メモリーモジュール4枚のデメリット

最終更新日 2024年04月11日

基礎

メモリーモジュール4枚のデメリットとは、データ転送クロック周波数が低下することです。ただし、低下するとは限りません。枚数が多いほど相性問題が起きやすい、故障率が上がる、以上のデメリットもありますが、無視できるほど小さいデメリットです。

シングルランク、デュアルランク

メモリーモジュールが4枚だとデータ転送クロック周波数が低下する例を挙げますが、その前にシングルランクとデュアルランクについて触れます。メモリーモジュールの枚数に限らずランクによってもデータ転送クロック周波数が異なるためです。

シングルランクとは、メモリーモジュールに64ビットのメモリーバス幅を構成する複数のメモリーチップのグループが1個あることです。デュアルランクとは、メモリーモジュールに64ビットのメモリーバス幅を構成する複数のメモリーチップのグループが2個あることです。

第3世代Ryzen

第3世代Ryzenではメモリーモジュールの枚数やランクによってデータ転送クロック周波数が異なります。


DDR4の後ろの数字がデータ転送クロック周波数を示しており、DDR4-3200の場合は3200MHzです。

第5世代Ryzen

第5世代Ryzenではメモリーモジュールの枚数やランクによってデータ転送クロック周波数が異なります。

・粕田舞造 夢日記 Re:2(9) 第3世代Ryzenで定格DDR4-3200メモリを使う | マイナビニュース(2020/01/17公開記事)
・ASCII.jp：Zen 4で性能は別次元の領域に到達!?「Ryzen 7000シリーズ」全モデルレビュー【概要＋基本ベンチ編】 (3/9)(2022/09/26更新記事)

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