液晶ディスプレイのオーバードライブ
最終更新日
2024年05月05日
液晶ディスプレイのオーバードライブとは
基礎
液晶ディスプレイのオーバードライブとは、GTGを高速化する技術です。GTG
GTGとはGray To Grayの略で、画素にて中間色から別の中間色への切り替えにかかる時間です。日本語では中間階調応答速度です。本来より高い電圧で液晶を素早く制御する
各画素に液晶があります。液晶とは、液体と固体結晶の中間状態にあり、液体と固体結晶の両方の性質を持つ物質です。難しい話を抜きにして言えば、この液晶に電圧をかけて透過するバックライトの光量を制御します。電圧が高いほど透過するバックライトの光量が大きくなります。電圧がゼロだと光量もゼロで黒色を表示です。最大電圧だと光量も最大で白色を表示です。中間色を表示する場合、電圧も中間であり透過するバックライトの光量も中間です。電圧が中間だと液晶の制御が終わるまでの時間が長くなります。これがGTGが遅い原因です。そこで本来より高い電圧を一瞬かけて液晶の制御を素早く行い、GTGを高速化する技術がオーバードライブです。
出典
・コントラスト比、視野角、応答速度液晶ディスプレイのスペックについて知る(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2007/10/10公開記事)
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