USBメモリーは書き換え寿命に達するとどうなる?

最終更新日 2019年10月11日

USBメモリーは書き換え寿命に達すると書き込んだデータは破損してしまうのか

USBメモリーに使われているフラッシュメモリーは、データの書き換えが行われるほど劣化し、いずれは寿命を迎えます。寿命に達したUSBメモリーは、どうなるのか気になるところです。

USBメモリーが寿命を迎えたら、いきなりデータの読み書きができなくなってしまうのか、それとも寿命が近づいてきたら自動的にデータ書き込みだけはできなくなるような仕組みでもあるのでしょうか。

USBメモリの書き換え限界寿命が来ると何が起きるのか、実際に寿命が来たケースをレポート - GIGAZINE には、寿命を迎えたと思われるUSBメモリーを使用した結果について、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2008年2月4日)
実際に348枚のJPEG画像(488MB)をフォーマットしたこのUSBメモリにコピーしてから確認したところ、23枚が上記のような感じで化けました。すべての領域がアウトになったわけではないようですが、一部の個所にデータが書き込まれるとダメになる感じ。ZIPファイルなどの圧縮ファイルの場合は解凍できなくなりました。

また、このUSBメモリを選択してプロパティを出したときと、実際に中にあるファイルを選択したときの容量が食い違うなどは日常茶飯事、という状態になります。

もちろんクイックフォーマットではないちゃんとしたフォーマットや、スキャンディスクなどもしてみたのですが正常にはならず、効果なし。

さらに調べてわかったのですが、スキャンディスクをしてからフォーマットすれば書き込めるようにはなるものの、その直後にファイルをコピーすると、既に中のファイルのいくつかは化けており、ファイルサイズが同じであるにもかかわらず、MD5値も違っています。wMD5sumで実際にチェックした結果が以下の画像です。

つまり、別のファイルになってしまっている、と。

しかもUSBメモリを抜き差しするだけでファイルが壊れて消えていきます。

当然ながらほかのUSBメモリでは同じUSBポートを使ってもこんな事にはならないので、明らかにこのUSBメモリがおかしい、と。ほかのマシンでも試しましたが結果は同じ。Vistaマシンに至っては認識すらできない場合も。
USBメモリーに書き込んだ画像データが化けてしまう症状等が発生しており、このUSBメモリーに問題が発生していることは確かのようです。

いきなりフラッシュメモリー全体がデータの書き換えによる劣化が原因で寿命を迎えるわけではなく、一部のフラッシュメモリーが先に寿命を迎えると考えられます。

同記事に書かれている症状は、データの書き換えによる劣化が原因で寿命を迎えたように思える症状ですが、それが原因なのかは断定はできません。

USBメモリーにて一部のフラッシュメモリーが寿命を迎えたら、その部分だけ使わないようにする仕組みはUSBメモリーにないのかも気になります。

同記事によると、USBメモリーはグリーンハウスの「GH-UFD2GTB」であり、容量は2GBです。

2週間〜3週間に1度あるかないかぐらいで、LinuxのISOイメージ等を詰め込んで移動させるのにUSBメモリーを使っていたそうですが、購入年月日は2007年2月27日、故障発覚年月日は2008年1月13日だそうです。

データの書き換えによる劣化が原因で寿命を迎えるには早いような印象を受けますが、「GH-UFD2GTB」の寿命の目安となりそうなデータ書き換え回数の上限や総データ書き込み容量等がわからないと何とも言えません。

同記事のさらなる記述によると、USBメモリーを購入してから1年以内で保証が効くので修理に出すことにしたそうです。同記事には書かれていませんが、もしメーカーが故障原因を特定したのであれば、その原因について聞いてみたいところです。

先にGIGAZINEの記事に出てきたUSBメモリーは書き換え寿命ではなく故障なのか

先にGIGAZINEの記事を紹介しましたが、 数年使ったらファイル壊れる? DVD 、USBメモリの寿命に注意! : J-CASTニュース でも紹介しています。(この記事の公開年月日は2008年2月12日)

他にも、バッファローの販売促進グループにUSBメモリーの寿命について聞いてみた結果が、以下のとおり書かれています。
「タイプによっても(書き込み可能な回数は)違いますし、一概には言えないのですが、『何万回』というレベルでは書き込みが可能、という想定です」

(略)

「通常の使用では、1年や2年では寿命は来ないはずです」

(略)

「すぐにファイルが壊れるという訳ではありませんが、(アクセスが集中するなど)急激にストレスがかかったりすると、ファイルが読み取れなくなる可能性があります」
このJ-CASTニュースの記事では、先に紹介したGIGAZINEの記事に出てきたUSBメモリーは書き換え寿命を迎えたのか、それ以外が原因で故障したのか、どちらなのか判定はしていませんが、疑問視しているような内容です。

J-CASTニュースの記事には、他にも以下のとおり書かれています。
なお、前出の「寿命が来た」USBメモリは、購入してから故障が発覚するまで10ヶ月半で、使用頻度は「2〜3週間に1度あるかないか」。記事によると、このUSBメモリは「寿命」ではなく「単なる故障」と判定され、修理に出されたという。
「前出の「寿命が来た」USBメモリ」とは、先に紹介したGIGAZINEの記事に出てきたUSBメモリーのことです。

このUSBメモリーは書き換え寿命を迎えたわけではないと読み取れる内容ですが、GIGAZINEの記事の内容も考慮すると、GIGAZINEの記事の筆者はUSBメモリーの保証期間内だったので寿命を迎えたと諦めることはせずに故障したものとして修理に出したという意味だと考えられます。

J-CASTニュースの記事によると、USBメモリーが寿命を迎えたら、すぐにデータが破損するわけではないようですが、負荷が高まるとデータを読み取れなくなる可能性があるようです。

すぐにとはどれくらいなのか、なぜ負荷が高まるとデータを読み取れなくなる可能性があるのか、これらの理由については書かれておらず不明です。

USBメモリーは書き換え寿命に達するとデータ破損や書き込みができなくなるのか

実は寿命がある?USBメモリをできるだけ長く使用する方法 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
USBメモリが寿命を迎えると、データの破損やファイルの書き込みができなくなるといったエラー(症状)が表れます。そしてデータがまったく記録できなくなったとき、USBが寿命を迎えたことになります。
同記事に出てくる「寿命」とは、同記事全体を読むと書き換え寿命を指すと考えられます。

先に紹介したGIGAZINEの記事に書かれていた症状と似ており、GIGAZINEの記事に出てきたUSBメモリーも書き換え寿命を迎えていたなら、さらにデータ書き込みを続けると全く記録できなくなると考えられます。


キャンペーン情報
富士通
・大ボーナスセール
クーポン利用で16〜24%OFF等の11大特典
(12月1日迄)
シークレットクーポン
特別割引のクーポン
(1月12日迄)

USBメモリーの寿命



デル株式会社