パソコンの選び方と買い方

メインメモリー - ゲーム用デスクトップパソコンの選び方

最終更新日 2015年11月05日

メインメモリーの選び方

メインメモリー容量が不足すると PC ゲームを快適にプレイできない

メインメモリー容量が不足すると、PC ゲームを快適にプレイできませんので、PC ゲームのプレイに使用するデスクトップパソコンを選ぶ際は、メインメモリー容量を確認して選ぶ必要があります。

メインメモリーの仕様には、容量以外に種類、規格、マルチチャンネルがありますが、基本的にはメインメモリー容量のみ確認して選べば問題ありません。

デスクトップパソコン購入と同時に、別途で交換や増設用のメインメモリーを購入する等の理由があって知っておく必要があれば、メインメモリーの種類を確認して選ぶ必要があります。

メインメモリーの規格やマルチチャンネルは、PC ゲームを快適にプレイできるかどうかに影響しますが、その影響は小さいですので、基本的にはメインメモリーの規格やマルチチャンネルを確認して選ぶ必要はありません。

CPU 統合ビデオチップを使用するデスクトップパソコンを選ぶ場合は、メインメモリーの規格やマルチチャンネルの影響が大きくなってきますので確認して選ぶ必要があります。ただし、メインメモリーの規格は選択肢が実質ありませんので、マルチチャンネルを確認して選ぶ事になります。

容量 ・PC ゲームを快適にプレイできるかどうかに大きく影響するため、確認して選ぶ必要あり
種類 ・別途で交換や増設用のメインメモリーを購入する等の理由で種類を知る必要があれば確認して選ぶ必要あり
規格 ・CPU 統合ビデオチップを使用する場合は、PC ゲームを快適にプレイできるかどうかに無視できないほど影響するため、確認して選ぶ必要あり
・規格は選択肢が実質ないので、マルチチャンネルを確認して選ぶ必要あり
マルチチャンネル

メインメモリー容量の選び方

容量 8GB がおすすめ

メインメモリーの容量は、メインメモリーの低価格化が進んだ事もあり、最低でも容量 4GB を選ぶのが目安です。さらに増やして容量 4GB 以上を選択しても、それほど大きな出費にはなりません。かなり安くなったため、昔よりは随分と大容量メインメモリーを選びやすくなっています。

おすすめは容量 8GB です。容量 8GB もあれば、たいていのゲームタイトルで容量不足になる心配はありません。余裕ある容量 16GB もおすすめですが、容量が大きすぎるとも言えますので、容量 16GB も必要でなければ無理に選ぶ必要はありません。

4GB ・最低限選びたい容量
・負荷が大きいゲームタイトルだと容量不足になるリスクあり
8GB ・標準的な容量
・たいていのゲームタイトルで容量不足になる事は無い
16GB ・余裕ある容量
・容量不足になるゲームタイトルを探すのが難しいほど十分な容量

選択の目安となるメインメモリー容量の基準は上がっていく

上記に記載したメインメモリー容量の選択の目安は、昔と比べたら大きいと感じるかもしれませんが、メインメモリーの低価格化と大容量化が進むとともに、PC ゲームに限らず OS やソフトウェアのメインメモリー使用量が増えているため、選択の目安となるメインメモリー容量の基準は上がっています。

PC ゲームで言えば、プレイヤーが用意するのにあまり負担にならないメインメモリー容量を考慮して作られています。もし負担が大きすぎるメインメモリー容量を必要とする PC ゲームを出してしまうと、プレイヤーは手を出しにくくなってしまいます。

例えば、昔は容量 512MB や 256MB 等、容量 1GB すらないパソコンが主流の時代がありましたが、その時代に作られた PC ゲームは容量 1GB もないパソコンでも快適にプレイできるよう作られていました。今では少なくとも容量 2GB 以上あるパソコンが主流ですので、容量 2GB 以上を使用するゲームタイトルは珍しくありません。

2015年8月23日時点では、容量 8GB もあれば、たいていのゲームタイトルで容量不足になる事はありませんが、数年後には容量 8GB では多くのゲームタイトルで容量不足になるかもしれません。

ゲームタイトルの推奨スペックを参考に

少なくとも容量 8GB 以上を選べば、たいていのゲームタイトルで容量不足になる心配はありませんが、自分がプレイしたいゲームタイトルの推奨スペックを見て、必要なメインメモリー容量を確認しておくと良いです。

その必要なメインメモリー容量を超えるように選ぶのはもちろんですが、余裕を持って選ぶのが重要です。その理由は、推奨スペックでは、PC ゲーム以外のソフトウェアが使用するメインメモリー容量を考慮していないからです。

パソコンを使用するのであれば、セキュリティソフトウェアをはじめとする幾つかのソフトウェアが常駐して起動しており、メインメモリー容量を結構使用しています。そのため、PC ゲームの推奨スペックが示すメインメモリー容量では、他のソフトウェアが使用するメインメモリー容量によって容量が不足となり、PC ゲームを快適にプレイできないといった問題が発生するリスクが高くなります。

容量 4GB 以上の利用には、64 ビット版の OS が必要

容量 4GB 以上のメインメモリー容量を利用するには、64 ビット版の OS が必要です。32 ビット版の OS だと、4GB までしか利用できません。(実際は、3 〜 3.5 GB)

32 ビット版の OS 搭載モデルであれば、まず容量 4GB までしか搭載されていませんが、BTO カスタマイズで容量を増やしても 4GB までしか利用できません。

標準搭載で既に容量 4GB 以上であれば、64 ビット版の OS が搭載されているはずですが、念のために確認しておくと良いです。また、BTO カスタマイズで容量 4GB 以上にする場合は、64 ビット版の OS かどうか確認しおくと良いです。

メインメモリーの規格の選び方

主なメインメモリー規格一覧

メインメモリーは、主に CPU とデータをやり取りします。データのやり取りが高速に行えるほど性能が高いと言え、性能の高さを判断する目安になるのがメインメモリーの規格です。

以下は、最新のパソコンに搭載されているメインメモリーに見られるメインメモリーの規格一覧です。まずメモリー規格で大別され、さらにモジュール規格(チップ規格)で分かれます。下の方に行くにつれて性能が高く最新の規格となります。

メモリー規格 モジュール規格
(チップ規格)
動作クロック
周波数
(FSB)
データ
転送速度
DDR3 SDRAM PC3-6400 (DDR3-800) 800MHz 6.4GB/s
PC3-8500 (DDR3-1066) 1066MHz 8.5GB/s
PC3-10600 (DDR3-1333) 1333MHz 10.67GB/s
PC3-12800 (DDR3-1600) 1600MHz 12.8GB/s
PC3-14400 (DDR3-1800) 1800MHz 14.4GB/s
PC3-14900 (DDR3-1866) 1866MHz 14.9GB/s
PC3-16000 (DDR3-2000) 2000MHz 16GB/s
PC3-17000 (DDR3-2133) 2133MHz 17.06GB/s
PC3-19200 (DDR3-2400) 2400MHz 19.2GB/s
PC3-21300 (DDR3-2666) 2666MHz 21.3GB/s
DDR4 SDRAM PC4-17000(DDR4-2133) 2133MHz 17.06GB/s
PC4-19200(DDR4-2400) 2400MHz 19.2GB/s
PC4-21300(DDR4-2666) 2666MHz 21.3GB/s

メインメモリーの規格について、気にせずに選んでも問題ない

PC ゲームのプレイに使用するなら、メインメモリーの性能が高い方が良いですが、最新のパソコンであれば、新しい規格の中で価格と性能のバランスがとれた普及している規格のメインメモリーを搭載しているため、たいていのモデルでは搭載しているメインメモリーの規格が同じです。

モデルを比較するとモジュール規格(チップ規格)が異なるのが見られ、データ転送速度の差が結構大きいですが、実際にパソコンを使用した場合に生じる性能差は、体感するのが難しいほどです。

そのため、メインメモリーの規格について気にせずに選んでも問題ありません。また、BTO カスタマイズで性能が高い方の規格のメインメモリーへ変更できるモデルもありますが、変更する必要性は低いです。予算に余裕があれば変更しておくと良いですが、その前に CPU やグラフィックス等、他の PC パーツの性能向上のために予算をかけた方が良いです。

マルチチャンネルの選び方

主なマルチチャンネルの種類

マルチチャンネルは、複数のメインメモリーを使用してデータ転送速度を向上させる技術です。マルチチャンネルを利用せずに動作させる場合は、シングルチャンネルと呼びます。

マルチチャンネルには、使用するメインメモリー枚数に応じて以下の種類があります。

種類 特徴
デュアルチャンネル ・2枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が2倍になる
トリプルチャンネル ・3枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が3倍になる
クアッドチャンネル ・4枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が4倍になる

CPU 統合ビデオチップ使用ならデュアルチャンネルがおすすめ

メインメモリーに対しデータ読み書きが大量に発生し、シングルチャンネルではデータ転送速度が不足するなら、マルチチャンネルを選ぶ必要性が高くなります。

ビデオカード搭載デスクトップパソコンや、専用ビデオチップが実装されたマザーボード搭載デスクトップパソコンには、専用のビデオメモリーが存在し、メインメモリーに対してグラフィックス処理関連のデータの読み書きが大量に発生しないため、マルチチャンネルを選ぶ必要性は低いです。

しかし、CPU 統合ビデオチップを使用するデスクトップパソコンでは、メインメモリーの一部をビデオメモリーとして使用しますが、PC ゲームをプレイするとメインメモリーに対してグラフィックス処理関連のデータの読み書きが大量に発生するため、マルチチャンネルを選ぶ必要性が高くなります。

マルチチャンネルを選ぶなら、2015年8月26日時点では選べるのは実質デュアルチャンネルのみです。その理由は、デスクトップパソコン用 CPU やマザーボードには、トリプルチャンネルやクアッドチャンネルに対応している製品が少ないからです。


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