SSDのSLCキャッシュのスタティックとダイナミックの違いは?

最終更新日 2019年05月20日

SSD の SLC キャッシュのスタティックとダイナミックの違いとは何か

TLC 方式の NAND フラッシュメモリーや QLC 方式の NAND フラッシュメモリーを採用している SSD には、データ読み書き性能を向上させるために一部の領域を SLC 方式の NAND フラッシュメモリーとして使う SSD があります。

この領域を SLC キャッシュと呼びます。SLC キャッシュにはスタティックとダイナミックがありますが、両者の違いは何なのでしょうか。

DWPD (1日あたりのドライブ書き込み回数) | 技術 | ADATA コンシューマー には、以下のとおり書かれています。
現在のSSDは性能と安定性を向上させるために、TLC NANDのあるブロックを疑似SLCとしてSLCキャッシュに使用しており、また、SLCキャッシュはスタティック SLCとダイナミック SLCの2つに分けることができます。上図のようにスタティックSLCではこれらのブロックを常に疑似SLCとし、ダイナミック SLCでは動的にTLCに切り替えて使用します。
この記事によると、SLC キャッシュにはスタティック SLC とダイナミック SLC があります。

スタティック SLC として使われる領域は固定されていますが、ダイナミック SLC として使われる領域は固定されておらず、通常のデータ読み書き用に TLC 領域として使われることもあるようです。

【イベントレポート】Intel、初のQLC NAND採用により399ドルで容量2TBを実現する「Intel SSD 660P」 - PC Watch には、以下のとおり書かれています。
 Intel SSD 660Pはまた、「ダイナミックSLCキャッシュ」と呼ぶ、ユーザーの使用容量の変化に応じて動的にキャッシュ領域を変化させるアーキテクチャを開発し、導入している。

(略)

 SLCキャッシュの領域には、「スタティックSLCスパン」と呼ぶ固定領域と、「QLCマップドアズSLCスパン(QLC領域をSLC領域としてマッピングした領域)」と呼ぶ変動領域がある。スタティックSLCスパンのキャッシュ容量は、固定である。QLCマップドアズSLCスパンのキャッシュ容量は、ユーザーがデータを書き込んだ容量に依存して変化する。
この記事では、SLC キャッシュとして使う領域が動的に変化する設計のことをダイナミック SLC キャッシュと呼んでいます。SLC キャッシュとして使う領域は固定されている設計は、スタティック SLC キャッシュと呼ぶと考えられます。

この記事では、SLC キャッシュとして使う固定領域はスタティック SLC スパン、SLC キャッシュとして使う変動領域は QLC マップドアズ SLC スパンと呼びます。

ADATA の記事に出てきた SLC キャッシュはスタティック SLC スパン、ダイナミック SLC は QLC マップドアズ SLC スパンに当てはまります。


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