ディスプレイの疑似インパルス型

最終更新日 2024年09月05日

ディスプレイの疑似インパルス型とは

基礎

ディスプレイの疑似インパルス型とは、ホールド型をインパルス型に近づけたディスプレイです。ギジインパルスガタと読みます。

ホールド型

ホールド型とは、現在のフレームが次のフレームに切り替わるまで表示され続けるディスプレイです。

インパルス型

インパルス型とは、一瞬だけ現在のフレームが表示された後は次のフレームが表示されるまでは暗い状態となるディスプレイです。

残像を減らす

ホールド型だとフレームを表示する時間が長いため、残像が発生しやすいです。疑似インパルス型ならインパルス型に近いため、残像が発生しにくいです。

疑似インパルス型の技術

黒挿入技術

疑似インパルス型を実現する技術に黒挿入技術があります。黒挿入技術とは、ディスプレイに表示する映像の各フレームの変わり目に黒いフレームを挿入し残像感を減らす技術です。

黒いフレーム挿入回数を増やす

黒挿入技術の場合、1フレームを表示する時間内に、そのフレームと黒いフレームを1回ずつ表示します。これを複数回にする技術があります。

バックライトの一部を消灯

表示するフレームを切り替えるときにバックライトの一部を消灯して疑似インパルス型を実現する技術があります。

出典

疑似インパルス駆動 | 日経クロステック(xTECH)(2006/04/12公開記事)


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