DVDメディア

最終更新日 2022年05月02日

DVDとは

名称の由来

DVDは名称を略したものです。昔はDigital Video Discの略、今はDigital Versatile Discの略です。当初は映像目的での使用を想定しDigital Video Discという名称でした。後に映像に限らず音楽、ソフトウェア、データのバックアップ、データのアーカイブ等、多目的で使用することになり、Digital Versatile Discという名称になりました。Versatileには多目的という意味があります。

ビデオ(録画)用とデータ用の違い

DVDにはビデオ(録画)用とデータ用があります。ビデオ用は価格に私的録画補償金を含みましたが、地上デジタルテレビ放送へ移行後に含まなくなりました。地上デジタルテレビ放送には著作権保護技術があるためです。データ用は当初から私的録画補償金を含みません。ビデオ用にはCPRM対応製品がありますがデータ用にはありません。

外周にいくほどエラーが発生しやすい

DVDへデータを書き込むとエラーが発生する場合があります。外周にいくほどエラーが発生しやすいです。高速回転するDVDにレーザーを当てデータを書き込みますが、外周にいくほどブレやすいためです。ブレが大きいという意味でDVDの品質が低いと、書き込み途中でエラーが発生し異常終了する場合があります。書き込みではエラーが発生しなくても、読み込みではエラーが発生する状態になる場合もあります。品質が低いDVDでは書き込むデータ容量を4GB程度にしておくとよいです。4GBを超えてくるとエラーが発生する場合が増えるためです。ただし片面2層では1層全体に書き込み後に2層に書き込むので半分以上の容量が未使用になってしまいます。

DVDメディアの規格

DVD-ROM

主に市販の映像ソフトに使用する再生専用メディアです。片面4.7GB、片面2層8.5GB、両面9.4GB、両面2層17GBです。読み込みできますが、書き込みできません。

DVD-R

1度だけ書き込みが可能です。容量は片面4.7GB、両面9.4GBです。メディア単価が安く、書き込み済みのDVD-Rはパソコンに限らず様々な光学ドライブ搭載機器で正しく読み込みできる可能性が高いので広く普及しています。

DVD+R

1度だけ書き込みが可能です。容量は4.7GBです。DVD-ROMに近い性質のため、DVDプレーヤー等で問題なく再生できる可能性が高いです。DVD-Rよりも遅れて出てきた規格なのでDVD-Rの方が普及しています。

DVD-R DL

1度だけ書き込みが可能です。容量は8.5GBです。DVD-Rとの違いは片面に2層書き込める点です。

DVD+R DL

1度だけ書き込みが可能です。容量は8.5GBです。DVD+Rとの違いは片面に2層書き込める点です。

DVD-RW

繰り返し書き込みが可能です。容量は片面4.7GB、両面9.4GBです。1000回以上の書き換えに耐えられます。

DVD+RW

繰り返し書き込みが可能です。容量は4.7GBです。1000回以上の書き換えに耐えられます。

DVD-RW DL

繰り返し書き込みが可能です。容量は8.5GBです。1000回以上の書き換えに耐えられます。DVD-RWとの違いは片面に2層書き込める点です。

DVD+RW DL

繰り返し書き込みが可能です。容量は8.5GBです。1000回以上の書き換えに耐えられます。DVD+RWとの違いは片面に2層書き込める点です。

DVD-RAM

特徴

繰り返し書き込みが可能です。容量は片面4.7GB、両面9.4GBです。10万回以上の書き換えに耐えられます。専用ソフトウェアを使用せずにデータ書き込みできます。ファイルをドラッグ&ドロップで書き込んだりコピー&ペーストで書き込みできます。HDDやSSDを使用するようにファイルの追加書き込みや削除できます。頻繁にバックアップデータを書き込む、一時的にデータを持ち運ぶために使用する用途に向いています。

カートリッジ

他の規格と比べ傷等の影響を受け読み書きエラーが起きやすいため、カートリッジに入った製品と入っていない製品がありました。耐久性が上がりカートリッジに入っていない製品が多くなりました。

交替処理機能

DVD-RAMは不良セクターが見つかると正常セクターと交替する処理を行う機能があります。この機能のおかげで不良セクターがあっても実質的にありません。交替用のセクターは約100MB分です。これを使い果たすと実質的にも不良セクターが存在するようになり、不良セクターが原因のエラーが発生し使えなくなる場合があります。粗悪なDVD-RAMは交替用のセクターの使用を前提にした品質で不良セクターが多いです。価格が高くても品質重視で選ぶとよいです。

容量

一覧

規格 容量
片面 片面2層 両面 両面2層
DVD-ROM 4.7GB 8.5GB 9.4GB 17GB
DVD-R 4.7GB - 9.4GB -
DVD+R 4.7GB - - -
DVD-R DL - 8.5GB - -
DVD+R DL - 8.5GB - -
DVD-RW 4.7GB - 9.4GB -
DVD+RW 4.7GB - - -
DVD-RW DL - 8.5GB - -
DVD+RW DL - 8.5GB - -
DVD-RAM 4.7GB - 9.4GB -

パソコンが表示する容量と異なる理由

規格の容量とパソコンが表示する容量、両者が異なります。パソコンでは1KB=1,024Byte、1MB=1,024KB、1GB=1,024MBとして計算するためです。例えば4.7GBが4.38GBになります。

4.7GBは1KB=1,000Byte、1MB=1,000KB、1GB=1,000MBとして計算しました。計算する前に戻すと以下のとおりです。

4.7×1,000×1,000×1,000=4,700,000,000Byte

1KB=1,024Byte、1MB=1,024KB、1GB=1,024MBとして計算し直すと以下のとおりです。

4,700,000,000÷1,024÷1,024÷1,024=4.377216100692749GB≒4.38GB

データ書き込み

ダミーデータ

DVD-R/RWに書き込むデータが約1.1GBより小さい、例えば100MB分を書き込むとしてもダミーデータを追加し約1.1GB分を書き込む場合があります。ダミーデータは0(ゼロ)データです。古いDVD-ROMドライブやDVDプレーヤーとの互換性を保つ、すなわち再生できるようにするためです。規格DVD-ROMで最低でも約1.1GB分のデータが必要と決まっており、規格DVD-R/RWで古い製品との互換性を保つ場合は、最低でも約1.1GBのデータを書き込むと決まっています。データ書き込みが約1.1GBより少なくても読み込める製品が普及したため、ダミーデータの追加に非対応の書き込みソフトウェアも普及しました。規格DVD+R/RWでは約1.1GB未満でもダミーデータが不要と決まっています。それでも約1.1GB未満の場合にダミーデータを追加しておくと互換性を保てます。

トラブル

反り

DVDが変形し反りが発生するとデータ読み書きできなくなる恐れがあります。特に外周ほど反りの影響が出やすいです。外周にいくほど単位時間あたりに読み書きするデータ量が多く、反りによる位置の乱れの影響を受けやすいためです。DVDを雑に積み上げて無理な力を加えてしまったり高温環境で保管したりすると反りが発生しやすいです。品質に問題があるDVDだと販売時点で反りが見られます。販売時点では反っていなくても、光学ドライブで使用中に内部の温度上昇で反りが発生する場合があります。特に格安の海外製品に品質が問題がある製品が多いです。反りが見られるDVDに書き込む、または後に反ってしまう可能性を考慮し書き込む場合、書き込むデータの容量を4GB程度に留めておくとよいです。4GBを超えてくると反りがある場合にエラーが発生しやすいためです。ただし片面2層では1層書き込み完了後に2層目に書き込むので、4GB程度に留めると多くの容量が未使用になってしまいます。


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