アドバンスト・スマート・キャッシュとは?

最終更新日 2019年10月11日

アドバンスト・スマート・キャッシュとは何か

アドバンスト・スマート・キャッシュとは、CPU のキャッシュメモリーを複数のコアで共有し、CPU の性能を向上させる技術です。インテル社が開発した技術です。

以下は、コアが2つありますが、L2キャッシュメモリーを共有しない CPU のイメージです。アドバンスト・スマート・キャッシュに対応していない CPU です。コア1用のL2キャッシュメモリーとコア2用のL2キャッシュメモリーがあります。

コア1 コア2
L2キャッシュメモリー L2キャッシュメモリー

以下は、コアが2つあり、L2キャッシュメモリーを共有する CPU のイメージです。アドバンスト・スマート・キャッシュに対応している CPU です。

コア1 コア2
L2キャッシュメモリー

L2キャッシュメモリーの総容量を 2MB とすると、アドバンスト・スマート・キャッシュに対応していない CPU の場合は、それぞれのコアが利用できるL2キャッシュメモリーの容量は 1MB です。

アドバンスト・スマート・キャッシュに対応している CPU の場合は、片方のコアが利用するL2キャッシュメモリー容量が 1MB より小さく空いているなら、もう片方のコアが利用できるL2キャッシュメモリー容量は 1MB より大きくなります。

片方のコアがL2キャッシュメモリー容量を全く利用しないなら、もう片方のコアはL2キャッシュメモリー全容量を利用することもできます。

このようにL2キャッシュメモリー容量を共有しコア同士で融通し合うように利用することを、ダイナミック・キャッシュ・アロケーションと呼びます。

各コアで必要とするL2キャッシュメモリー次第では、アドバンスト・スマート・キャッシュに対応していない場合と比べてコアが利用できるL2キャッシュメモリー容量が大きくなり、CPU の性能が向上します。

アドバンスト・スマート・キャッシュに対応していない場合、各コア用のL2キャッシュメモリーは独立していますが、各L2キャッシュメモリーに同じデータを保持しているなら、一方のデータが更新されたら、もう片方のデータも更新しなければなりません。

もし片方のみ更新するなら、更新後のデータと更新前のデータが混在し、データの一貫性を保てなくなります。

アドバンスト・スマート・キャッシュに対応している場合、各コアはL2キャッシュメモリーを共有しています。データも共有していますので、データを更新したら、データの一貫性を保つためのデータ更新処理は必要はありません。

データの一貫性を保つための処理がなくなるので処理の効率が上がり CPU の性能が向上します。

ここでは、コア2つ、L2キャッシュメモリーを共有する CPU を例にあげましたが、CPU によってコア数や共有するキャッシュメモリーの階層は違います。例えば、コア数4つ、L3キャッシュメモリーを共有する CPU 等があります。


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