液晶ディスプレイのホールドボケとは?

最終更新日 2019年10月11日

液晶ディスプレイのホールドボケとは何か

東芝レビュー2004年12月 には、以下のとおり書かれています。
LCD などホールド型の表示装置では,画面が常に点灯状態にあり,消えることがありません。すなわち,1 フレーム期間(16.7 ms)に同じ画像が表示され続けます。それに対し,観察者は表示された物体が動いていると判断し,物体の進行方向へ視点を移動させます。そのため,実際の表示位置と視点位置とにずれが生じ,このずれが網膜に蓄積されボケとなって観察されるのです。

ホールド型表示装置における動画のボケ
ホールド型表示装置における動画のボケ

液晶ディスプレイの画面に限らず現実世界においても、私達は動いているものを見て目で追う際は、自然と動く方向を予測しなら目で追うと思います。

現実世界においては、動いているものの予測位置に視点が移動すると、予測が外れなければ実際に動いているものの位置と一致すると思います。

液晶ディスプレイの画面では動いているものは完全に滑らかに動いているわけではなく、パラパラ漫画のように静止画が高速に切り替わって表示されることにより動いているように見えます。

動いているものの予測位置に視点が移動すると、短時間の間ですが動いているように見えるものは止まったままの状態(静止画)で表示されますので、視点の位置と動いているものの表示位置にずれが発生しボケて見えるようです。

【レビュー】RDT233WX-Z(BK)〜動きがなめらか、クッキリ鮮明! - Impress Watch には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月は2011年6月)
 映像機器で表示される映像は、実際には連続撮影した静止画の羅列を見ているに過ぎないので、撮影対象の動きが速い場合には、各コマのあいだで撮影対象どうしが「離れすぎて」しまう。このような動画をホールド型表示すると、その撮影対象の"移動後の像"を、離れた位置にある"移動前の残像"付きで見てしまうことになる。こうした液晶特有の表示アーティファクトを「ホールドボケ」などと呼んだりする。

ホールド型表示による残像の原因
ホールド型表示による残像の原因

動きが遅いものだったり、動きが速くても移動距離が短ければボケて見えないようです。

現実世界でも、動きが速いものだとボケて見えることがあります。同記事のさらなる解説によると現実世界はフレームレートが無限大に大きく、各コマが完全に滑らかに表示されるようなものなのでボケが発生しづらいですが、動きが速いと残像が見えてしまうそうです。

個人的な推測ですが、現実世界はフレームレートが無限大でも、人間の目はフレームレート無限大で見られるわけではなく実質フレームレートは有限であり、動きが速いものだと液晶ディスプレイの場合と同じように見えてしまうと考えられます。

もし人間の目がフレームレート無限大で捉えられるなら、例えば蛍光灯は高速に点滅していますので点灯し続けているように見えるのではなく点滅していると見えると思います。


キャンペーン情報
富士通
・大ボーナスセール
クーポン利用で16〜23%OFF等の10大特典
(11月27日迄)
学割キャンペーン icon
学生、教職員の方に特別割引クーポン等の学割特典
(キャンペーン実施中)
シークレットクーポン
特別割引率のクーポン
(11月27日迄)

液晶ディスプレイとホールド型



マウスコンピューター/G-Tune