SSDの総書き込み量

最終更新日 2023年09月07日

SSDの総書き込み量とは

基礎

SSDの総書き込み量とは、JEDECが策定したSSDの規格に従って評価されたSSDの耐久性です。ソウカキコミリョウと読みます。総書き込み量の単位がTBWです。TBWがTera Bytes Writtenの略です。

SSDの規格では、耐久性の試験方法、耐久性の評価方法、耐久性の検証方法等について策定しており、これらに従って評価された結果が総書き込み量です。大雑把に言うと、SSDが寿命を迎えるまで書き込めるデータ量です。

SSDに総書き込み量までデータを書き込んでも寿命で故障するわけではありません。総書き込み量までデータを書き込んでも電源オフ後のデータ保持期間が30度で1年間、故障率が3%未満等と保証されています。総書き込み量を超えると、電源オフ後のデータ保持期間が30度で1年間未満になったり、故障率が3%以上になったりする場合が出てきます。

出典
(2)空き領域が少ないと遅い!? SSDの仕組み(7ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2014/08/04公開記事)

SSDの総書き込み量(TBW)とCrystalDiskInfoの総書き込み量(NAND)

CrystalDiskInfoの総書き込み量(NAND)と比較すると残り寿命がわかる

実際にSSDに書き込まれた総書き込み量を確認する場合、CrystalDiskInfoを使用するとよいです。CrystalDiskInfoに総書き込み量(ホスト)と総書き込み量(NAND)があります。SSDの耐久性を示す総書き込み量(TBW)と比較し残り寿命を確認する場合、総書き込み量(NAND)と比較します。

SSDのモデルによっては健康状態にパーセントの数値も表示されます。総書き込み量(NAND)がゼロなら100%、総書き込み量(NAND)が総書き込み量(TBW)に達すると0%になります。

出典
HDDやSSDのアクセスが遅くなったら「スマート」を確認、不調原因が分かる | 日経クロステック(xTECH)(2022/08/31公開記事)


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