なぜSSDにデフラグは必要か不要か意見が割れるのか?

最終更新日 2019年05月20日

SSDにデフラグは必要か不要か意見が割れる理由

SSD にデフラグは必要か不要か。主に見られる意見は、以下の2つだと思います。

(1)Windows に関係なく SSD にデフラグは不要。
(2)Windows 7 までは SSD にデフラグは不要だが、Windows 8 以降は SSD にデフラグは必要。

あまり見られませんが、以下の意見も見られます。

(3)Windows に関係なく SSD にデフラグは必要。

(3)については後に詳しく記載しますが、SSD にデフラグをしても気にするほど寿命が縮むわけではなく、SSD の状況によっては低下したデータ書き込み速度が改善するので、SSD にデフラグは必要と考えられています。

まず(1)と(2)についてですが、デフラグという言葉の定義が違うので意見が割れているように見えており、結局は同じことを言っています。

(1)に出てくるデフラグとは、ストレージの断片化を解消する機能のことです。

ストレージが HDD の場合は、断片化するとデータ読み書き速度が低下するので、デフラグをすると低下したデータ読み書き速度が改善します。

ストレージが SSD の場合は、断片化してもデータ読み書き速度は低下せず、デフラグをしてもデータ読み書き速度は変わりません。

SSD の内部にあるフラッシュメモリーは、一定のデータ書き込み回数に達すると寿命を迎えるので、データ書き込みが発生するデフラグをするのは良くないと考えられています。そのため、SSD にデフラグは不要どころかデフラグをしない方が良いという考えもあります。

(2)に出てくるデフラグとは、ストレージの断片化を解消する機能という意味でのデフラグの実行、スケジュールの管理等を行うツールのことです。Windows に標準付属しているツールです。

ツールという意味でのデフラグは、Windows 7 までは SSD に対しストレージの断片化を解消する機能という意味でのデフラグを行いますが、Windows 8 以降からは SSD に対してはトリムを行います。

OS やアプリケーションにてデータを消去しても、そのデータは SSD 内部のフラッシュメモリーに残っている場合があります。消えたことにはなっているがまだ残っているデータは、データ書き込み速度の低下等、SSD にとって良くない影響を及ぼしますが、そのようなデータを完全に消去する機能がトリムです。

トリムを行うと低下したデータ書き込み速度の改善等の効果がありますので、トリムは必要、すなわちツールという意味でのデフラグは必要と考えられています。

(2)も SSD にストレージの断片化を解消する機能という意味でのデフラグは不要と考えており、その点は(1)と同じです。ツールという意味でのデフラグであれば、トリムのことを考慮し(2)の意見のようになります。

(3)についてですが、 ASCII.jp:デフラグしてもいいの? SSDの“都市伝説”を解説! (3/4)|HDDやSSD、オンラインストレージを安全に活用するテクニック! が参考になります。ここでのデフラグとは、ストレージの断片化を解消する機能のことです。

この記事によると、SSD の寿命に関して気にするものではないので SSD にデフラグを行っても構わないと書かれています。

また、空き領域のデフラグを行うと低下したデータ書き込み速度の改善が見られる場合があり、SSD の空き領域が全領域の3割程度に落ち込み、データ書き込み速度が低下していると感じる場合に、SSD にデフラグをすると良いと書かれています。

ただし、Windows が行うデフラグは HDD 向けであり SSD には向いていませんので、SSD のデフラグに特化したツールを利用するようにおすすめしています。

(3)は、SSD の空き領域が小さく空き領域が断片化している場合にデフラグが必要と考えており、そのような場合を除けば(1)や(2)の意見と対立するわけではありません。

ここでまとめますが、SSD にデフラグは必要か不要か、以下の意見について見てきました。

(1)Windows に関係なく SSD にデフラグは不要。
(2)Windows 7 までは SSD にデフラグは不要だが、Windows 8 以降は SSD にデフラグは必要。
(3)Windows に関係なく SSD にデフラグは必要。

(1)と(2)についてですが、デフラグという言葉の定義が違うので意見が割れたのであり、両者の言いたいことを解釈すれば意見が割れているとは言えません。

SSD にデフラグ(ストレージの断片化を解消する機能という意味)をしても特に何か改善するわけではなく、SSD の寿命を縮めますのでデフラグは不要と考えられてきましたが、デフラグしても SSD の寿命は気にするほど縮むことはなく、SSD の空き領域が小さく空き領域が断片化している場合にデータ書き込み速度が低下していたなら、デフラグを行うと低下したデータ書き込み速度が改善するという発見があったので、(3)という意見が出てきました。

(3)は(1)や(2)と意見が割れていますが、一般的には(1)や(2)と言える、特定の場合に(3)と言えると考えると、上手く意見がまとまると思います。


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