パソコンの選び方と買い方

内蔵ブルーレイドライブの選び方

最終更新日 2008年09月29日

内蔵ブルーレイドライブを増設する前に

内蔵ブルーレイドライブを増設するには、パソコンに空き拡張ドライブベイ(5インチベイ)が必要です。これはデスクトップパソコンタワー型には標準で付いている場合が多いですが、その他のデスクトップパソコン省スペース型や一体型、キューブ型、ノートパソコンにはありません。これらのパソコンに既に装着されている光学ドライブを、取り外して交換する方法がありますが、難しいのであまりおすすめできません。 また、デスクトップパソコンタワー型では、元々付いていた光学ドライブを取り外して交換する形にする事が可能です。

デスクトップパソコンでも、パソコンケースによっては内蔵ブルーレイドライブの増設や交換が困難な場合がありますので、内蔵ブルーレイドライブの購入前に、確認が必要です。もし内蔵ブルーレイドライブの増設や交換が困難であれば、外付けブルーレイドライブを利用する手があります。USB 接続等で簡単に使えます。

お持ちのパソコン 方法
・デスクトップパソコン
(タワー型)
設置スペースを増やすことが無い内蔵ブルーレイドライブがおすすめです。しかし、取り付け作業の手間も考えて、手軽に他のパソコンでも使える外付けブルーレイドライブを選んでも良いでしょう。
・デスクトップパソコン
(省スペース型、一体型、キューブ型)
・ノートパソコン
接続ケーブルや電源ケーブルが増えますが、手軽に使える外付けブルーレイドライブがおすすめです。

接続インターフェース

多くの内蔵ブルーレイドライブは、SATA (Serial ATA)と呼ばれるインターフェースで接続します。また ATAPI (アタピ)と呼ばれるインターフェースで接続する内蔵ブルーレイドライブもあります。SATA は、ATAPI と比べると、データ転送速度が速く、ケーブルが細いため、取り回しが楽となっている、新しいインターフェースです。ATAPI も、まだまだ十分使えるデータ転送速度を持っていますので、まだよく使われているインターフェースですが、徐々に SATA の方が普及していっています。

ATAPI は、バージョンに違いによって Ultra ATA、IDE と呼ばれます。バージョンの違いによって転送速度が違いますが、接続すれば自動的に可能な最高速度で通信されるようになっています。

以上2つのインターフェースに対応した内蔵ブルーレイドライブがありますが、選ぶときは、パソコンがどちらのインターフェースに対応しているか確認する必要があります。最近の新しいパソコンでは、SATA に対応しているモデルが多いですが、やや古いパソコンとなると、ATAPI に対応しているモデルが多いです。

対応 BD メディアの確認

最新型の内蔵ブルーレイドライブなら、どの製品も対応 BD メディアの内容に、あまり違いがありませんが、BD-R LTH など、新しいタイプの BD メディアには対応していない製品もありますので注意が必要です。

まず、読み込み可能な BD メディアについてですが、どの内蔵ブルーレイドライブも、再生専用メディアである BD-ROM に対応しています。これは、映画やミュージック等の映像ソフトで使われています。また、データが書き込まれた BD-R と BD-RE の読み込みについてですが、これについても、多くの内蔵ブルーレイドライブが対応しています。 しかし、対応していても、ある機器で書き込みを行った BD-R や BD-RE が、読み込めない場合があります。また、BD-R と BD-RE には、2層にして記録容量が2倍の50GBになった BD-R DL や BD-RE DL がありますが、これらについても、多くの内蔵ブルーレイドライブが対応しています。

書き込み機能が付いた内蔵ブルーレイドライブは、幾つかある書き込み専用メディアに対応していないと、書き込みできません。書き込み専用 BD メディアには、BD-R と BD-RE がありますが、書き込み機能が付いた内蔵ブルーレイドライブなら、たいてい両者に対応しています。また、BD-R と BD-RE の違いについてですが、BD-R は一度しか書き込みできません。BD-RE は、繰り返し書き込みが可能です。また、2層にして記録容量が2倍の50GBになった BD-R DL と BD-RE DL にも対応していれば、これらのメディアにも書き込みが可能です。

他に新しく登場した BD メディアもあり、2008年の春頃に普及し始めた、BD-R LTH TYPE があります。従来の BD-R には、製造に無機色素が使われていましたが、BD-R LTH TYPE には、製造に有機色素が使われており、これにより製造コストが下がり、メディアの価格が安くなっています。この BD-R LTH TYPE に対応していないと、内蔵ブルーレイドライブは、読み込みできません。また、書き込み機能が付いた内蔵ブルーレイドライブは、BD-R LTH TYPE に対応していないと、このメディアに書き込みができません。内蔵ブルーレイドライブに組み込まれたソフトウェア(ファームウェア)の更新によって、BD-R LTH TYPE に対応させる事が可能な場合がありますが、確実に BD-R LTH TYPE を使用したいのであれば、はじめから BD-R LTH TYPE に対応した製品を選ぶのがおすすめです。

対応 CD、DVD メディアの確認

書き込み機能の付いた内蔵ブルーレイドライブなら、ほとんどの製品が、全規格の CD と DVD に対応しています。しかし、DVD-RAM 等の一部のメディアには対応していない場合もありますので、自分が使いたいメディアに対応しているか、確認する必要があります。

パソコンに必要なスペック

ブルーレイディスクの再生や記録には、パソコンに高い負荷がかかるため、パソコンに要求されるスペックが大きいです。製品によって、若干違いはありますが、CPU の目安として、Pentium D 3.2GHz 以上の性能、メインメモリー容量は、1GB 以上が推奨されています。

よって、やや古いパソコンに内蔵ブルーレイドライブを増設する場合は注意が必要で、スペックが足りず、まともに使えない場合があるので注意が必要です。また、新しいパソコンでもスペックが低い安価なモデルでも同様に注意が必要です。

内蔵ブルーレイドライブを購入して、パソコンのスペックが足りず使えなくても、将来新しいパソコンに使えるので、購入しても無駄にはなりませんが、まだ内蔵ブルーレイドライブは、値下げが期待できますので、まだ自分が持っているパソコンでは性能が足りないと判断したら、購入するのは見送るのが無難です。

パソコンと外部ディスプレイをデジタル接続する場合

市販されている、BD に記録された映像ソフトは、著作権保護されていますので、パソコンと外部ディスプレイ(液晶モニター等)を接続して視聴する場合は、両者が著作権保護技術に対応している必要があります。

パソコン本体と外部ディスプレイ(液晶モニター等)を、D-Sub 15pin (アナログRGB)等を使ってアナログ接続して使うのであれば、著作権保護技術に対応している必要はありませんが、画質が落ちますので、BD のメリットが十分活かせません。

パソコン本体と外部ディスプレイとの接続に、デジタル接続の DVI-D (DVI24pin)や DVI-I (DVI29pin)、HDMI を用いる場合、パソコン本体と外部ディスプレイの両方に、HDCP に対応した接続端子が必要です。

よって、内蔵ブルーレイドライブを使って、BD に記録された映像コンテンツをフルに活かして高画質で楽しみたい場合は、デジタル接続が望ましいですが、HDCP に対応しているか確認する必要があります。

書き込み速度と読み込み速度

CD や DVD に関しては、読み込み速度と書き込み速度ともに、もうこれ以上は伸びなくても十分と言えるほど向上じましたが、BD に関しては、今後の読み込み、書き込み速度の向上が望まれるところです。

できるだけ読み込み、書き込み速度が高い方が、快適に使用できますが、購入時点で、速度が速い製品の方が、若干価格が高いものです。また、やや古い製品は、価格が安いものの、速度が遅いものとなりがちです。

結論とすると、まだ BD の読み込み速度や書き込み速度は、十分な領域に達していないので、少しでも速度が速い新しい製品を選ぶのがおすすめです。

リテールとバルク製品

ちゃんとパッケージに入ったリテール製品の内蔵ブルーレイドライブなら、メーカー保証が付いており付属ソフトも充実しているため安心できますのでパソコン初心者におすすめです。

リテール製品と比べ安価なバルク製品の内蔵ブルーレイドライブは、メーカー保証が無かったり付属ソフトが付かない場合もあるのでパソコン上級者向けです。

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