SSDのデフラグ

最終更新日 2021年09月27日

デフラグの必要性

デフラグが不要

デフラグとは、ストレージの断片化を解消する機能です。HDDでは断片化が進むとデータ読み書き速度が低下するのでデフラグが必要ですが、SSDではあまり低下しませんので不要です。デフラグをするとデータ書き込みが発生し、SSDではフラッシュメモリーのデータ書き込み回数が一定に達すると寿命を迎えますのでデフラグをしない方がよいです。昔と違って今ではデフラグをしても懸念する必要があるほどフラッシュメモリーの寿命が縮みませんので、デフラグをしてはいけないと過度に神経質になる必要がありません。

デフラグが必要

Windowsにはデフラグの実行に利用する機能が標準付属しており、この機能をデフラグと呼ぶ場合があります。この機能としてのデフラグは、Windows 7まではSSDにデフラグ(ストレージの断片化を解消する)を実行しますが、Windows 8以降ではSSDにTrim(トリム)を実行します。

OSからデータ削除しても実際にはSSDにデータが残っている部分が生じます。その部分が増えていくとデータ書き込み速度が低下します。Trimを実行すると、SSD自体が残っているデータを完全消去可能となり、定期的に実行する完全消去によってデータ書き込み速度の低下を抑えられます。機能としてのデフラグに関しては、Windows 7まではSSDにデフラグが不要ですが、Windows 8以降ではデフラグが必要です。

SSDにデフラグが必要か不要か意見が割れる理由

主に見られる意見は、以下の2つです。

(1)Windowsに関係なくデフラグが不要。
(2)Windows 7まではデフラグが不要、Windows 8以降ではデフラグが必要。

あまり見られませんが、以下の意見も見られます。

(3)Windowsに関係なくデフラグが必要。

(1)のデフラグとは、ストレージの断片化を解消する機能です。この定義でのデフラグは、SSDでは不要です。

(2)のデフラグとは、ストレージの断片化を解消する機能という意味でのデフラグの実行、スケジュールの管理等を行う機能です。Windowsに標準付属している機能です。この機能は、Windows 7まではSSDに対しストレージの断片化を解消するデフラグを行いますが、Windows 8以降ではSSDに対してはTrimを行います。この定義でのデフラグは、SSDではWindows 7までは不要、Windows 8以降では必要です。

(1)と(2)もストレージの断片化を解消するデフラグが不要としており同じです。Windows標準付属機能のデフラグであれば、Trimを考慮し(2)になります。デフラグの定義が違うので意見が割れているように見えており、結局は同じです。

(3)のデフラグとは、(1)と同様にストレージの断片化を解消する機能です。SSDでは空き領域が少なくなり、かつ空き領域の断片化が増えるとデータ書き込み速度が低下する場合があり、デフラグを実行すると回復する可能性があります。フラッシュメモリーの寿命を縮めますが、大した影響がありません。ただし、ストレージの断片化を解消するデフラグは、本来はHDD向けです。SSDの空き領域の断片化にも効果がありますが、この断片化に特化したデフラグを実行可能なソフトウェアを利用するのが望ましいです。

(3)は、SSDの空き領域が少なくなり空き領域が断片化している場合にデフラグが必要としており、そのような場合を除けば(1)や(2)の意見と対立しません。一般的には(1)や(2)と言える、特定の場合に(3)と言えます。

空き領域の断片化を解消するデフラグ

SSDの空き領域が小さくなり、さらに空き領域が断片化するとデータ書き込み速度が低下します。空き領域の断片化を解消するデフラグを実行すると、低下したデータ書き込み速度が回復します。デフラグを実行するとよい目安は、SSDの空き領域が全領域の3割程度に落ち込み、データ書き込み速度が低下している場合です。

SSDの空き領域の断片化を解消するデフラグを実行するソフトウェアが必要です。Windows標準機能が実行するデフラグ(ストレージの断片化を解消する)では全く効果がないわけではありませんが、あまり効果がありません。その理由は、空き領域のデフラグではなくデータを保存している領域のデフラグを行うためです。それでも副次効果で空き領域の断片化が多少解消するため、ある程度の効果が出る場合があります。

空き領域の断片化による速度低下の問題は、Trimの登場により解決しました。Trimを実行する環境であれば、空き領域の断片化がほとんど発生しません。

Windowsのデフラグ

Windows XP、Windows Vistaでは無効にする

Windows XPやWindows VistaでSSDを使用する場合、デフラグを無効がよいです。Windows Vistaではデフラグ・ツールを利用すると無効にできますが、Windows XPではレジストリを変更することで無効にできます。

Windows XPでデフラグを無効にする方法

管理者権限でログオンし、レジストリーエディターを起動します。HKEY_LOCAL_MACHINE、SOFTWARE、Microsoft、Windows、CurrentVersion、OptimalLayoutの順で進みます。OptimalLayoutでDWORD値としてEnableAutoLayoutを新規作成します。EnableAutoLayoutの値を0とします。Windows XPを再起動すると無効になります。EnableAutoLayoutの値を1とする、または削除し再起動すると有効になります。

Windows 7では自動的に無効

Windows 7ではストレージがSSDであると認識すると、デフラグが自動的に無効になります。ほとんどのSSDでは無効になりますが、必ず自動的に無効になるわけではありません。ストレージが特定の機能に対応していたり一定以上のアクセス速度がある等の条件を満たすとSSDであると認識しますが、全てのSSDが条件を満たすとは限らないためです。

Windows 8/8.1では無効にしなくてよい

従来のWindowsと同じようにWindows 8/8.1にデフラグ・ツール(ドライブの最適化)があり、ストレージに対しデフラグ(最適化)を行います。Windows 8/8.1ではSSDに対しデフラグを行うとTrim(トリム)を実行するので、無効にしなくてよいです。

Windows 10では無効にしなくてよい

Windows 8/8.1と同様の理由で無効にしなくてよいです。

Windowsではデフラグが不要の意味

Windowsではデフラグが不要と言う場合がありますが、手動操作で実行する必要がないという意味です。Windows Vista以降ではデフラグ・ツールにスケジュール機能があり、標準設定でデフラグを自動実行します。手動操作でも実行が可能です。


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