ウルトラブックとは - ウルトラブック(Ultrabook)の選び方

最終更新日 2023年09月07日
※この記事の内容は、古くなった情報のため、最新のパソコンを選ぶ時に参考になるものではありません。

ウルトラブックの条件は曖昧

ウルトラブックは、ノートパソコンの一種です。ウルトラブックはインテル社が提唱したものであり、インテル社が決めた条件を満たしたノートパソコンがウルトラブックとして認められます。

ウルトラブックの条件は、簡単に言えば薄くて軽く、高性能なノートパソコンである事です。〜mm 以下の薄さ等、具体的な条件もありますが、多少条件に当てはまらなくてもウルトラブックとして認められており、ウルトラブックの条件は曖昧です。

確実なのはウルトラブックにはインテル社の CPU が搭載されている事です。薄くて軽く、高性能なノートパソコンでも、AMD 社の CPU が搭載されていればウルトラブックではありません。

同じウルトラブックでも、薄さや軽さ、性能の高さだけでなく、画面サイズの大きさやバッテリー駆動時間の長さ等もモデルによって異なりますので、ウルトラブックを選ぶ場合は、通常のノートパソコンと同様に仕様を確認する必要があります。

ウルトラブックの特徴

以下は、ウルトラブックに当てはまる特徴です。一部のモデルには当てはまらない特徴もあります。

薄くて軽い

ウルトラブックは、どのモデルも薄くて軽いです。たいていのモデルは約 20mm 以下、約 1.5kg 以下であり、特に薄くて軽いモデルだと、15mm より薄く 1.0kg よりも軽いです。

画面サイズは小さめ

ウルトラブックは、薄くて軽いだけでなく画面サイズが小さいです。ウルトラブックは画面サイズ12〜13インチ型のモデルが多く、大きい方のウルトラブックだと画面サイズ14インチ型のモデルもあります。小さい方のウルトラブックだと画面サイズ10〜11インチ型のモデルもあります。

性能が高い

ウルトラブックは、どのモデルも性能が高いです。ただし、ウルトラブックは持ち運びしやすい薄さと軽さ、画面サイズでなければならないので、実現できる性能の高さには限度があります。

ウルトラブックは、日常利用やビジネス用途等であれば快適に使える性能がありますが、負荷が大きい PC ゲームや動画編集等を快適に行うのは難しいです。

SSD が搭載されている

ウルトラブックには、ストレージに SSD が搭載されています。ウルトラブックには、OS やソフトウェアの起動やファイルを開くのにかかる時間が短いという条件があり、データ読み書き速度が速い SSD を搭載する事で実現しています。

ウルトラブックの中には、ストレージに HDD が搭載されているモデルもあります。HDD は SSD よりもデータ読み書き速度が遅いため、OS やソフトウェアの起動やファイルを開くのにかかる時間が長くなりますが、使用に支障をきたすほどではありません。

光学ドライブが搭載されていない

ウルトラブックには、光学ドライブが搭載されていません。光学ドライブを搭載しない事で、薄さと軽さを実現しています。

ウルトラブックの中には、光学ドライブが搭載されているモデルもありますが少ないです。

バッテリー駆動時間が長い

ウルトラブックは、バッテリー駆動時間が長いです。ただし、モデルによってバッテリー駆動時間の長さは結構異なります。同じウルトラブックでも、バッテリー駆動時間が短いモデルと長いモデルを比べたら、2倍以上の開きが見られます。


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