内蔵 DVD ドライブの選び方 - 内蔵ストレージの選び方

最終更新日 2017年03月11日

内蔵 DVD ドライブを増設、交換する前に

増設するなら、空き拡張ドライブベイ(5インチベイ)が必要

内蔵 DVD ドライブを増設するには、パソコンに空き拡張ドライブベイ(5インチベイ)が必要です。これはデスクトップパソコンタワー型には標準で付いている場合が多いです。ただし、PC ケースの構造や、使用されているドライブベイ数によっては無い場合もあります。

デスクトップパソコンの省スペース型にも、ドライブベイ(5インチベイ)がありますが、1つしかない事が多く、そこは元から内蔵 DVD ドライブがあるものなので、増設はまずできません。

デスクトップパソコンのキューブ型にも、ドライブベイ(5インチベイ)があり、2つある事が多いので、空いていれば増設が可能です。

デスクトップパソコンの一体型やノートパソコンには、まずドライブベイ(5インチベイ)は無いので増設はできません。

交換は難しい場合もあり

パソコンに既に装着されている内蔵 DVD ドライブを取り外して、新しい内蔵 DVD ドライブと交換する方法がありますが、難しい場合があります。

ドライブベイ(5インチベイ)が無いデスクトップパソコンの一体型やノートパソコンは、まず無理です。(専用の内蔵 DVD ドライブを探して交換する方法はありますが、専用の内蔵 DVD ドライブを見つける事と、交換作業の両者難しくなるため、よほど必要性が無い限り、おすすめはできません。)

デスクトップパソコンタワー型や省スペース型やキューブ型では、元々付いていた内蔵DVDドライブを取り外して交換する事が可能です。

ただし、PC ケースの構造や、内部の PC パーツの配置の仕方等によっては、内蔵DVDドライブの交換が困難な場合があります。そのため、内蔵 DVD ドライブの購入前に、交換が可能かどうか確認が必要です。もし内蔵DVDドライブの交換が困難であれば、外付け DVD ドライブを利用する手があります。USB 接続等で簡単に使えます。

お持ちのパソコン 増設、交換について
・デスクトップパソコン
(タワー型)
空いたドライブベイ(5インチベイ)があれば、増設が可能。交換も可能。 PC 内部が広いので、増設、交換作業がしやすい。
・デスクトップパソコン
(省スペース、キューブ型)
省スペース型は、ドライブベイ(5インチベイ)が、基本1つなので増設はできない。キューブ型は、ドライブベイ(5インチベイ)が2つあり、空いていれば増設可能。両者共に交換は可能だが、元々 PC ケース内部が狭い事もあり、交換作業が難しくなる場合あり。
・デスクトップパソコン
(一体型)
・ノートパソコン
ドライブベイ(5インチベイ)がまず無いので、増設は不可能。専用の内蔵 DVD ドライブが使われている事が多いため、交換は困難。

接続インターフェースの規格

SATA か ATAPI

大半の内蔵 DVD ドライブは、SATA (Serial ATA)、または ATAPI (アタピ)と呼ばれる接続インターフェースの規格で接続します。SATA は、ATAPI と比べると、データ転送速度が速く、ケーブルが細いため、取り回しが楽となっている新しい接続インターフェース規格です。最近の新しいパソコンであれば、SATA で内蔵 DVD ドライブが接続されている事が多いです。

ATAPI でも、十分使えるデータ転送速度を持っていますが、今では古い規格となり、比較的新しいパソコンでは ATAPI は使われていません。内蔵 DVD ドライブの方でも、ATAPI で接続する製品は、あまり見られなくなっています。

増設、交換予定のパソコンの接続インターフェース規格と合わせる

内蔵 DVD ドライブを選ぶときは、それを搭載予定のパソコンがどちらの接続インターフェース規格に対応しているか知っている必要があります。最近の新しいパソコンでは、SATA に対応しているモデルが多いですが、やや古いパソコンとなると、ATAPI に対応しているモデルが多いです。これがわからないと、どちらの接続インターフェース規格を持つ内蔵 DVD ドライブを選べば良いのかわからないため、内蔵 DVD を選ぶ前に必ず確認する必要があります。

変換アダプタ、ケーブル

内蔵 DVD ドライブが SATA、パソコン側が ATAPI となり、両者の接続インターフェースの規格が異なっても、変換アダプタや変換ケーブルを利用すれば接続は可能です。内蔵 DVD ドライブが ATAPI、パソコン側が SATA でも可能となります。

どうしても両者の接続インターフェースの規格を合わせて選べない場合は、この方法を使う手がありますが、正常に動作しないトラブルが発生する場合もありますので、接続インターフェースの規格は合わせて選ぶのが基本です。

対応メディアの確認

主要 DVD メディア DVD-ROM, DVD±R, DVD±R DL, DVD±RW, DVD-RAM 対応は基本

DVD ドライブは、どのメディアに対応しているかによって名称がつけられています。昔は、DVD ドライブの名称から、対応 DVD メディアの種類が判断できました。しかし、最近は主要な DVD メディアに対応しているスーパーマルチドライブが主流です。そのため DVD ドライブの名称を見て、対応 DVD メディアについて確認する必要性はありません。もう DVD ドライブは、主要な DVD メディアに対応しているのが標準的となりましたので、スーパーマルチドライブという名称さえ見られない事も珍しくありません。

ただし、中古の DVD ドライブや、型落ち DVD ドライブの中には、主要な DVD メディアに対応していない製品が存在しますので、選ぶときは注意が必要です。

DVD-RAM 対応でもカートリッジ非対応の場合あり

DVD-RAM には、カートリッジで保護されたものと、そうでないものがあります。またカートリッジから、取り出せるタイプもあります。内蔵 DVD ドライブにはカートリッジ対応と非対応のものがあります。カートリッジに入ったままの DVD-RAM をそのまま使用したい場合は、カートリッジに対応している内蔵 DVD ドライブを選ぶ必要があります。

DVD 規格一覧

DVD のメディア名は、規格名でもあります。以下は DVD 規格の一覧と特徴を記載したものです。ちなみに、上記の主要 DVD メディアから外れるのは、DVD±RW DL です。需要が少ないせいか、DVD±RW DL に対応した内蔵 DVD ドライブはあまり見られません。
DVD-ROM
DVD-ROM は、主に市販の映像ソフトに使われている再生専用メディアです。よって、書き込みはできません。DVD ドライブなら、必ずと言って良いほど対応しています。
DVD-R
1度だけ書き込みが可能です。容量は 4.7GB となります。DVD-R メディア単価が安く、書き込みが行われた DVD-R はパソコンに限らず様々な光学ドライブ搭載機器にて正しく読み込みできる可能性が高いので、国内で広く普及しています。
DVD+R
1度だけ書き込みが可能です。容量は 4.7GB となります。DVD-ROM に近い性質を持たせられるため、DVD プレーヤー等で問題なく再生させる可能性を向上させやすかったですが、DVD-R よりも遅れて出てきた規格だった事もあり、国内では DVD-R の方が人気がありよく使われます。
 
DVD-R DL
1度だけ書き込みが可能です。DVD-R と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD+R DL
1度だけ書き込みが可能です。DVD+R と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD-RW
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。容量は 4.7GB となります。
DVD+RW
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。容量は 4.7GB となります。
DVD-RW DL
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。DVD-RW と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD+RW DL
繰り返し書き込みが可能です。1000回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。DVD+RW と違い、片面に2層書き込めるようになっており、容量は 8.5GB となります。
DVD-RAM
繰り返し書き込みが可能です。専用のソフトウェアを使用せずに、データの書き込みが行えます。つまり、ファイルをドラッグ&ドロップで書き込んだり、コピー&ペーストで書き込んだりできます。ハードディスク上のように、ファイルの追加書き込みや、削除が容易にでき、10万回以上の書き換えに耐えられるよう作られています。そのため、頻繁にバックアップデータを書き込みたい方や、一時的にデータを持ち運ぶために使用したい方に向いています。

DVD-RAM は、他の規格の DVD に比べて傷等の影響を受けて読み書きエラーが起きやすいため、カートリッジに入ったものと、入っていないものがあります。最近は、DVD-RAM の耐久性が上がった事もあり、カートリッジに入っていない DVD-RAM が多いです。

容量は、片面のみ書き込み可能な DVD-RAM であれば 4.7GB 、両面に書き込み可能な DVD-RAM であれば、9.4GB となります。

著作権保護技術 CPRM 対応

地上デジタル放送等、一回のみ書き込みが可能な映像コンテンツの記録や、そのような映像コンテンツが保存された DVD の再生には、CPRM に対応した内蔵 DVD ドライブが必要です。

内蔵 DVD ドライブを、地上デジタル放送の映像データの書き込みや、再生に使用する場合は、CPRM に対応しているか確認する必要があります。

書き込み速度と読み込み速度

ショップには基本的に最新の DVD ドライブを販売しますので、書き込み速度と読み込み速度があまりにも遅いような古い DVD ドライブはありません。しかし一応幾つかの機種を比べて両者の速度を見ておくと良いです。それで今の最高速度がわかるはずです。

まず1番良く使うメディアの書き込み速度に注目します。この点に注目して選べば他のメディアのスペックも十分な速度なはずです。例えば DVD±R によく書き込みを行う方はなるべく DVD±R の書き込み速度が大きい製品を選びたいです。

付属ソフト

どの製品にも、付属ソフトとして書き込みソフトがついています。既に書き込みソフトをお持ちの場合、あまり必要ないかもしれませんが、内蔵 DVD ドライブの上位機種には、高機能な書き込みソフトがついていることが多いので、パソコン上級者に人気があります。

リテールとバルク製品

ちゃんとパッケージに入ったリテール製品の内蔵 DVD ドライブなら、メーカー保証が付いており付属ソフトも充実しているため安心できますのでパソコン初心者におすすめです。

リテール製品と比べ安価なバルク製品の内蔵 DVD ドライブは、メーカー保証が無かったり付属ソフトが付かない場合もあるのでパソコン上級者向けです。

内蔵 DVD ドライブのメーカーの選び方

リテール製品を選ぶとすると、どこのメーカーの DVD ドライブを選ぶのか迷うところですが、できれば品質の高いメーカー製の内蔵 DVD ドライブを選びたいところだと思います。特にパソコン(ハードウェア)との相性、メディア(光ディスク)との相性に関するトラブルが少ないものを選びたいところでしょう。しかし、内蔵 DVD ドライブを使用する環境(パソコンのハードウェア構成)や、使用するメディアの種類にもよるので、一概に特定のメーカーを推奨する事は難しいです。

よって、購入し実際に使用してみるまで、そのメーカーを選んで良かったのかわからないですが、とりあえず BUFFALO や IO-DATA 、PIONEER などの、主要メーカーの内蔵 DVD ドライブを選んでおけば、使用者が多いと考えられるので、何かトラブルが起きても、ネット上に同様なトラブルの報告があり、解決につながる可能性が高くなります。

また、複数の内蔵 DVD ドライブを用意するのであれば、できれば異なるメーカーの内蔵 DVD ドライブを用意しておくと後に役立つかもしれません。なぜなら、ある DVD ドライブで書き込まれた DVD ディスクは、別の DVD ドライブでは読み込めず、他の別の DVD ドライブでは読み込めるといった、相性問題が起きる場合もあるからです。

おすすめ内蔵 DVD ドライブ販売ショップ

内蔵 DVD ドライブは、PC パーツを多数販売しているショップで購入するのがおすすめです。自作パソコンの衰退と共に自作パソコンユーザー向けに PC パーツの販売に力を入れるショップが少なくなりましたが、豊富な品揃えや価格の安さを武器に PC パーツの販売に力を入れているショップは存在します。

内蔵 DVD ドライブは低価格化が随分と進み、どのモデルも価格が安くなり、ショップ間で価格を比べるとそれほど差は出てきません。また、内蔵 DVD ドライブから内蔵 BD ドライブへの移行が進み、どのショップも内蔵 DVD ドライブの品揃えが減ってきています。

以下は、内蔵 DVD ドライブを販売しているおすすめのショップです。
ドスパラ
ドスパラは、ショップブランドや PC パーツ等を販売しているパソコンショップです。パソコンショップの中では最大規模で、ショップブランドの品揃えの豊富さが目立ちますが、PC パーツや周辺機器等の品揃えも豊富です。
(2014年11月22日時点)
ツクモ
ツクモは、AeroStream と呼ばれる静音デスクトップパソコンで有名なパソコンショップですが、各メーカーのパソコン本体や PC パーツ、周辺機器等の品揃えが豊富で価格が安いです。
(2014年11月22日時点)
PC ワンズ
PC ワンズは、PC パーツと自作パソコンの専門店です。BTO パソコンも販売していますが、自作パソコンユーザー向けに特化した品揃えとサービスを提供しており、PC パーツや周辺機器等の品揃えが豊富です。
(2014年11月22日時点)


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