パソコンの選び方と買い方

ストレージ - ゲームパソコンの選び方

最終更新日 2017年04月11日

PC ゲームの起動時間やロード時間の短縮効果が望める SSD がおすすめ

パソコンのストレージには、多くのモデルに HDD(ハードディスクドライブ)が搭載されていますが、SSD(ソリッドステートドライブ)を搭載するモデルが増えてきています。

SSD には、HDD のような大容量化が難しい、容量あたりの価格が高いといったデメリットがあり、なかなか HDD の代わりとして普及しませんでしたが、最近は徐々にデメリットを克服し、SSD を搭載するパソコンが増えています。

パソコン購入者にとっては、SSD は HDD と比べると容量あたりの価格が高いのが最大のデメリットとなってきますが、データの読み込み、書き込み速度が速いというメリットがあり、このメリットが PC ゲームのプレイで活きてきます。

特に大量のデータの読み込み処理が発生する時にデータの読み込み速度の速さが有効に働き、PC ゲームの起動時間やロード時間の短縮につながります。

ただし、PC ゲームによっては HDD と SSD で比べると、起動時間やロード時間にあまり差が出ない場合があります。例えば、オンラインゲームでサーバーとのやり取りが発生して、その待ち時間によって起動時間やロード時間の長さがほぼ決まってくる場合に当てはまります。

PC ゲームに限らず、Windows の起動時間はもちろん他のソフトウェアの処理時間もかなりの短縮効果が望めますので、同じ容量で比べると、まだまだ HDD より高くなりますが、快適なパソコン環境を得たいのであれば、SSD 搭載パソコンを選ぶのがおすすめです。

PC ゲーム用にパソコンを選ぶなら、ストレージよりも CPU やビデオチップを優先して予算をかける

PC ゲームの起動時間やロード時間を短くすることは、PC ゲームを快適にプレイするために重要です。

SSD を選ぶ場合は、容量あたりの価格が高いため十分な予算が必要です。予算が不足する場合、他の PC パーツ、特に PC ゲームにとって重要な CPU やビデオチップにかける予算を削ってまで、SSD を選ばない方が良いです。

SSD 搭載でデータの読み書き速度が速くても、CPU やビデオチップの性能が不足すれば、PC ゲームを快適にプレイできません。特に CPU やビデオチップの性能が不足しないように選び、それでも予算に余裕があれば SSD を選ぶと良いです。

HDD と SSD 両者搭載にすれば予算を抑えられる

複数のストレージを搭載できないタイプのパソコンにはありませんが、複数のストレージを搭載可能なタイプのパソコンには、HDD と SSD の両者を搭載するパソコンがあります。また、BTO カスタマイズで HDD と SSD の両者を搭載するように変更できるパソコンもあります。

SSD を選びたいけど予算が厳しくなる場合、HDD と SSD 両者搭載パソコンを選ぶ方法があります。十分なストレージ容量を持ち SSD の高いパフォーマンスを PC ゲームで発揮させたい場合は、HDD と SSD 両者を搭載するパソコンがおすすめです。

大容量 HDD と小容量 SSD が搭載されていれば、SSD の容量の小ささを HDD でカバーするためストレージ全体としては十分な容量があります。容量あたりの価格が高い SSD の容量が小さいため価格の上昇を抑えられます。

容量あたりの価格が安い HDD で大容量ストレージを実現し、データの読み書き速度が速い SSD で高いパフォーマンスを実現します。予算を抑えながら、大容量と高いパフォーマンスを両立できます。

SSD の容量が小さいため、何もかも SSD に保存すれば、すぐに SSD の容量が一杯になりますが、SSD には PC ゲームをインストールしておき、PC ゲーム以外の動画や画像ファイル等のデータは HDD に保存しておけば、SSD にて容量不足が起こりにくいです。

HDD に保存されたデータに関しては、SSD のデータ読み書き速度の速さを活かせませんが、PC ゲーム関連のデータは SSD に保存されていますので、PC ゲームの起動時間やロード時間の短縮につながります。

HDD ・容量あたりの価格が安いため、予算を抑えられます。
SSD ・PC ゲームの起動時間やロード時間の短縮につながります。
・容量あたりの価格が高いため、十分な予算が必要です。
HDD + SSD ・PC ゲームの起動時間やロード時間の短縮につながります。
・HDD のみよりは予算が高くなりますが、SSD のみよりは予算を抑えられます。
(※)予算についてはストレージ全体の容量が同じ場合

ストレージ容量の選び方

低価格化と大容量化が進んだハードディスク

PC ゲームは種類によってはインストールの際、結構ストレージの容量を使用します。特に多くの PC ゲームをインストールしたい場合は、ストレージの容量に余裕を持たせたいです。

ハードディスクであれば、大容量化と低価格化が進んだため、最安値のパソコンでも十分な容量のハードディスクが搭載されていますので、PC ゲーム以外の使用用途がほとんど無ければ、ハードディスク容量が足りなくなって困る事はありません。

PC ゲームの録画等、ハードディスク容量を多く必要とする別の使用用途がある場合は、ハードディスク容量を重視して選ぶ必要がありますが、増設可能であれば内蔵ハードディスクを購入する、もしくは外付けハードディスクを別途で購入する事で容易にハードディスク容量を増やせますので、もしハードディスク容量が足りなくなっても後に対応できます。

容量あたりの価格が高い SSD

SSD は、ハードディスクと比べると容量あたりの価格が高いです。そのため、十分な容量の SSD を搭載するモデルだと価格が高くなりますので注意が必要です。SSD 搭載でストレージ分の価格を抑えたモデルだと、容量 128GB がよく見られますが、多くの PC ゲームのインストールや他の使用用途で使う容量も考えると、やや不安となる容量です。

BTO カスタマイズに対応していて予算に余裕があれば、容量アップしておくと良いです。容量 256GB 以上は欲しいところです。予算が厳しくなるなら、ハードディスク搭載モデルか、ハードディスクと SSD を搭載するモデルを選ぶと良いです。

接続方式の選び方

転送速度が速い接続方式が望ましい

PC ゲームによりますが、PC ゲームの起動時間やロード時間等を短縮するためには、ストレージからデータを読み込んだり、ストレージへ書き込んだりする時間の短縮が必要です。ストレージは、マザーボードと接続しますが、接続の方式によってデータ転送速度が変わります。ストレージ自体の読み込み、書き込み速度が速くても、データ転送速度が不足するとデータのやり取りに時間がかかりパフォーマンスが落ちます。

データ転送速度が速いほど、ストレージのデータ読み書き速度が向上し、時間短縮につながりますので接続方式を確認しておきたいですが、新しいパソコンであれば、どのモデルも新しい接続方式を採用していますので、念のために確認しておくで十分です。

以下は、主な接続方式です。

ANSI規格名 通称 転送速度
Serial ATA 1.5 Gbps Ultra SATA/1500 150MB/s
Serial ATA 3.0 Gbps Ultra SATA/3000 300MB/s
Serial ATA 6.0 Gbps Ultra SATA/6000 600MB/s

接続方式の規格名として、上記の ANSI 規格名や通称とは別の呼び方が使われる場合があります。以下は、他によく使われる呼び方の一覧です。さらに別の呼び方が使われる場合もありますが、大体 ANSI 規格名との対応がしやすい名前になっています。

ANSI規格名 よく使われる呼び方
Serial ATA 1.5 Gbps Serial ATA
S-ATA
Serial ATA 150
Serial ATA 3.0 Gbps Serial ATA II
S-ATA2
Serial ATA 300
Serial ATA 6.0 Gbps Serial ATA III
S-ATA3
Serial ATA 600

新しいパソコンであれば、接続方式は Serial ATA 3.0 Gbps か Serial ATA 6.0 Gbps のどちらかとなっているのがよく見られますが、ハードディスクであれば、それぞれの接続方式での読み込み速度や書き込み速度に大きな差は発生せず、PC ゲームによっては起動時間やロード時間等の差を体感するのが難しいくらいです。

その理由として、接続方式の進化によりデータ転送速度はかなり向上しましたので、上記の新しい接続方式であれば、ハードディスクの構造上、向上したデータ転送速度を活かすのが難しいという事があります。

SSD の方が接続方式の重要度が高い

SSD は、メリットの一つとしてデータの読み書き速度が速い事があります。最新の接続方式のデータ転送速度を活かせるほどデータの読み書き速度が速いですので、接続方式は Serial ATA 6.0 Gbps であるのが望ましいです。


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