SSD のメリット、デメリット - ストレージ

最終更新日 2017年03月12日

抑えておきたい SSD のメリット、デメリット

SSD のメリットとデメリットには、大きいメリットとデメリットが存在します。HDD 搭載パソコンと SSD 搭載パソコンが混在する中、どちらが良いか判断するには、SSD の大きなメリット、デメリットについて知っておくと良いです。

読み込み、書き込み速度が速い

SSD は、HDD と比べてデータの読み込み、書き込み速度が速いです。HDD の読み込み、書き込み速度の向上が物理的な限界に達してきているため、SSD にすると大幅なパフォーマンスアップが実現できます。

読み込み、書き込み速度が速いというメリットは非常に大きく、ストレージへのデータ読み書き速度の速さの違いは、パソコンの快適さに大きく影響してきます。

衝撃に強い

SSD は、HDD のように複雑な内部構造を持たず、外部からの衝撃によって故障しにくいです。これは、外部からの衝撃を受けるリスクが高いノートパソコンでは大きなメリットになりますが、室内で固定して使用するデスクトップパソコンでは、あまり大きなメリットとはなりません。

デスクトップパソコンでは衝撃に強いというメリットは小さいですが、デスクトップパソコンの運送による移動や、室内での設置場所変更による移動等で、誤って大きな衝撃を与えてしまう可能性はありますので、衝撃による故障やデータの損失のリスクを減らせます。

動作音が静か

SSD は、HDD のように内部で駆動する部品が少ないため、動作音が静かです。HDD は、パソコンから発生する動作音の要因 PC パーツの一つです。SSD であれば、静音化ができます。

しかし、パソコンの騒音の原因には、他にも CPU ファンやビデオチップのファン、PC ケースのファン、電源ユニットのファンがあり、これらと比べたら HDD から出る動作音は小さいものです。そのため、動作音が静かというメリットは小さいです。

消費電力が低い

SSD は、HDD と比べて消費電力が低いです。バッテリー駆動ではなく電源コンセントからの電力供給で動作するパソコンでは、あまり大きなメリットとはなりませんが、消費電力の削減は省エネにつながります。

しかし、パソコン全体の消費電力でストレージが占める割合は小さいので、消費電力が低いというメリットは小さいです。ストレージを10台以上搭載するなら、SSD と HDD の消費電力の差による影響が大きくなってきますが、数台程度では大した影響はありません。

容量に対して価格が高い

SSD はメリットばかりではありません。デメリットも存在します。先の SSD のメリットと考慮し、メリットがデメリットを上回ると判断した場合、SSD を搭載したパソコンを選ぶのがおすすめですが、そう簡単には上回らないのが容量に対して価格が高いというデメリットです。

SSD は、HDD のように低価格化が進んでおらず、1GB あたりの価格が高いです。SSD の大容量化は可能になってきましたが、大容量となると価格が高くなり、パソコン本体価格も上昇します。

SSD も低価格化が進んでいるため、徐々に容量に対して価格が高いというデメリットは小さくなってきていますが、まだまだ大きなデメリットです。予算が十分にあれば問題ありませんが、予算をオーバーするようでしたら、HDD がおすすめになってきます。

気にする必要が無くなった SSD のデメリット

気にする必要が無くなった SSD の主なデメリット

SSD のデメリットは少ないですが、SSD が登場してからは、しばらくは以下のデメリットを気にする必要がありました。

SSD のデメリット
・HDD のような大容量化が実現できていない
・データの書き込み回数によって、寿命が決まってくる
・データの保持期間が有限のため、永久にデータを保存できない

HDD のような大容量化が実現できていない

SSD が登場した頃は、SSD の容量が小さいものでしたが、今では 1TB を超える容量を持つ SSD もあります。

SSD は容量あたりの価格が高いので、大容量 SSD の価格は高いですが、大容量 SSD 搭載パソコンを選ぶ事は可能になっています。

データの書き込み回数によって、寿命が決まってくる

SSD は、データの書き込み回数によって寿命が決まってくる性質を持っています。つまり、データの書き込み回数が多いほど寿命が短くなります。

このようなデメリットを聞くと、SSD を選ぶのをためらってしまうかもしれませんが、SSD の技術進歩により、一般的な使用用途であれば、HDD の機械的な寿命と同程度となるくらい耐久性があります。

1日中絶え間なくデータの書き込みが発生する使用用途だと、SSD よりも HDD を選ぶ方が良くなってきますが、そうでなければ気にせずに SSD を選んで問題ありません。

データの保持期間が有限のため、永久にデータを保存できない

SSD は、フラッシュメモリーを応用したものであり、電子を微細な所に閉じ込めてデータを保存する仕組みがあります。長期間経過すると、この閉じ込められた電子が逃げてしまう現象が発生し、データの損失となってしまいます。

どのくらいの期間でデータの損失が起こりえるかは SSD によりますが、質の悪い SSD でなければ、10年や20年といった数十年後となりますので、SSD を選ぶか選ばないかの判断材料として懸念する必要はなく、SSD を使う上で知っておきたい事になります。

このようなデメリットがあるから HDD の方が良い訳ではありません。HDD では同程度の期間が経過すると機械的な寿命を迎えてしまうリスクがあります。そのため、SSD でも HDD でも、大切なデータは定期的なバックアップや別の記憶媒体への保存は欠かせません。


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