クリエイター向けビデオカード

最終更新日 2021年11月01日

クリエイター向けビデオカードとは

クリエイター向けビデオカードとは、動画編集、画像編集等を行うクリエイターに適した仕様となっているビデオカードです。

一般向けのビデオカードと区別するために、業務用ビデオカード、ワークステーション向けビデオカード等と呼ぶこともあります。

クリエイター向けビデオカードは、主要な動画編集、画像編集ソフトウェアで強力なパフォーマンスを発揮できるよう最適化されており、各ソフトウェアの互換性確保、マルチディスプレイ環境への強力サポート等、クリエイターの効率的でハイクオリティな作業の実現に大きく役立ちます。

クリエイター向けビデオカードの特徴

以下は、クリエイター向けビデオカードが持つ主な特徴です。

全てのクリエイター向けビデオカードが以下の特徴を全て備えているとは限りません。

以下の特徴に当てはまる一般向けのビデオカードもあります。

ドライバがOpenGLに最適化されている

ドライバと呼ぶソフトウェアがビデオカードを制御しており、ドライバの作り次第でビデオカードが発揮する性能が変わってきます。

クリエイター向けビデオカードでは、OpenGLと呼ぶ高度なグラフィックス処理が可能となるプログラムインターフェース群に最適化されており、OpenGLを利用するソフトウェアで高いパフォーマンスを発揮できます。

動画編集、画像編集ソフトウェアではOpenGLを利用するソフトウェアが多く、このようなソフトウェアを利用するにあたりOpenGLに最適化されているクリエイター向けビデオカードの使用が適しています。

ドライバが統一されている

クリエイター向けビデオカードでは、動画・画像編集用ソフトウェア等の安定性を高めるためにドライバが統一されています。

表示精度が高い

DirectXより表示精度が高いOpenGLに最適化されているドライバにより、表示精度が高い処理が可能です。OpenGLに最適化されていてもドライバに問題があれば表示精度が低いです。クリエイター向けビデオカードは、OpenGLを利用する処理に関する試験に合格しており、表示精度の高さが保証されています。一般向けのビデオカードでは、この試験を行っておらず、もし試験を行えば合格できない問題があると、その問題により表示精度が低い場合があります。

昔と比べてDirectXの表示精度が向上し、ほとんどOpenGLと差がなくなったので、DirectXに最適化されているドライバを持つ一般向けビデオカードでも十分表示精度が高いです。表示精度が重要なCG、CAD等でも、OpenGLからDirectXへ移行が進み、一般向けのビデオカードが普及しているほどです。

ソフトウェアの互換性を確保している

ソフトウェアによっては、特定のビデオカードで使用すると何らかの問題が生じて正常に動作しない場合があります。

クリエイター向けビデオカードでは、そのような問題が起きないよう主要な動画編集、画像編集ソフトウェアの動作確認が行われて認証を取得しており互換性を確保しています。

マルチディスプレイ環境を強力にサポート

動画編集、画像編集で効率的な作業を実現するために、複数の画面に出力可能なマルチディスプレイ環境を利用する方法があります。

クリエイター向けビデオカードでは、複数画面への同時出力、複数の画面を1つの画面として扱うといったマルチディスプレイ環境の構築を強力にサポートします。

RGB各色10ビットのカラー出力に対応している

一般向けのビデオカードは、RGB各色8ビットのカラー出力に対応しています。

RGB各色8ビットだと約1677万色表現可能であり、フルカラーと呼びます。

クリエイター向けビデオカードでは、RGB各色10ビットのカラー出力に対応しており、RGB各色10ビットだと約10億6433万色表現可能であり、ディープカラーと呼びます。

これにより動画編集、画像編集でさらに滑らかなグラデーションや自然に近い色を表現でき、質の高い動画編集、画像編集が可能になります。

故障率が低い、寿命が長い

クリエイター向けビデオカードは長時間の高負荷での使用を想定して設計されており、どの製品も故障率が低く寿命が長いです。一般向けのビデオカードにも同程度の耐久性がある製品がありますが、故障率が高く寿命が短い製品もあります。

クリエイター向けビデオカードの仕様

一般向けのビデオカードでは、様々なメーカーがGPUメーカーからGPUの提供を受け、ビデオカードの開発、製造を行っていますので、同じGPUを搭載していてもビデオカードによって仕様が違います。

例えば、GPUが同じでもビデオカードによってVRAMの容量が違います。

クリエイター向けのビデオカードでは、GPUのメーカーがビデオカードの開発、製造も行っています。

GPUメーカーからGPUの提供を受け、ビデオカードの製造を行っているメーカーもありますが、その数は少ない上にビデオカードの仕様がGPUのメーカーによって管理されています。

クリエイター向けのビデオカードは、主に動画編集、画像編集作業が生じる業務で使用されるため、高い性能だけでなく高い品質、信頼性も求められます。

同じGPUを搭載するビデオカードでも様々なメーカーが独自に開発、製造したビデオカードが存在していては、高い品質、信頼性を維持するのが困難になってしまいます。

このような理由でGPUのメーカーがビデオカードの開発、製造も行っており、別メーカーがビデオカードを製造していてもその仕様はGPUのメーカーが管理しているため、GPUが同じであればビデオカードの仕様が同じです。

クリエイター向けビデオカードのGPU

ビデオカードが搭載しているGPUのメーカーには、NVIDIAとAMDがあります。

NVIDIAのGPUのブランドは、一般向けがGeForce(ジーフォース)、クリエイター向けがQuadro(クアドロ)です。

AMDのGPUのブランドは、一般向けがRADEON(ラデオン)、クリエイター向けがFirePro(ファイアプロ)です。

クリエイター向けビデオカードが搭載しているGPUのブランドには、Quadro、FireProがあります。


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