続する必要がなくなるため、ある程度パソコンから離れた場所に設置できます。
メモリーカード対応 最近のカメラ付き携帯電話やデジタルカメラは、メモリーカードに撮影した画像を保存しています。プリンターがメモリーカードに対応していれば、プリンターに直接メモリーカードを差し込むだけで印刷することができ便利です。
液晶画面 操作画面となる液晶画面が付いていると操作性が良く大変便利です。また液晶画面が付いているとたいていどの画像を印刷するか液晶画面に表示されます。この機能は特にメモリーカードに対応したプリンターで、パソコンを使わずに印刷するときに大変便利です。
カメラダイレクト
PictBridge対応
カメラダイレクトに対応してればデジタルカメラを直接プリンターにつないで印刷できますので便利です。PictBridge(ピクトブリッジ)対応ともよばれます。
インクコスト メーカーが計算した、1枚あたりの印刷にかかる費用の目安です。画質が高いプリンターほどコストがかかりますが、インクコストを気にしていては、良い画質で印刷できるプリンターが選べません。スペック表によっては、推奨する印刷用紙代まで含む場合があります。


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