充電専用USB Type-Cケーブル

最終更新日 2024年06月02日

基礎

充電専用USB Type-Cケーブルとは、充電はできるがUSBのデータ転送はできないUSB Type-Cケーブルです。ジュウデンセンヨウ・ユーエスビー・タイプシー・ケーブルと読みます。

規格上存在しない

規格上では充電専用USB Type-Cケーブルが存在しません。それでも充電に使用できますが、あらゆるUSB機器で充電できると確認したわけではないため、充電できない場合もある可能性があります。

USB PD

USB Type-CケーブルがUSB PDに対応とは限りません。充電専用USB Type-CケーブルならどのモデルもUSB PDに対応していると思われますが、全モデルを確認したわけではないため、USB PDに非対応のモデルもあるかもしれません。

充電専用ではないUSB Type-Cケーブルが良い

充電専用ではないUSB Type-Cケーブルでも充電でき、USBのデータ転送もできます。規格上でも存在し充電できないトラブルが発生するリスクが低いでしょうから、充電専用USB Type-Cケーブルを選ばなければならない理由がなければ、充電専用ではないUSB Type-Cケーブルを選ぶ方が良いです。

USB PD以外の急速充電規格を利用不可の場合あり

充電専用USB Type-Cケーブルには、USBのデータ転送用の信号線がありません。USB PD以外の急速充電規格、例えばQuick ChargeではUSBのデータ転送用の信号線を使用して出力電力を決めます。そのため、充電専用USB Type-CケーブルだとQuick Chargeを利用できません。

・USBの充電速度はケーブル次第、映像出力の最大解像度もケーブルで変わる | 日経クロステック（xTECH）(2022/01/14公開記事)
・100円均一ショップのケーブルは使える？ケーブルにまつわる素朴な疑問 | 日経クロステック（xTECH）(2022/01/17公開記事)

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