USBバスパワーとUSB PDの違い
最終更新日
2024年06月10日
USBバスパワーとUSB PDの違いとは
基礎
USBバスパワーとUSB PDの違いとは、どちらもUSB経由で電力を供給する方式ですが、USBバスパワーはUSB基本仕様、USB PDはUSB拡張仕様です。USBバスパワーはUSB基本仕様のため、どのUSBポートも対応しています。例外的にUSBバスパワーが不要のため、対応していない場合もあります。USB PDはUSB拡張仕様のため、USB PDに対応のUSBポートもあれば非対応のUSBポートもあります。
電力供給方向
USBバスパワーはパソコンから周辺機器に電力を供給できます。USB PDはパソコンから周辺機器に限らず周辺機器からパソコンにも電力を供給できます。用途の違い
USBバスパワーは供給できる最大電力が小さいため、キーボード、マウス、外付けストレージ等、消費電力が小さい周辺機器向けです。USB PDは供給できる最大電力が大きいため、外付けディスプレイ等、消費電力が大きい周辺機器向けです。ノートパソコンへの電力供給にもUSB PDを利用する場合があります。USB Type-C Current
USB Type-C CurrentもUSB経由で電力を供給する方式です。USB Type-C CurrentもUSB拡張仕様ですが、USBバスパワーに近い特徴を持つためUSBバスパワーに分類します。USB4
USB 3.2まで規格にUSBバスパワーを含みますが、USB4では含みません。USB4に対応するにはUSB Type-Cが必要であり、USB Type-C Currentの利用を前提としているためです。出典
・データ通信・給電・ディスプレイ出力の相乗りで分かりにくいUSB、最新規格を整理(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2021/12/09公開記事)
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