デュアルストレージ(SSD+HDD)

最終更新日 2021年11月21日

デュアルストレージ(SSD+HDD)とは

デュアルストレージ(SSD+HDD)とは、SSDとHDD両者を組み合わせたストレージ構成です。ハイブリッド構成と呼ぶ場合もあります。

上手く使い分けると、SSDのデータ読み書き速度が速いというメリットを享受し、SSDの容量あたりの価格が高いというデメリットを和らげることができます。

HDDの容量あたりの価格が安いというメリットを享受し、HDDのデータ読み書き速度が遅いというデメリットを和らげることができます。

将来においてはSSDもHDDと同じくらい容量あたりの価格が安くなり、デュアルストレージ(SSD+HDD)を活用しなくてもよくなるでしょうが、それまではデュアルストレージを活用するとよいです。

小容量SSD+大容量HDD

価格を抑えて大容量と高性能を両立

デュアルストレージに使用するストレージの数、SSDの容量、HDDの容量は自由に決めてよいですが、小容量SSD+大容量HDDが基本です。大容量ストレージが必要だが予算を抑える必要があり、かつSSDのメリットが欲しい場合に向いているストレージ構成です。ストレージ全体としては十分な容量があり、SSDの容量が小さいため価格の上昇を抑えられ、大容量と高性能を両立できます。

SSDをシステム用、HDDをデータ用

SSDの容量が小さいため何もかもSSDにデータを保存すると容量不足になりますが、適切にHDDとSSDを使い分ければ容量不足が起こりにくいです。SSDにOSやソフトウェアをインストールしておけば、起動時間や処理時間の短縮を実現できます。HDDには動画や画像や音楽等の容量が大きいデータの保存に使用すれば、大量にデータを保存できます。

要は、利用頻度が高いデータをSSDへ、利用頻度が低いデータをHDDへ保存しておくのが基本的な使い分けです。利用頻度の高いデータが多くてSSDに入り切らない場合は、データに利用頻度を基準に優先順位を付け、優先順位が低いデータはHDDへ保存します。

デュアルストレージ搭載パソコン

販売されているパソコンの中には、デュアルストレージを搭載しているパソコンがあります。サイズが小さいパソコンでは、内部スペースが狭くSSDとHDDの両者を搭載できない、SSDを搭載できるがHDDを搭載できない等の理由でデュアルストレージが見られません。

組み合わせは小容量SSD+大容量HDDであり、SSDにOSやソフトウェアがインストールされています。SSDが必要だが必要な容量があるSSDを搭載しているパソコンだと予算オーバーしてしまう人に向いています。

予算に余裕があり大容量SSDを選べるとしても、利用頻度が低いデータを大量に保存しておく使い方であれば、性能と価格のバランスを考えてデュアルストレージがよいです。そのデータのために大容量SSDを使用するより大容量HDDを使用する方が経済的です。

HDD ・容量あたりの価格が安いため最も予算を抑えられる
SSD ・OSやソフトウェアの起動時間や処理時間が短縮
・容量あたりの価格が高いため最も予算が必要
SSD+HDD ・OSやソフトウェアの起動時間や処理時間が短縮
・HDDのみよりは予算が高くなるがSSDのみよりは予算を抑えられる
(※)予算についてはストレージ全体の容量が同じ場合

ドライブベイが複数ないパソコン

昔はドライブベイが1つのみのパソコンではデュアルストレージにできませんでした。2.5インチサイズのSSDの他にmSATA SSDやM.2 SSDが登場し、デュアルストレージが可能になりました。例えば、M.2 SSD用のスロットが1つ、ドライブベイが1つある場合、M.2 SSDとHDDを搭載するとデュアルストレージです。


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