パソコンの選び方と買い方

メインメモリー - ゲームパソコンの選び方

最終更新日 2017年04月01日

メインメモリー容量が不足すると PC ゲームを快適にプレイできない

PC ゲームのプレイに使用するパソコンを選ぶなら、メインメモリーの仕様では容量が最も重要です。CPU の性能とビデオチップの性能が PC ゲームを快適にプレイできる基準を満たしていても、メインメモリー容量が不足すると PC ゲームを快適にプレイできませんので、メインメモリー容量の確認は必須です。

メインメモリーの主な仕様には、容量以外に種類、規格、マルチチャンネルがありますが、基本的にはメインメモリー容量のみ確認して選べば問題ありません。

パソコン購入と同時に、別途で交換や増設用のメインメモリーを購入する等の理由があって知っておく必要があれば、メインメモリーの種類を確認しておく必要があります。

メインメモリーの規格やマルチチャンネルは、PC ゲームを快適にプレイできるかどうかに影響しますが、その影響は小さいですので、基本的にメインメモリーの規格やマルチチャンネルを確認しなくても大丈夫です。

ただし、CPU 統合ビデオチップを使用するパソコンでは、メインメモリーの規格やマルチチャンネルの影響が大きくなってきます。PC ゲームを快適にプレイできるかどうかに無視できないほど影響してきます。

後に詳しく記載しますが、メインメモリーの規格は選択肢が実質ありませんので、CPU 統合ビデオチップを使用するパソコンを選ぶならマルチチャンネルを確認して選ぶ必要があります。

容量 ・PC ゲームを快適にプレイできるかどうかに大きく影響するため、確認して選ぶ必要あり
種類 ・別途で交換や増設用のメインメモリーを購入する等の理由で種類を知る必要があれば確認して選ぶ必要あり
規格 ・CPU 統合ビデオチップを使用する場合は、PC ゲームを快適にプレイできるかどうかに無視できないほど影響するため、確認して選ぶ必要あり
・規格は選択肢が実質ないので、マルチチャンネルを確認して選ぶ必要あり
マルチチャンネル

PC ゲームに適したメインメモリー容量

容量 8GB がおすすめ

メインメモリーの容量は、メインメモリーの低価格化が進んだ事もあり、最低でも容量 4GB を選ぶのが目安です。さらに増やして容量 4GB 以上を選択しても、それほど大きな出費にはなりません。かなり安くなったため、昔よりは随分と大容量メインメモリーを選びやすくなっています。

必要なメインメモリー容量はゲームタイトルによって異なりますが、おすすめは容量 8GB です。容量 8GB もあれば、たいていのゲームタイトルで容量不足になる心配はありません。余裕ある容量 16GB もおすすめですが、容量が大きすぎるとも言えますので、容量 16GB も必要でなければ無理に選ぶ必要はありません。

4GB ・最低限選びたい容量
・負荷が大きいゲームタイトルだと容量不足になるリスクあり
8GB ・標準的な容量
・たいていのゲームタイトルで容量不足になる事は無い
16GB ・余裕ある容量
・容量不足になるゲームタイトルを探すのが難しいほど十分な容量

選択の目安となるメインメモリー容量の基準は上がっていく

上記に記載したメインメモリー容量の選択の目安は、昔と比べたら大きいと感じるかもしれませんが、メインメモリーの低価格化と大容量化が進むとともに、PC ゲームに限らず OS やソフトウェアのメインメモリー使用量が増えているため、選択の目安となるメインメモリー容量の基準は上がっています。

PC ゲームで言えば、プレイヤーが用意するのにあまり負担にならないメインメモリー容量を考慮して作られています。もし負担が大きすぎるメインメモリー容量を必要とする PC ゲームを出してしまうと、プレイヤーは手を出しにくくなってしまいます。

例えば、昔は容量 512MB や 256MB 等、容量 1GB すらないパソコンが主流の時代がありましたが、その時代に作られた PC ゲームは容量 1GB もないパソコンでも快適にプレイできるよう作られていました。今では少なくとも容量 2GB 以上あるパソコンが主流ですので、容量 2GB 以上を使用するゲームタイトルは珍しくありません。

2017年4月1日時点では、容量 8GB もあれば、たいていのゲームタイトルで容量不足になる事はありませんが、数年後には容量 8GB では多くのゲームタイトルで容量不足になるかもしれません。

ゲームタイトルの推奨スペックを参考に

少なくとも容量 8GB 以上を選べば、たいていのゲームタイトルで容量不足になる心配はありませんが、自分がプレイしたいゲームタイトルの推奨スペックを見て、必要なメインメモリー容量を確認しておくと良いです。

その必要なメインメモリー容量を超えるように選ぶのはもちろんですが、余裕を持って選ぶのが重要です。その理由は、推奨スペックでは、PC ゲーム以外のソフトウェアが使用するメインメモリー容量を考慮していないからです。

パソコンを使用するのであれば、セキュリティソフトウェアをはじめとする幾つかのソフトウェアが常駐して起動しており、メインメモリー容量を結構使用しています。そのため、PC ゲームの推奨スペックが示すメインメモリー容量では、他のソフトウェアが使用するメインメモリー容量によって容量が不足となり、PC ゲームを快適にプレイできないといった問題が発生するリスクが高くなります。

容量 4GB 以上の利用には、64 ビット版の OS が必要

容量 4GB 以上のメインメモリー容量を利用するには、64 ビット版の OS が必要です。32 ビット版の OS だと、4GB までしか利用できません。(実際は、3 〜 3.5 GB)

32 ビット版の OS 搭載モデルであれば、まず容量 4GB までしか搭載されていませんが、BTO カスタマイズで容量を増やしても 4GB までしか利用できません。

標準搭載で既に容量 4GB 以上であれば、64 ビット版の OS が搭載されているはずですが、念のために確認しておくと良いです。また、BTO カスタマイズで容量 4GB 以上にする場合は、64 ビット版の OS かどうか確認しおくと良いです。

メインメモリーの規格について気にせずに選んでも問題ない

メインメモリーは、主に CPU とデータをやり取りします。データのやり取りが高速に行えるほど性能が高いと言えます。データ転送速度はメインメモリーの規格によって決まりますので、性能の高さを判断する目安になるのがメインメモリーの規格です。

PC ゲームではデータのやり取りが大量に発生しますので、PC ゲーム用にパソコンを選ぶならメインメモリーの性能の高さが重要になってきます。

データ転送速度が速い方のメインメモリー規格を選ぶのが望ましく、メインモリーの規格を重視して選ぶ必要がありそうですが、 パソコン選びでメインメモリーの規格を重視する必要性 にて掲載している内容のとおり、メインメモリーの規格について気にせずに選んでも問題ありません。

パソコンを PC ゲームのプレイに使用するなら、メインメモリーの性能が高い方が良いですが、新しいパソコンを選べば、自動的に性能が高い新しいメインメモリー規格を選ぶことになります。

パソコンに搭載されるメインメモリーの規格は、搭載 CPU やマザーボードが対応しているメインメモリー規格である必要があり、たいていは複数のメインメモリー規格に対応しているので、新しいメインメモリー規格は1つだけではなく選択肢がないわけではありません。

新しいパソコンの多くのモデルでは、新しいメインメモリー規格の中で価格と性能のバランスがとれた普及しているメインメモリー規格のメインメモリーが搭載されているため、メインメモリー規格の選択肢は実質ありません。

メーカーやショップブランドでは、たいていのパソコンは同じメインメモリー規格となっており、選ぼうと思っても選べません。BTO カスタマイズでは、メインメモリー容量は選べてもメインメモリー規格については選べず固定となっている場合が多いです

新しいパソコンに限ってもモデルを比較するとメインメモリー規格が異なるのが見られ、BTO カスタマイズでメインメモリー規格にも選択肢がある場合があります。

メインメモリー規格を選べるとし、よりデータ転送速度が速いメインメモリー規格を選んでも、実際にパソコンを PC ゲームのプレイに使用した場合に生じる性能差は体感するのが難しいほどですので、メインメモリーの規格について気にせずに選んでも問題ありません。

PC ゲームに使うパソコンでは、マルチチャンネルである必要性は低い

主なマルチチャンネルの種類

マルチチャンネルは、複数のメインメモリーを使用してデータ転送速度を向上させる技術です。マルチチャンネルを利用せずに動作させる場合は、シングルチャンネルと呼びます。

マルチチャンネルには、使用するメインメモリー枚数に応じて以下の種類があります。

種類 特徴
デュアルチャンネル ・2枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が2倍になる
トリプルチャンネル ・3枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が3倍になる
クアッドチャンネル ・4枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が4倍になる

複数のメインメモリーを搭載するだけではマルチチャンネルは利用できず、利用するためには CPU とマザーボードがマルチチャンネルに対応している必要があります。

CPU 統合ビデオチップ使用ならマルチチャンネルがおすすめ

メインメモリーをマルチチャンネル動作させると、大幅にデータ転送速度が速くなりますが、一般的には体感できるほど性能は向上しません。その理由は、メインメモリーのデータ転送速度は技術進歩により随分と底上げされ、シングルチャンネル動作でも十分なデータ転送速度が出るからです。

もしシングルチャンネルではデータ転送速度が不足するほどメインメモリーに対しデータ読み書きが大量に発生するなら、マルチチャンネル効果が大きくなってきますので、マルチチャンネルを選ぶ必要性が高くなります。

ビデオカード搭載デスクトップパソコンや、専用ビデオチップが実装されたマザーボード搭載デスクトップパソコンやノートパソコンには、専用のビデオメモリーが存在し(専用のビデオメモリー容量が不足した場合、メインメモリーの一部をビデオメモリーとして使用)、メインメモリーに対してグラフィックス処理関連のデータの読み書きが大量に発生しないため、マルチチャンネルを選ぶ必要性は低いです。

CPU 統合ビデオチップを使用するパソコンでは、マルチチャンネル効果が大きくなってきますので、マルチチャンネルを選ぶ必要性が高くなります。その理由は、CPU 統合ビデオチップはメインメモリーの一部をビデオメモリーとして使用し、PC ゲームプレイ時にメインメモリーに対してグラフィックス処理関連のデータの読み書きが大量に発生するからです。

2017年4月1日時点では、多くのゲームタイトルを快適にプレイできるほど CPU 統合ビデオチップのグラフィックス性能が向上しましたが、高解像度設定や高画質設定にすると快適にプレイできなくなるゲームタイトルは多いです。

そのため、ビデオカードかグラフィックス性能が高い専用ビデオチップが搭載されたパソコンを選ぶのがおすすめですが、CPU 統合ビデオチップのグラフィックス性能で十分であり、ビデオカードや専用ビデオチップが搭載されていないパソコンを選ぶなら、マルチチャンネルを選ぶのがおすすめです。

マルチチャンネルを選ぶなら、2017年4月1日時点では選べるのは実質デュアルチャンネルのみです。その理由は、デスクトップパソコン向け CPU やマザーボードには、トリプルチャンネルやクアッドチャンネルに対応している製品が少なく、ノートパソコン向け CPU やマザーボードには、トリプルチャンネルやクアッドチャンネルに対応している製品はないからです。


キャンペーン情報
マウスコンピューター
・SSD追加&容量増量キャンペーン
ハイスペックなSSDが通常よりもお得に追加&容量アップ可能です!
(キャンペーン実施中)
Dell
・夏のボーナスセール!
金〜火限定、クーポンでさらに17%オフ!
(7月18日迄)
ドスパラ
・大決算セール
特価パソコン、PCパーツ・周辺機器もセール実施中!
(7月31日迄)
パソコン工房
・スーパーサマーセール
パソコンの値下げ、CPU,SSD,HDD,メモリ無償アップグレードを対象モデルで実施中
(8月1日迄)




コラム - ゲームパソコン

コラム - メインメモリー