チップセットのIOH
最終更新日
2024年01月06日
チップセットのIOHとは
基礎
チップセットのIOHとはI/O Hubの略で、CPU、インターフェースのPCI Express、ICHを接続し、データ送受信を制御するチップです。アイオーエイチと読みます。メモリーコントローラーがなくなったMCH
MCHはメモリーコントローラーを内蔵しています。CPUがメモリーコントローラーを内蔵するようになり、MCHからメモリーコントローラーがなくなりました。その結果、登場したのがIOHです。IOHが登場したチップセット
IOHが登場したチップセットはインテルX58 Expressです。チップセットの構成
IOH登場時の構成
CPU ・メモリーコントローラー内蔵 ・メインメモリーと接続 |
CPUとIOHをQPIで接続 |
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IOH ・PCI Expressコントローラー内蔵 ・ビデオカードと接続 |
IOHとICHをDMIで接続 |
ICH |
QPIとはQuickPath Interconnectの略であり、CPUとチップセットを接続するインターフェースです。QPIはFSBの後継であり、FSBよりもデータ転送速度が速いです。
DMIとはDirect Media Interfaceの略で、MCHとICHの接続に使用するインターフェースです。MCHからIOHに移行後、IOHとICHの接続に使用します。
IOH登場前の構成
CPU |
CPUとMCHをFSBで接続 |
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MCH ・メモリーコントローラー内蔵 ・メインメモリーと接続 ・PCI Expressコントローラー内蔵 ・ビデオカードと接続 |
MCHとICHをDMIで接続 |
ICH |
FSBとはFront Side Busの略であり、CPUとチップセットを接続するインターフェースです。
出典
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