USB Type-C延長ケーブル

最終更新日 2024年06月08日

USB Type-C延長ケーブルとは

基礎

USB Type-C延長ケーブルとは、ケーブルの長さを延ばすためのUSB Type-Cケーブルです。ユーエスビー・タイプシー・エンチョウ・ケーブルと読みます。

USB Type-C延長ケーブルを使用しない方が良い理由

USBの規格ではケーブルの最大長が決まっています。例えばUSB4 Gen 3x2(40Gbps)ではケーブルの最大長が0.8mです。最大長を超えても使用できないわけではなく、規格上の最大速度でデータ転送できると保証されているという意味でゲーブルの最大長が決まっています。例えばUSB4 Gen 3x2(40Gbps)の場合、ケーブルの長さが0.8mを超えなければ、最大40Gbpsでデータ転送できることが保証されています。

USB Type-C延長ケーブルを使用して0.8mより長くなっても、最大40Gbpsでデータ転送できる場合がありますが、最大データ転送速度が40Gbpsより低くなる場合もあります。USB機器の動作が不安定になったり、USB機器を認識すらしない場合もあります。USB以外の信号を流す場合や、USB PDを利用して電力を流す場合でも、同様のトラブルが発生する可能性があります。

そのため、どうしても使用しなければならない理由がなければ、USB Type-C延長ケーブルを使用しない方が良いです。それでも使用する場合、データ転送速度の低下、動作不安定、認識しない等のトラブルが発生するリスクの承知が必要です。

出典

【教えてVAIO】開発者に教わってきた、USB Type-Cケーブルのトラブル回避方法 - PC Watch[Sponsored](2024/04/12公開記事)


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