SSDのファームウェア

最終更新日 2021年09月21日

ファームウェアとは

SSDのファームウェアとは、SSDを制御するソフトウェアです。パソコンと同じようにハードウェアがあってもソフトウェアがないと動作しません。ファームウェアがあるのでSSDが動作します。

ファームウェアの更新

使用に支障をきたしているほどSSDに不具合やパフォーマンス低下が発生しており、これらの問題を解消できるならファームウェアの更新をするとよいです。

初期のSSDが登場後しばらくは、SSDに関する技術が成熟しておらず、不具合によりファームウェアの更新が必要になる場合が多かったです。例えば、停電等の電源断により容量が8MBになったり、一定時間以上使用し続けると動作が停止してしまう等の不具合が見られ、その解消にファームウェアの更新が必要でした。

更新をしなくても特に問題がない場合、更新に失敗すると最悪SSDへのアクセスが不能になる、データが失われるリスクを考慮して更新をするか決めるとよいです。

昔はファームウェアの更新の難易度が高めでしたが、今では多くのSSDメーカーが簡単に更新ができるソフトウェアを提供しており、難易度が低いです。それでも失敗する可能性がありますので、更新をする場合はバックアップしておくとよいです。

ファームウェア障害発生時の症状例

8MB問題(8MB病、8MB Bug、Bad Context 13x Error)

容量が〜GBあるのに突然8MBになり異常に少なくなる症状が、Intel SSD 320シリーズに見られました。停電等、突然の電源断後に容量が8MBと認識されてしまう不具合であり、必ず発生するわけでなく稀に発生する不具合でした。データが消失してしまったようになり読み書きできなくなり、システムドライブの場合はOSの起動ができなくなりました。

インテルが提供のソフトウェアを利用すると元に戻せましたが、データが消失してしまう場合がありました。この不具合が発覚した当初は原因が不明でしたが、ファームウェアのバグと判明し修正用のファームウェアの提供が始まりました。

5,184時間問題

使用開始してから5,184時間を超えると動作しなくなる症状が、Crucial m4シリーズに見られました。

LPM問題

SATAのLPM(Link Power Management)が有効の場合にSSDが応答停止する症状が、Crucial m4シリーズとC300シリーズに見られました。

フラッシュメモリー消耗加速問題

特に症状が出ませんでしたが、Windows 7等でTrimが有効の場合にフラッシュメモリーの消耗が通常よりも何10倍も早い不具合が、Crucial C300 シリーズに見られました。


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