USB PD
最終更新日
2023年09月07日
USB PDとは
基礎
USB PDとはUniversal Serial Bus Power Deliveryの略で、USB経由での電力供給に関する規格です。ユーエスビー・ピーディーと読みます。USBパワーデリバリーと呼ぶ場合もあります。USBの規格とは独立した規格
USB PDはUSBの規格とは独立した規格です。USBの規格にはUSB4,USB 3.x,USB 2.0等があります。USBの規格からUSB PDに対応か判断できません。例えばUSB 3.2に対応でもUSB PDに対応とは限りません。USB PDの電力
規格上の最大電力
規格上の最大電力が100W(20V×5A)です。複数の電圧5V、9V、15V、20Vに対応です。最大電流が5Aに対応です。機器の最大電力
USB PD機器が対応する最大電力が100Wとは限りません。例えば充電器(ACアダプター)、モバイルバッテリー等がUSB PDに対応でも、最大電力が100Wとは限りません。USB PDとインターフェース
USB Type-Cのみ
USB PDを利用できるインターフェースはUSB Type-Cのみです。当初はUSB Type-AとUSB Type-Bでも利用可能でした。その後に仕様変更があり、USB Type-Cのみになりました。Lightningは例外
片方がUSB Type-C、もう片方がLightningのケーブルがありUSB PDを利用可能ですが、これは例外です。USB PDの規格ではUSB PDを利用可能なインターフェースとしてLightningを規定していません。将来において、USB PDを利用可能な新しいインターフェースが追加される可能性があります(2021/10/14時点)。数珠つなぎ
数珠つなぎ(デイジーチェーン)で複数の機器に電力供給できます。例えば、USB PD対応ディスプレイにUSB PD対応ACアダプターを接続します。さらにUSB PD対応ディスプレイにUSB PD対応ノートパソコンを接続します。ディスプレイを経由して電力供給できます。USB PDで供給可能な電力に上限があるので、数珠つなぎしても電力不足になり電力供給できない場合があります。USB PD機器
USB PD機器に粗悪品がある問題
USB PD機器の中には粗悪品があります。粗悪品を使用すると最悪故障や火災につながるリスクがあります。USB PD機器には、USB PD対応ACアダプターやUSB PD対応モバイルバッテリー等があります。片方が粗悪品でも、もう片方に保護回路や安全回路があれば故障等を防げますが、100%防げるとは限りません。Certified USB Charger
Certified USB Chargerのロゴが付いたUSB PD機器は、USB PDの仕様を満たし正しく動作するので安全性が高いです。ロゴを付けるには認証の取得が必要であり取得にコストがかかりますので、ロゴ付きUSB PD機器ばかりではありません。ロゴがないUSB PD機器でも信頼できるメーカーだと安全性が高いです。キャンペーン情報(PR) |
---|
マウスコンピューター
・春のパソコンセール 最大70,000円OFF!! (4月24日迄) DELL ・今週のおすすめ製品 対象製品が最大20%OFF (キャンペーン実施中) パソコン工房 ・WEB開催!スプリングセール ゲーミング・クリエイター向けパソコンなどをご用意 (4月23日迄) |