SSDのメモリーセル

最終更新日 2024年11月18日

SSDのメモリーセルとは

基礎

SSDのメモリーセルとは、SSDの記憶媒体のフラッシュメモリーを構成している最小の要素です。他の呼び方に、記憶セルがあります。

SSDのメモリーセルの種類

メモリーセルに記憶するビット数が違う

SSDのメモリーセルの種類に、 SLCMLCTLCQLC があります。1個のメモリーセルに記憶するデータのビット数が、SLCは1ビット、MLCは2ビット、TLCは3ビット、QLCは4ビットです。

ビット数を増やす理由

メモリーセルに記憶するビット数を増やす傾向がありますが、メモリーセルを増やさずにSSDの記憶容量を増やせるためです。SSDの大容量化と低価格化の実現につながります。

SSDのメモリーセルのQLC

主流がTLCからQLCに

昔はTLCが主流でしたが、今はQLCが主流です(2025/01/31時点)。

QLCのデメリットを気にする必要なし

TLCと比べるとQLCには、大容量化しやすい、記憶容量あたりの価格が安い、以上のメリットがあります。メモリーセルに注入する電荷量の要求精度が高い、データ書き込み速度が遅い、書き換え可能回数が小さい、以上のデメリットがあります。特にデータ書き込み速度が低い、書き換え可能回数が小さいというデメリットが気になるところですが、気にする必要がありません。SSDではライトキャッシュを使用しデータ書き込み速度を速くする、ウェアレベリングで書き換え回数を抑える等、様々な技術を採用してデメリットを解消しています。


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SSDのフラッシュメモリー



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