HDDの磁性体粒子

最終更新日 2023年09月07日

HDDの磁性体粒子とは

基礎

東芝レビュー2008年11月 より引用します。
HDDに用いられるデータ保存用ディスクは,微細な磁石である磁性体粒子がその表面に敷き詰められており,これらの磁性体粒子の極性によって情報を記録しています。
HDDの磁性体粒子とは、プラッター表面に敷き詰められている微細な磁石です。ジセイタイリュウシと読みます。磁性体粒子の極性によってデータを記録します。

1ビットのデータを記録するために使用する磁性体粒子の個数

長手磁気記録では35〜50個の磁性体粒子で1ビットのデータを記録しました。垂直磁気記録では20個前後の磁性体粒子で1ビットのデータを記録しており、磁性体粒子の直径が7〜8nmです。

長手磁気記録では磁性体粒子の極性が面内方向にランダムな方向だったので、垂直磁気記録よりも多い磁性体粒子が必要でした。垂直磁気記録では磁性体粒子の極性が表面に垂直方向で揃っています。

用語

プラッターとは、データを記録する平たい円形のものです。長手磁気記録とは、面内(長手)方向の磁化を利用してデータを記録する方式です。垂直磁気記録とは、表面に垂直方向となるように磁性体が磁化する記録方式です。


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