内蔵ブルーレイドライブの選び方 - 内蔵ストレージの選び方

最終更新日 2017年03月12日

内蔵ブルーレイドライブを増設する前に

空き拡張ドライブベイが必要

内蔵ブルーレイドライブを増設するには、パソコンに空き拡張ドライブベイ(5インチベイ)が必要です。これはデスクトップパソコンタワー型には標準で付いている場合が多いですが、その他のデスクトップパソコン省スペース型や一体型、キューブ型、ノートパソコンにはありません。これらのパソコンに既に装着されている光学ドライブを、取り外して交換する方法がありますが、構造上内部スペースが狭く、作業が難しいのであまりおすすめできません。デスクトップパソコンタワー型では、構造上内部スペースが広く、元々付いていた光学ドライブを取り外して交換する作業は比較的簡単になります。

デスクトップパソコンタワー型でも難しい場合あり

デスクトップパソコンタワー型でも、パソコンケースの内部構造や、搭載されている各 PC パーツの搭載状況によっては、内蔵ブルーレイドライブの増設や交換が困難な場合があります。なので、内蔵ブルーレイドライブの購入前に、パソコンケースの中身を見て、増設や交換が可能そうか確認が必要です。実物(内蔵ブルーレイドライブ)が無いと、確実には判定できませんが、内蔵ブルーレイドライブと別の PC パーツが干渉してしまう事はなさそうか、内蔵ブルーレイドライブに接続するケーブル類は届きそうかは確認必須です。

外付けブルーレイドライブならお手軽

もし内蔵ブルーレイドライブの増設や交換が困難であれば、外付けブルーレイドライブを利用する手があります。たいていのパソコンで、USB 接続等を利用して簡単に使えます。

お持ちのパソコン 方法
・デスクトップパソコン
(タワー型)
設置スペースを増やすことが無い内蔵ブルーレイドライブがおすすめです。しかし、取り付け作業の手間も考えて、手軽に他のパソコンでも使える外付けブルーレイドライブを選ぶのもありです。
・デスクトップパソコン
(省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型、一体型)
・ノートパソコン
接続ケーブルや電源ケーブルが増えますが、手軽に使える外付けブルーレイドライブがおすすめです。

パソコンの性能が低すぎると使えない

ブルーレイディスクの再生や記録には、パソコンに高い負荷がかかるため、パソコンに要求されるスペックが大きいです。製品によって、若干違いはありますが、CPU の目安として、Pentium D 3.2GHz 以上の性能、メインメモリー容量は、1GB 以上が推奨されています。

最近のパソコンなら大丈夫ですが、古いパソコンに内蔵ブルーレイドライブを増設する場合は注意が必要で、スペックが足りず、まともに使えない場合があるので注意が必要です。

内蔵ブルーレイドライブを購入して、パソコンのスペックが足りず使えなくても、将来新しいパソコンに使えるので、購入しても無駄にはなりませんが、まだ内蔵ブルーレイドライブは、値下げが期待できますので、まだ自分が持っているパソコンでは性能が足りないと判断したら、購入するのは見送るのが無難です。

接続インターフェースの選び方

主流は SATA

多くの内蔵ブルーレイドライブは、SATA (Serial ATA)と呼ばれるインターフェースで接続します。また ATAPI (アタピ)と呼ばれるインターフェースで接続する内蔵ブルーレイドライブもあります。SATA は、ATAPI と比べると、データ転送速度が速く、ケーブルが細いため、取り回しが楽となっている新しいインターフェースです。ATAPI も、まだまだ十分使えるデータ転送速度を持っていますが、最近ではあまり見られません。そのため、SATA で接続する内蔵ブルーレイドライブが多いです。

ATAPI は、バージョンの違いによって Ultra ATA、IDE と呼ばれます。バージョンの違いによって転送速度が違いますが、接続すれば自動的に可能な最高速度で通信されるようになっています。

パソコン側の接続インターフェースと合わせる必要あり

SATA や ATAPI と呼ばれるインターフェースに対応した内蔵ブルーレイドライブがありますが、選ぶときはパソコンがどちらのインターフェースに対応しているか確認する必要があります。最近の新しいパソコンでは、SATA に対応しているモデルが多いですが、やや古いパソコンとなると、ATAPI に対応しているモデルが多いです。パソコン側の接続インターフェースは、パソコンの仕様表等を見ればわかります。マザーボードや接続ケーブルを見て、どのインターフェースなのかわかるのであれば、パソコンの内部を見て確認すると確実です。

対応 BD メディアの確認

選ぶなら最新型

内蔵ブルーレイドライブは日進月歩で進化しています。新しいほど、あらゆる BD メディアに対応していますので、選ぶなら最新型の内蔵ブルーレイドライブがおすすめです。

最新型の内蔵ブルーレイドライブなら、どの製品も対応 BD メディアの内容に、あまり違いがありませんが、BD-R LTH など、一部の種類の BD メディアには対応していない製品もありますので注意が必要です。

BD-ROM, BD-R/RE, BD-R/RE DL に対応は基本

まず、読み込み可能な BD メディアについてですが、どの内蔵ブルーレイドライブも、再生専用メディアである BD-ROM に対応しています。これは、映画やミュージック等の映像ソフトで使われています。また、データが書き込まれた BD-R と BD-RE の読み込みについてですが、これについても、多くの内蔵ブルーレイドライブが対応しています。 しかし、対応していても、ある機器で書き込みを行った BD-R や BD-RE が、読み込めない場合があります。また、BD-R と BD-RE には、2層にして記録容量が2倍の50GBになった BD-R DL や BD-RE DL がありますが、これらについても、多くの内蔵ブルーレイドライブが対応しています。

書き込み機能が付いた内蔵ブルーレイドライブは、幾つかある書き込み専用メディアに対応していないと、書き込みできません。書き込み専用 BD メディアには、BD-R と BD-RE がありますが、書き込み機能が付いた内蔵ブルーレイドライブなら、たいてい両者に対応しています。また、BD-R と BD-RE の違いについてですが、BD-R は一度しか書き込みできません。BD-RE は、繰り返し書き込みが可能です。また、2層にして記録容量が2倍の50GBになった BD-R DL と BD-RE DL にも対応していれば、これらのメディアにも書き込みが可能です。

BD-R LTH TYPE

他に新しく登場した BD メディアもあり、2008年の春頃に普及し始めた、BD-R LTH TYPE があります。従来の BD-R には、製造に無機色素が使われていましたが、BD-R LTH TYPE には、製造に有機色素が使われており、これにより製造コストが下がり、メディアの価格が安くなっています。ただし、有機色素は無機色素よりも光や熱で劣化しやすいため、耐久性が劣ります。また、無機色素の BD-R は随分と価格が低下してきましたので、BD-R LTH TYPE を選ぶメリットは薄れつつあります。

内蔵ブルーレイドライブは、BD-R LTH TYPE に対応していないと読み込みできません。また、書き込み機能が付いた内蔵ブルーレイドライブは、BD-R LTH TYPE に対応していないと、このメディアに書き込みができません。内蔵ブルーレイドライブに組み込まれたソフトウェア(ファームウェア)の更新によって、BD-R LTH TYPE に対応させる事が可能な場合がありますが、確実に BD-R LTH TYPE を使用したいのであれば、はじめから BD-R LTH TYPE に対応した製品を選ぶのがおすすめです。

BD 規格一覧

BD メディアには様々な種類がありますが、それぞれ規格名が付けられています。以下は主な BD メディアの規格一覧です。
BD-ROM
BD-ROM は、主に市販の映像ソフトに使われている再生専用メディアです。よって、書き込みはできません。BD ドライブなら、必ずと言って良いほど対応しています。
BD-R
一度だけ書き込みが可能な記録用メディアです。書き込みが可能な BD ドライブなら、必ずと言って良いほど対応しています。また、書き込みに対応しておらず、読み込み専用の BD ドライブでも、読み込みなら対応している事が多いです。(ある機器で書き込みを行った BD-R は読み込めない場合あり。)
BD-RE
繰り返し書き込みが可能な記録用メディアです。書き込みが可能な BD ドライブなら、必ずと言って良いほど対応しています。また、書き込みに対応しておらず、読み込み専用の BD ドライブでも、読み込みなら対応している事が多いです。(ある機器で書き込みを行った BD-RE は読み込めない場合あり。)
BD-R DL
BD-R の容量(25GB)の2倍(50GB)になった記録用メディアです。対応状況は、BD-R と同じです。
BD-RE DL
BD-RE の容量(25GB)の2倍(50GB)になった記録用メディアです。対応状況は、BD-RE と同じです。
BD-R LTH TYPE
製造コストを下げ、メディア単価を下げるために、従来の BD-R に使われていた無機色素ではなく、製造に有機色素を使用した記録用メディアです。比較的新しい規格の BD なので、書き込みと読み込みに対応していない BD ドライブが結構多いです。また、読み込み専用の BD ドライブは、この規格に対応していないと、BD-R LTH TYPE に保存されたデータが読み込めません。
BDXL-R
一度だけ書き込みが可能な記録用メディアです。記録層を増やし、かつ1層あたりの容量を増やす事により、大幅な容量アップとなっています。容量は、3層であれば100GB、4層であれば128GBとなります。
BDXL-RE
繰り返し書き込みが可能な記録用メディアです。記録層を増やし、かつ1層あたりの容量を増やす事により、大幅な容量アップとなっています。容量は、3層の100GBとなります。

対応 CD、DVD メディアの確認

書き込み機能の付いた内蔵ブルーレイドライブなら、ほとんどの製品が、全規格の CD と DVD に対応しています。しかし、DVD-RAM 等の一部のメディアには対応していない場合もありますので、自分が使いたいメディアに対応しているか、確認する必要があります。

パソコンと外部ディスプレイをデジタル接続する場合

デジタル接続するなら HDCP 対応が必須

市販されている、BD に記録された映像ソフトは、著作権保護されていますので、パソコンと外部ディスプレイ(液晶モニター等)を接続して視聴する場合は、両者が著作権保護技術の HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)に対応している必要があります。HDCP によって接続経路を流れるデータが暗号化され、BD に記録されているコンテンツを無劣化でコピーされるのを防ぎます。

アナログ接続するなら HDCP 非対応で問題ない

パソコン本体と外部ディスプレイ(液晶モニター等)を、D-Sub 15pin (アナログRGB)等を使ってアナログ接続して使うのであれば、著作権保護技術に対応している必要はありませんが、画質が落ちますので、BD のメリットが十分活かせません。

接続端子が HDCP に対応している確認が必要

パソコン本体と外部ディスプレイとの接続に、デジタル接続の DVI-D (DVI24pin)や DVI-I (DVI29pin)、HDMI を用いる場合、パソコン本体と外部ディスプレイの両方に、HDCP に対応した接続端子が必要です。

よって、内蔵ブルーレイドライブを使って、BD に記録された映像コンテンツをフルに活かして高画質で楽しみたい場合は、デジタル接続が望ましいですが、HDCP に対応しているか確認する必要があります。

書き込み速度と読み込み速度

速度が速い最新型がおすすめ

CD や DVD に関しては、読み込み速度と書き込み速度ともに、もうこれ以上は伸びなくても十分と言えるほど向上じましたが、BD に関しては、今後の読み込み、書き込み速度の向上が望まれるところです。

できるだけ読み込み、書き込み速度が高い方が、快適に使用できますが、購入時点で、速度が速い製品の方が、若干価格が高いものです。また、やや古い製品は、価格が安いものの、速度が遅いものとなりがちです。

結論とすると、まだ BD の読み込み速度や書き込み速度は、十分な領域に達していないので、少しでも速度が速い新しい製品を選ぶのがおすすめです。

リテール製品とバルク製品

リテール製品とバルク製品の違い

リテール製品とは、製品がしっかりと梱包され、説明書やメーカー保証がちゃんと付いている状態で販売されている製品の事を言います。バルク製品とは、簡易に梱包され、説明書やメーカー保証が付いてない状態で販売されている製品の事を言います。(バルク製品によっては、説明書も付いていたり、メーカーではなく販売店の保証が付いています。)

他に、バルク製品はリテール製品より品質が良くないといった違いが出る場合もありますが、バルク製品はメーカーや製品の種類や型番等によって、リテール製品と比べてどのような違いが出るのかは千差万別です。生じる差は様々ですが、バルク製品はリテール製品より劣るものですので、バルク製品の方が価格が安くなっています。

リテール製品の選択が無難

しっかり梱包され、説明書やメーカー保証が不足なく付いているリテール製品の内蔵ブルーレイドライブなら、安心して購入できますのでおすすめです。また、リテール製品によっては付属ソフトが充実していたりします。

リテール製品と比べ安価なバルク製品の内蔵ブルーレイドライブは、メーカー保証が無かったり付属ソフトが付かない場合もあるので、それでも問題ないかしっかり確認してから購入する必要があります。

おすすめ内蔵ブルーレイドライブ販売ショップ

内蔵ブルーレイドライブは、PC パーツを多数販売しているパソコンショップで購入するのがおすすめです。自作パソコンの衰退と共に自作パソコンユーザー向けに PC パーツの販売に力を入れるショップが少なくなりましたが、豊富な品揃えや価格の安さを武器に PC パーツの販売に力を入れているショップは存在します。

内蔵ブルーレイドライブは、内蔵 DVD ドライブに比べたら価格が高いですが、安いモデルであれば1万円程度で買えるようになってきています。

内蔵 DVD ドライブは、最新モデルから選ぶなら DVD スーパーマルチドライブのみから選ぶ状態ですが、内蔵ブルーレイドライブでは対応 BD 規格がモデルによって異なり、ブルーレイディスクの読み込みはできても書き込みができないモデルも見られますので、自分の使用用途を満たすモデルかどうか注意して選ぶ必要があります。

以下は、内蔵ブルーレイドライブを販売しているおすすめショップです。
ドスパラ
ドスパラは、ショップブランドや PC パーツ等を販売しているパソコンショップです。パソコンショップの中では最大規模で、ショップブランドの品揃えの豊富さが目立ちますが、PC パーツや周辺機器等の品揃えも豊富です。
(2014年11月22日時点)
ツクモ
ツクモは、AeroStream と呼ばれる静音デスクトップパソコンで有名なパソコンショップですが、各メーカーのパソコン本体や PC パーツ、周辺機器等の品揃えが豊富で価格が安いです。
(2014年11月22日時点)
PC ワンズ
PC ワンズは、PC パーツと自作パソコンの専門店です。BTO パソコンも販売していますが、自作パソコンユーザー向けに特化した品揃えとサービスを提供しており、PC パーツや周辺機器等の品揃えが豊富です。
(2014年11月22日時点)


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