ゲーミングパソコンの選び方

最終更新日 2021年08月18日

パソコンの種類

デスクトップパソコンの種類

ゲームをプレイできるパソコンであればどの種類でもよいですが、デスクトップパソコンのタワー型を推奨します。

デスクトップパソコンの種類には、タワー型以外に省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型、一体型がありますが、最もゲームに適しているのはタワー型です。

原則的にはゲームに高性能パソコンが必要であり、タワー型であればコストパフォーマンスが高いので価格を抑えられます。

ゲームをプレイするとCPUやGPUに高い負荷がかかり発熱が大きくなるので冷却性能が重要ですが、タワー型は内部スペースが広いのでエアフローがよく、放熱性が高く冷却性能が高いです。

ゲームでは特にGPUが重要ですが、購入後にビデオカードを交換することでGPUの性能をアップできます。

タワー型は内部スペースが広いので搭載可能なビデオカードのサイズ制限が小さく、交換作業をしやすいです。

全体的にゲームを見ると、技術進歩によって要求する性能が高くなっていき、ゲーミングパソコンの性能が変わらないと相対的には性能が低下します。

ゲーミングパソコンで最も早く性能が足りなくなりやすいのがGPUの性能であり、ビデオカードを使用するパソコンであれば交換や増設をしてGPUの性能を上げやすく、長い年数が経っても使用できます。

これもビデオカードの交換や増設をしやすいデスクトップパソコンのタワー型を推奨する理由です。

省スペース型、キューブ型

省スペース型、キューブ型でも、一部の製品ではサイズが大きい高性能ビデオカードを搭載できます。

省スペース型では一部の製品が内部構造を工夫し、ビデオカードが直立する向きになるように搭載しています。

キューブ型では本体サイズが製品によって大きく違い、本体サイズが大きい製品が搭載しています。

省スペース型、キューブ型を選ぶと設置スペースを抑えられますが、タワー型と比べてあまり変わりません。

設置スペースを抑えたい場合、ノートパソコンを選ぶとよいです。

コンパクト型、スティック型

コンパクト型、スティック型は、サイズが小さいいので内部スペースが狭く放熱性が低く、高性能CPUと高性能GPUを搭載できませんのでゲームに適していません。

一体型

一体型はモバイルパソコン向けの高性能GPUを搭載でき、それを搭載する製品には高いグラフィックス性能がありますのでゲームに適しています。

パソコン本体とディスプレイが一体になっている一体型を選べば設置スペースを抑えられますが、選ぶか検討する場合はディスプレイを考慮するとよいです。

一般的にゲームはグラフィックス演出に凝っており、美しい景色や迫力ある映像を楽しむためにはディスプレイの質も重要です。

パソコン本体だけでも高価なのでディスプレイにまでお金をかけるのは大変ですが、価格が高くてもできるだけ質が高いディスプレイを使用するのが望ましいです。

一般的に一体型のディスプレイは比較的質が低く価格が安いものなので、ゲームに適していません。

一体型でもゲームに適するほど質が高いディスプレイも見られ、その場合は長く使用していきたいものですが、買い替える場合はパソコン本体と一体のディスプレイも買い替えとなります。

まだまだディスプレイが使えるのに買い替えとなる可能性が高いので、一体型以外の種類のデスクトップパソコンと外付けディスプレイをそろえるのがよいです。

外付けディスプレイであれば、他のパソコンや家庭用ゲーム機等とも接続して使用でき便利です。

最高クラスのグラフィックス性能を実現可能な種類

ビデオカードはグラフィックス性能が高いほどサイズが大きく、最高クラスのグラフィックス性能を持つビデオカードだとタワー型のみ搭載可能です。

厳密にはタワー型以外でもギリギリ搭載できる場合がありますが、タワー型以外だと内部スペースが狭く放熱性が低いので、ビデオカードに限らずCPUの温度が上昇し動作が遅くなったり、様々なPCパーツが高温によって劣化が進み寿命が短くなります。

SLIやCrossFireXを利用し複数枚のビデオカードを搭載すると高いグラフィックス性能を実現できますが、タワー型以外では複数のビデオカードの搭載が難しいです。

最高クラスのグラフィックス性能を求めるなら、選択肢はタワー型のみです。

ゲーミングノートパソコン

ゲーミング据え置きノートパソコン

据え置きノートパソコンの目安は画面サイズが15インチ型以上、モバイルノートパソコンの目安は画面サイズが14インチ型以下です。

ゲームでは発熱量が大きい高性能CPUと高性能GPUが必要となり、これらを搭載可能な内部スペースが広く冷却性能が高い据え置きノートパソコンがゲームに適しています。

ゲーミングモバイルノートパソコン

ゲームに適したノートパソコンの中では少数派ですが、モバイルノートパソコンにも高性能CPUと高性能GPUを搭載する製品があります。

一般的なモバイルノートパソコンと比べたら高さ(厚み)があり重いので持ち運びしにくいですが、できるだけサイズが小さくて軽くゲームに適するほど高性能ノートパソコンが必要な場合は選ぶとよいです。

一般的なモバイルノートパソコン

一般的なモバイルノートパソコンは薄くて軽いですが、内部スペースが狭く放熱性が悪いため、発熱量を抑えた低性能CPUを搭載しており、高性能GPUを搭載できず、CPU内蔵GPUがグラフィックス処理を行います。

技術進歩によりCPUの性能が随分と底上げされましたので、発熱量を抑えた低性能CPUでも様々な用途で快適に使えますが、ゲームに適するほどではありません。

CPU内蔵GPUも技術進歩によって随分とグラフィックス性能が向上しましたが、ゲームに適するほどではありません。

負荷が小さいゲームタイトルであれば、一般的なモバイルノートパソコンでも快適にプレイできますが、負荷が大きいゲームタイトルだと厳しいです。

ゲームの推奨スペック

ゲームを快適にプレイできる性能があるパソコンを選ぶ必要がありますが、ゲームのパッケージや公式サイト等に記載されている推奨スペック(推奨動作環境)が参考になります。

推奨スペックはパソコンに求める性能ですが、ゲームをプレイするのに支障がない最低限必要な性能の場合があります。

多くのゲームはパソコンの性能に合わせて動作し、性能によってゲームの動き方が違う場合があります。

例えば、3Dグラフィックスの場合は遠くの景色まで表示できるとリアルで臨場感が違いますが、推奨スペック程度の性能があるパソコンと、それを上回る性能があるパソコンとで比べると、後者の方が遠くの景色まで表示できる場合があります。

ゲームよっては、プレイ中に処理が重くなり一時的に止まる場合があっても、動作するスペックであれば問題ないとして決めたような推奨スペックにしている場合もあります。

ゲームによっては、推奨スペックを下回る性能でも快適にプレイできる場合もありますので、ゲームによって推奨スペックの基準が違います。

ゲームを快適にプレイできるためには推奨スペック以上の性能が必要な場合が多いので、推奨スペックを上回る性能を持つパソコンを選ぶとよいです。

ゲームに専用のベンチマークソフトウェアがある場合、そのベンチマークスコアを参考にするとよく、ゲーム関連のウェブサイト、書籍が掲載しています。

CPU

CPUの選択とGPUの選択

GPUはCPUの性能が不足すると本来のグラフィックス性能を発揮できず、GPUの性能が高いほど必要なCPUの性能が高いので、選んだGPUの性能を考慮して適切なCPUを選ぶ必要があります。

CPUを選んでも後に選択したGPUにとってCPUの性能が不足するとわかればCPUを選び直す必要がありますので、まずはGPUを選ぶとよいです。

BTOカスタマイズでCPU、GPUの変更なし

パソコンは搭載GPUの足を引っ張らないように適切な性能を持つCPUを搭載しています。

GPUが発揮するグラフィックス性能に支障をきたすほど性能が低いCPUを搭載するパソコンはまず見られません。

GPUを選んだらCPUについては特に気にしなくても問題ありませんが、CPUの性能に特化したパソコンではGPUにとっては必要以上に性能が高いCPUを搭載するパソコンもあります。

CPUの性能に余裕が出ますのでよいですが、予算を抑えて購入するならよくありません

必要以上に高い性能を持つCPUか判断するために、同じGPUを搭載する他のパソコンと比べてみるとよいです。

BTOカスタマイズでCPU、GPUの変更あり

BTOカスタマイズを利用し性能が低いCPUへ選び直す、または性能が高いGPUへ選び直すと、GPUが本来のグラフィックス性能を発揮できない組み合わせになる場合があります。

このような組み合わせにならないようにBTOカスタマイズの自由度を抑えているパソコンメーカーが多いですが、組み合わせが実現するほどBTOカスタマイズの自由度が高いパソコンメーカーもあります。

性能が低いCPUへ変更するとCPU分の価格が下がるためパソコンの価格も下がり予算を抑えることができますが、GPUが発揮するグラフィックス性能が落ちるリスクがあることに注意が必要です。

CPUは技術進歩により性能が随分と向上したこともあり、CPUの性能に結構余裕があるため多少はCPUの性能を下げる方へBTOカスタマイズしても問題ありませんが、どこまで下げても大丈夫なのか判断するのが難しいです。

予算が厳しい理由がなければ、性能が低いCPUに変更しないのが無難です。

他の用途を考慮してCPUの性能に特化するなら、さらに性能が高いCPUを選ぶとよいです。

例えば、ゲームのプレイをしながら録画やストリーミング配信する等、ゲームの他に高性能CPUを必要とする作業に同時使用する場合、性能が高いCPUに変更するとよいです。

CPUメーカー

CPUのメーカーにはインテルとAMDがあります。

昔はインテルが圧倒的なシェアを獲得しており、インテルが高性能CPUに強かったのでゲームのためにCPUを選ぶなら実質インテルのみでした。

様々なゲームタイトルの推奨スペックのCPUを見ると、インテルのCPUのみ記載されている場合が多かったほどです。

そのような時代でもAMDのCPUだとゲームのプレイに支障をきたすわけではなく、必要な性能があればAMDのCPUでもゲームを正常にプレイできます。

今ではAMDもシェアが大きく高性能CPUに強く、選ぶCPUのメーカーはインテルとAMDどちらでもよいです。

クロック

高性能CPUが必要であり、コア数とクロックどちらも重要ですが、どちらかと言うとゲームではクロックが重要です。

あらゆるソフトウェアがコア数が多いCPUを活用して処理速度が向上しておりゲームも同じですが、ゲームではコア数が多いCPUを活用できるように開発するのが難しく、クロックの高さが重要です。

コア数が少なすぎるのは問題なので、ある程度のコア数がありクロックが高いCPUがよいです。

高い負荷がかかるとクロックを上げる機能があるCPUを選ぶとよいです。

クロックが重要と言っても、オーバークロックまでする必要がありません。

オーバークロックしなくてもオーバークロック可能なCPUは高クロックに強く、高い負荷が長時間かかっても動作が不安定になる心配がほとんどなく、熱に対する耐久性が高く寿命が長いので、ゲームでの使用に相応しいです。

と言ってもオーバークロックできないCPUでも十分ですので、オーバークロック可能なCPUを選ぶ必要性が低いです。

コア数

コア数が多いCPUだと64コア、32コア等があり、一般的にはゲームにとってはコアが多すぎなので選ばなくてもよいです。

コア数が多いほどクロックが低い傾向がありますが、それでもゲームに適するほどクロックが高いので、選ぶとしても問題ありません。

ゲームと同時に行う処理によっては選ぶ価値があり、例えばゲームの録画やストリーミング配信です。

これらの処理はCPUに高い負荷がかかりますので、コア数が多いCPUがあるとよいです。

一般的にはNVIDIAのNVENCやAMDのRadeon Media Engineを利用しGPUが処理を行えばよく、CPUに高い負荷がかかりませんのでコア数が少ないCPUでも大丈夫です。

コア数が多いCPUが処理を行えば、GPUにかかる負荷を減らせ、GPUはゲームの処理に専念できます。

ちなみに、NVENCやRadeon Media Engineを利用するには、GPUに限らずソフトウェアも対応している必要があります。

例えば、ゲームの録画やストリーミング配信によく利用されるソフトウェアのOBS Studioは、NVENCやRadeon Media Engineに対応しており、CPUに処理させることも可能です。

ベンチマーク

CPUの仕様で性能比較が難しいので、性能比較するならベンチマークスコアを参考にするとよいです。

以下のリンク先では、PassMarkのベンチマークスコアを基にして性能が高い順にしてCPUを並べています。

ゲームのためにデスクトップパソコン向けCPUを搭載するパソコンを選ぶ人が多いと思われますが、そうではなければモバイルパソコン向けCPUのベンチマークスコアを参考にします。

CPUクーラー

サードパーティー

ゲームではCPUに高い負荷がかかり発熱が大きくなりますので、冷却性能が高いサードパーティーがよいですが、リテールクーラーでも十分ですので無理に選ぶ必要はありません。

ゲーム以外の音が気にならないように静音性が高いサードパーティーがよいですが、リテールクーラーと比べて大きく違うわけではありませんので無理に選ぶ必要はなく、少しでもCPUクーラーの騒音レベルを抑えたい場合は選ぶとよいです。

水冷式

サードパーティーを選ぶ場合は水冷式CPUクーラーが選択肢に入りますが、空冷式よりも優れているとは一概には言えない物なので空冷式でよいです。

GPU

CPU内蔵GPU、dGPU

GPUには大まかに分けるとCPU内蔵GPU、dGPUがあり、原則的にはdGPUを選ぶとよいです。

どちらも性能が製品によって違いますが、一般的にはdGPUはCPU内蔵GPUより性能が高くゲームに適しています。

自分がプレイするゲームタイトルがCPU内蔵GPUの性能でも十分であれば、CPU内蔵GPUでもよいです。

dGPUメーカー

dGPUのメーカーにはNVIDIAとAMDがあります。

ゲームにとって性能の高さが十分であれば、どちらのメーカーでもよいです。

GeForce、Radeon

NVIDIAとAMDどちらにも様々なブランド名がありますが、NVIDIAのGeForce、AMDのRadeonがゲームに適しています。

一般論としてゲームではRadeonよりもGeForceがよいという情報が見られます。

特定のゲームタイトルであればGeForceがよい場合がありますが(Radeonがよい場合もある)、一般的にGeForceがよいと言える根拠がありません。

GeForceとRadeonどちらを選んでもよいです。

ゲームタイトルによっては一方を推奨している場合があり、その場合は推奨の方を選ぶのが無難です。

推奨はしていない方でも問題なくプレイできる可能性が非常に高いですが、推奨している方であれば徹底的に動作検証しているはずなので、正常にプレイできない問題が起きる可能性が無きに等しいです。

Quadro、FirePro

NVIDIAのブランドにはQuadro、AMDのブランドにはFireProもあり、これらは動画・画像編集向けです。

ゲームにとって性能が十分であれば快適にプレイできますが、本来の性能を発揮せずコストに見合った性能が出ません。

QuadroやFireProの方が合うゲームタイトルもありますが、例外的です。

そのようなゲームタイトルだけにパソコンを使用する場合はQuadroやFireProを選ぶとよいです。

性能

ゲームではフレームレートが重要です。

GPUの性能が高いほど、ゲームの解像度や画質を高く設定してもフレームレートが高いです。

4K(QFHD)(3,840×2,160)、高画質に設定し、フレームレートが120fps出ることを基準にする等、高解像度かつ高画質設定で高フレームレートでゲームをプレイできるように高性能GPUを選ぶとなると、性能が高いほど価格が高いので予算が厳しくなる場合があります。

予算が厳しい場合は、GPUの性能が低くてもフレームレートを維持するために、ゲームの解像度や画質を低く設定することを前提にしてGPUを選ぶとよいです。

ゲームタイトルや人によりますが、フレームレートが60fpsもあれば十分滑らかに見えますので、60fpsあるとよいです。

多くの人がリフレッシュレートが60Hzのディスプレイを使用すると思われますので、これも60fpsあれば十分な理由です。

ゲームの解像度設定は、多くの人にとってFHD(1,920×1,080)もあれば十分と思われます。

ゲームの画質設定は、多くの人にとって標準画質で十分と思われます。

FHD(1,920×1,080)、標準画質に設定し、フレームレートが60fps出ることを基準にしてGPUを選ぶと、それほど予算が厳しくならないと思われます。

これでも予算に余裕がある場合、対応ディスプレイも必要になりますが、高解像度を重視するとよいです。

ゲームタイトルによりますが、標準より高く画質を設定してもあまり変わらず、フレームレートが60fpsより高くなってもあまり変わりません。

解像度についてもゲームタイトルによりますが、FHD(1,920×1,080)より高くなるとかなり変わります。

かなり変わるとしてもゲームタイトルによってはユーザーインターフェースや文字のサイズが調整できず小さくなってしまう等、プレイしにくい場合もあります。

ゲームのベンチマーク

GPUもCPUと同じようにコア数やクロック周波数等により性能が決まってきますが、これらの仕様で性能比較が難しいです。

そのせいかGPUの性能が重要なゲームパソコンでも、GPUの仕様がほとんど記載されていない場合が多いです。

ベンチマークスコアを参考にすると性能比較しやすく、特にゲームのベンチマークスコアが参考になります。

多くのゲームタイトルには専用ベンチマークソフトウェアがあり、どのGPUが快適にプレイできる性能があるのかわかります。

よほどマイナーなゲームタイトルでなければ、ゲーム専用ベンチマークスコアが様々なウェブサイトが掲載しており、どのGPUを選べば快適にプレイできるのか簡単にわかります。

SLI、CrossFireX

NVIDIAのSLIやAMDのCrossFireXと呼ぶ技術を利用すると、複数のGPUを組み合わせて動作可能です。

SLIやCrossFireXに対応しているゲームタイトルだと性能が向上しますが、GPUの数が〜になると性能が〜倍になるわけではありません。

例えば、GPUが2つだと性能が2倍になりそうですが、実際はよくて1.5倍程度であり、どのくらい性能が向上するのかはゲームタイトルによって違います。

SLIやCrossFireXに非対応のゲームタイトルだと、GPUが複数あっても1つのGPUの性能と同じか、それよりも1割くらい性能が低下する場合があり、さらに正常にプレイできないトラブルが発生する場合もあります。

技術進歩によりGPUの性能が向上しているため、原則的にはGPUが1つあれば十分でありSLIやCrossFireXが不要です。

ゲームタイトルによっては解像度や画質を最も負荷がかかる設定にすると、複数のGPUでSLIやCrossFireXによる性能向上が必要なので、その場合は選ぶとよいです。

例えば、解像度4K(QFHD)(3,840×2,160)でプレイしたい、120fps等の高フレームレートでプレイしたい、画質設定を最高画質にしてプレイしたい等、GPUに高い負荷がかかるが最高クラスの性能を持つGPUでも1つでは足りない場合です。

メインメモリー

重要な仕様

CPUとGPUの性能がゲームを快適にプレイできる基準を満たしていても、メインメモリー容量が不足すると快適にプレイできませんので、容量が重要です。

メインメモリーの主な仕様には、容量以外に種類、規格、マルチチャンネルがありますが、原則的には容量のみ確認でよいです。

規格、マルチチャンネルもゲームを快適にプレイできるかどうかに影響しますが、その影響が小さいです。

CPU内蔵GPUを使用する場合、規格、マルチチャンネルも無視できないほど影響します。

規格は選択肢が実質ありませんので、CPU内蔵GPUを使用する場合、マルチチャンネルを確認して選ぶとよいです。

容量

ゲームタイトルによって必要なメインメモリー容量が違いますが、一般的には16GBが選択の目安です。

ゲームのみに使用する場合は余裕がある容量ですが、ゲームのプレイ中に録画やストリーミング配信をする、録画した動画を編集する等、他の作業を同時に行っても容量不足になるリスクを抑えられます。

一般的に動画・画像を編集するソフトウェアはメインメモリーの使用量が大きいので、この用途にも使用する場合は容量が大きいとよいです。

ゲームのみに使用する場合であっても、容量に余裕があると役立つ可能性があります。

某ゲームタイトルをプレイしているとメインメモリーの使用量が少しずつ増えていったことがあり、長時間プレイすると容量不足でゲームが異常終了しました。

後に某ゲームタイトルの公式サイトにてメインメモリーの使用量が増え続けるバグがあると発表があり、バグの修正には1週間程度かかりました。

バグの修正が完了するまでは、メインメモリーの容量に余裕がないパソコンだと最悪1時間も経っていない場合でも異常終了することがありました。

このようなトラブルは珍しいですが、絶対に起きないわけではありません。

もし起きても容量に余裕があればゲームが異常終了するまでの時間を遅らせることができます。

選択の目安となる容量の基準が上がっていく

選択の目安となる容量の基準が昔と比べたら大きいですが、メインメモリーの低価格化と大容量化が進むとともにゲームに限らずOSやソフトウェアのメインメモリー使用量が増えているためです。

ゲームに限って言えばユーザーが用意するのにあまり負担にならない容量を考慮して作られており、もし負担が大きすぎる容量を必要とするゲームを出してしまうとユーザーが遊びにくいです。

昔は256MB、512MB等、1GBすらないパソコンが主流の時代がありましたが、その時代に作られたゲームはそれでも快適にプレイできるよう作られていました。

今では1GB程度だと多くのゲームタイトルが快適にプレイできません。

ゲームタイトルの推奨スペックの容量

自分がプレイするゲームタイトルの推奨スペックを見て、必要な容量を確認して選ぶ方法があります。

この選び方でもよいですが、余裕を持たせて選ぶとよいです。

ゲームタイトルによりますが、推奨スペックではゲーム以外のソフトウェアが使用する容量を考慮していないためです。

パソコンを使用する場合、セキュリティソフトウェア等、幾つかのソフトウェアが常駐し起動しており、ある程度の容量を使用します。

ゲームの推奨スペックが示す容量では、他のソフトウェアが使用する容量によって容量不足になり、ゲームを快適にプレイできない可能性があります。

マルチチャンネル

dGPUを使用するパソコンではdGPU専用のVRAMを使用し、ゲームでメインメモリーに対しデータの読み書きが大量に発生しないため、マルチチャンネルを選ぶ必要性が低いです。

多くのゲームタイトルを快適にプレイできるほどCPU内蔵GPUの性能が向上していますが、高解像度設定や高画質設定にすると快適にプレイできなくなるゲームタイトルが多いです。

dGPUを搭載するパソコンがよいですが、自分がプレイするゲームタイトルはCPU内蔵GPUの性能で十分と判断し、dGPUを搭載しないパソコンを選ぶ場合、マルチチャンネルを選ぶとよいです。

CPU内蔵GPUではメインメモリーの一部をVRAMとして使用し、ゲームでメインメモリーに対しデータの読み書きが大量に発生しますので、マルチチャンネルによる性能向上効果が大きいです。

マルチチャンネルの種類にはデュアルチャンネル、トリプルチャンネル、クアッドチャンネルがあり、後者ほどデータ転送速度の向上効果が高いですが、デュアルチャンネルで十分です。

電源ユニット

容量

昔は高負荷時に動作が不安定になるほど容量ギリギリのパソコンが見られましたが、今ではまず見られません。

BTOカスタマイズで電源ユニットの容量を変更できるとしても、原則的にはその必要がありません。

BTOカスタマイズでCPUやビデオカード等を変更し消費電力が大きく増える場合、容量が大きい製品に変更するとよい場合があります。

ゲームをプレイするとCPU、GPU等に高い負荷がかかり消費電力が上がりますが、容量がギリギリだと動作が不安定になる可能性が出てくる、発熱が大きくなり劣化が進み寿命が早まる、ファンの回転数が上がり騒音が大きくなる、以上のデメリットが出てきます。

特に動作が不安定になると深刻であり、ゲームをプレイ中に突然電源が落ちたりするとまともにプレイできません。

各PCパーツの消費電力を見積もると理想的な容量がわかりますが、正確な消費電力を調べるのが大変なPCパーツが多く難しいので、似たような仕様のパソコンを参考にするとよいです。

関連記事
電源ユニットの容量

80PLUS

高性能CPUと高性能ビデオカードを使用し高負荷のゲームをプレイすると、消費電力大きく変換効率が重要なので、80PLUS認証を取得している電源ユニットを選ぶとよいです。

80PLUSのランクが高いほど変換効率が高く、予算の兼ね合いも考えると80PLUSブロンズか80PLUSシルバーが選択の目安です。

価格が高くなってもよいので変換効率を重視する場合、80 PLUSゴールド以上を選ぶとよいです。

関連記事
電源ユニットの80PLUS

ストレージ

ゲームをプレイしているとストレージ上のデータ読み込みが完了するまでの待ち時間が発生しますが、ストレージの読み込み速度が速いほど待ち時間が短くなります。

ゲームの起動時間やロード時間が短縮しますが、ゲームによってはあまり差が出ない場合があります。

例えば、オンラインゲームでサーバーとのやり取りが発生して、その待ち時間によって起動時間やロード時間の長さがほぼ決まってくる場合に当てはまります。

ゲームではストレージからのデータ読み込みが間に合わずにカクつき等の現象が発生しますが、ストレージの読み込み速度が速いと現象の発生を抑えられます。

ストレージのデータ書き込み速度が速いほど更新にかかる時間が短くなり、ゲームタイトルによって更新の頻度が違いますが、1週間に1回等、頻繁に更新があるゲームタイトルだと大きなメリットです。

ゲームを快適にプレイするにはCPU、メインメモリー、GPUが重要であり、これらと比べると重要性が低いですが、ストレージも重要なので、HDDよりもデータ読み書き速度が速いSSDを選ぶとよいです。

ゲーム以外のソフトウェア、OSでも動作速度が速くなるメリットがあり、価格が高くなってでもSSDを選ぶ価値が大きいです。

予算が厳しい場合はHDD

予算が不足する場合、他のPCパーツ、特にゲームにとって重要なCPU、GPU、メインメモリーにかける予算を削ってまでSSDを選ぶのはよくありません。

SSDでデータの読み書き速度が速くても、CPU、GPUの性能が不足したりメインメモリーの容量が不足したりすれば、ゲームを快適にプレイできません。

HDDでも十分快適にゲームをプレイできますので、予算が厳しければHDDでよいです。

デュアルストレージ(SSD+HDD)

SSDを選ぶと予算が厳しくなる場合、デュアルストレージ(小容量SSD+大容量HDD)を選ぶ方法があります。

小容量SSD搭載パソコンを選び、購入後に内蔵HDDを増設したり外付けHDDを用意する方法でもよいです。

予算を抑えながら大容量と高いパフォーマンスを両立できます。

SSDはゲームを含めたソフトウェアのインストール用とし、動画・画像ファイル等のデータをHDDに保存する使い方だと、SSDが容量不足になりにくいです。

容量

ゲームのインストールに必要な容量がゲームタイトルによって違いますが、100GB以上になるゲームタイトルもあります。

自分がプレイするゲームが必要とする容量を調べ、容量不足にならないように選ぶ必要があります。

インストールするゲームタイトルが多くなるほど必要な容量が大きくなりますが、プレイしなくなったゲームタイトルをアンインストールすると必要な容量を抑えられます。

光学ドライブ

動画や音楽コンテンツをインターネットで提供するサービスが普及し、データの移動に便利なUSBメモリーやメモリーカードが普及したため、CDやDVD等の光ディスクメディアが使われなくなってきています。

ゲームでは、昔は光ディスクメディアにインストール用ソフトウェアが入っており、パソコンが搭載する光学ドライブを使用してインストールするものでしたが、インストール用ソフトウェアをダウンロード版としてインターネットで提供する方法が普及し、ゲームでも光ディスクメディアが使われなくなってきています。

そのせいか、光学ドライブを搭載できる構造にも関わらず搭載しないパソコンが増えてきました。

ゲームに限らず他の用途でも光学ドライブが不要な場合、光学ドライブ非搭載パソコンを選んでも問題ありません。

後に必要になっても外付け光学ドライブを別途で用意して使用する方法があります。

光学ドライブが必要なら光学ドライブ搭載パソコンを選ぶ必要がありますが、光学ドライブ非搭載パソコンを選び、外付け光学ドライブを別途で用意するのもありです。

外付け光学ドライブであれば、他のパソコンにも簡単に接続して使えます。

外部インターフェース

ゲームで主に使用する周辺機器には、キーボード、マウス、コントローラー、外付けディスプレイ、スピーカー、ヘッドセット等がありますが、どのパソコンにもこれらの周辺機器が接続可能な外部インターフェースがあります。

原則的には外部インターフェースを気にせずに選んでも問題ありませんが、使用する周辺機器によっては確認して選ぶ必要があります。

USB

規格

USBの規格が新しいほど最大速度が速いです。

ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、ゲームパッドであれば、USB 2.0の最大速度で十分です。

ゲーム関連だとUSB接続の外付けSSDにゲームをインストールして使用する場合にUSBの最大速度が重要ですが、ゲームに適する高性能パソコンを選ぶと最大速度が十分速い規格に対応するUSB端子があります。

端子形状

USB端子形状の規格に新しいType-Cが登場し、Type-AからType-Cへの置き換えが進んでおり、USB端子にType-AとType-Cが混在しています。

USB変換アダプターを使用する方法がありますので、ゲームで使用する周辺機器のUSB端子形状の規格を考慮して選ぶ必要がありません。

端子数

ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、ゲームパッド、さらにはゲームとは関係ない周辺機器を同時に使用する人が多いと思われます。

パソコンのUSB端子数が足りなくても、USBハブを使用しUSB端子数を増やす方法がありますので、必要なUSB端子数に満たないパソコンを選んでもよいです。

映像出力端子

有無

ディスプレイを内蔵するパソコンでも映像出力端子があるとよいです。

映像出力端子があるとパソコンが内蔵するディスプレイに限らず、別途で用意した大画面サイズの外付けディスプレイや、画質に優れた外付けディスプレイ等と接続してゲームをプレイできます。

ゲームの映像はパソコンが内蔵するディスプレイに映せれば十分だとしても、外付けディスプレイにゲームの攻略情報等を映したり、動画を見ながらゲームをプレイしたりできます。

ディスプレイを内蔵しているデスクトップパソコンの一体型、ノートパソコンでも、多くの製品に映像出力端子がありますが、あるか確認して選ぶとよいです。

規格

映像出力端子の規格はHDMI、DisplayPortが普及しており、ゲームに限らず様々な用途でどちらも優れた規格であり、どちらがよいのか決めるのが難しいほどです。

どちらかと言えばゲームにはDisplayPortが適しており、その理由は帯域量が大きく、高解像度かつ高リフレッシュレートの映像データ転送に優れるためです。

今では技術進歩によりHDMIの帯域量が増えており、HDMIで十分であればDisplayPortが不要です。

映像入力端子

原則的にはゲームに映像入力端子が不要です。

家庭用ゲーム機の出力映像をデータとして取り込む等、用途によっては必要です。

映像入力端子搭載パソコンが無きに等しく見つからない場合は、別途でビデオキャプチャーを用意して使用するとよいです。

ビデオキャプチャーには、マザーボードの拡張スロットに挿し込み使用する製品もあれば、USBに接続して使用する製品もあります。

音声入出力端子

外付けマイクを使用する場合はマイク入力端子、ヘッドフォンを使用する場合はヘッドフォン出力端子等、使用する周辺機器によって必要な音声入出力端子が違います。

必要な音声入出力端子があるパソコンにこだわると選択肢が狭まるため、USBと音声入出力端子を変換するアダプターを使用する前提でパソコンを選ぶとよいです。

昔は外付けスピーカーとの接続には、ライン出力端子、サラウンド端子、光デジタルオーディオ出力端子、これらのどれかを使用する場合がありましたが、今では映像データに限らず音声データも出力できるHDMI出力端子やDisplayPort出力端子が普及しており、これらのどれかを使用します。

拡張インターフェース

拡張スロット

プレイしたいゲームタイトルを快適にプレイできるグラフィックス性能を持つゲームパソコンを選んでおけば、グラフィックス性能が不足しません。

後にアップデートされ必要なグラフィックス性能が高くなる、新たにプレイしたくなったゲームタイトルを快適にプレイするためにはグラフィックス性能が足りない等、グラフィックス性能が不足する可能性があります。

このような可能性を考慮してビデオカードの交換や増設をできるようにしておきたい場合、拡張スロットを確認して選ぶ必要があります。

規格

ビデオカードで必要になる拡張スロットの規格は、PCI Expressです。

ビデオカードを交換できるようにする場合、空いているかどうか関係なくPCI Expressが1つあれば十分です。

ビデオカードなしの状態から増設できるようにする場合、空いているPCI Expressが1つ必要です。

ビデオカードの交換や増設をして複数枚を搭載できるようにする場合、枚数分のPCI Expressがあるだけでなく、NVIDIAのGPUを使用する場合はSLI、AMDのGPUを使用する場合はCrossFireXにマザーボードが対応している必要があります。

仕様等に記載されていない場合、メーカーに問い合わせる必要があります。

市販のマザーボードを搭載しておりメーカーと型番がわかる場合、マザーボードのメーカーのウェブサイトで調べられます。

PCI Expressのリビジョン

新しいゲームパソコンであれば、新しいリビジョンに対応しています。

PCI Expressのレーン数

ゲームに適している高性能ビデオカードの対応レーン数はx16ですので、x16の拡張スロットが必要です。

拡張ベイ(ドライブベイ)

ゲームタイトルによって必要なストレージ容量が違いますが、大きいと100GBを超えており、大容量ゲームタイトルを多数インストールしていくとストレージの容量不足が起きる可能性が高まります。

プレイしなくなった等の理由でアンインストールする場合は、ストレージの容量不足の問題を回避できます。

ストレージの容量不足に備えて内蔵ストレージを増設できるようにする場合、空いている拡張ベイがあるか確認して選ぶ必要があります。

3.5インチHDDを搭載する場合、3.5インチシャドウベイが必要です。

2.5インチHDDや2.5インチSSDを搭載する場合、2.5インチシャドウベイが必要ですが、マウンターを使用すると3.5インチシャドウベイに搭載できます。

外付けストレージを使用する方法もありますので、その場合は拡張ベイについて確認不要です。

昔は外付けストレージにインストールできないゲームタイトルが多く、できるとしても外付けストレージのデータ転送速度が遅いので動作に問題が発生しやすく正常にプレイできない場合がありましたので、内蔵ストレージにインストールするのが無難でした。

今ではこのような問題を気にする必要がなくなりましたので、外付けストレージを使用する方法でもよいです。

バッテリー

ゲーミング据え置きノートパソコン

ノートパソコンを電源コンセントがない環境で長時間バッテリー動作させたい場合は、バッテリー駆動時間の長さを重視して選ぶ必要があります。

ゲームに適する据え置きノートパソコンは、原則的には電源コンセントに接続して使用するものなので、バッテリー駆動時間が短いです。

バッテリー駆動時間を長くするにはバッテリー容量を大きくする必要があり、ノートパソコンのサイズと重量が増大し、さらにはコストがかかるため価格が上昇します。

そこまでしてバッテリー駆動時間が長くなった据え置きノートパソコンの需要が小さいでしょうから、登場しないと思われます。

ゲーミングモバイルノートパソコン

ゲームに適するモバイルノートパソコンだと比較的バッテリー駆動時間が長い製品が見られますが、それでも電源コンセントに接続して使用することを前提に作られています。

比較的バッテリー駆動時間が長めでも高性能CPUと高性能GPUは消費電力が高く、ゲームをプレイするとCPUとGPUに高い負荷がかかって消費電力が大きくなりバッテリー消費が激しくなるため、仕様上のバッテリー駆動時間の半分の半分くらいになります。

一般的なモバイルノートパソコン

自分がプレイしたいゲームタイトルを、一般的なモバイルノートパソコンの性能でも十分快適にプレイできる場合、長時間バッテリー動作させることが可能です。

一般的なモバイルノートパソコンには、バッテリー駆動時間の長い製品が多いです。


キャンペーン情報
マウスコンピューター
秋の感謝セール
期間限定で大幅値引き!最大60,000円OFF!!(一部モデルのみ)
(9月29日迄)
DELL
・半期に一度の大感謝祭
即納パソコンがクーポンで最大23%OFF
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・半期決算セール
半年に一度のお得なチャンス最大30,000円OFF!
(9月30日迄)