液晶パネルの駆動方式ADSとは?

最終更新日 2019年10月11日

液晶パネルの駆動方式ADSとは

ADS(Advanced super Dimension Switch)とは、液晶パネルの駆動方式の一つです。ADS は、京東方科技集団(BOE テクノロジーグループ)が開発しました。

High-definition display, display, intelligent system, health services, BOE, BOE official website によると、ADS の特徴は以下のとおりです。ちなみに、リンク先では ADSDS(Advanced Super Dimension Switch)となっており、ADS は ADSDS の簡易表示と思われます。

・ADS は、より高い光の透過率、輝度、コントラスト比、約180度の視野角を提供し、鮮明な画質を得られます。
・ADS は、低消費電力で環境に優しいです。
・駆動方式の TN や VA では、液晶分子が垂直に配列されており視野角が狭いです。画面に外力を加えると、液晶分子構造は沈み、画面にヘリンボーンと呼ばれる模様が見られ、元に戻るのが遅いです。画面に触れると水の波紋のような模様が発生し、気になります。ADS では、液晶分子が水平に配列されており視野角が広いです。画面に外力を加えると、液晶分子構造はわずかに沈むだけで全体的な液晶分子構造は水平のままであり、画面に触れても水の波紋のような模様は発生しません。
・ADS は、光の透過率が低い問題を解決し、広い視野角で高い光の透過率を実現します。

ADS を IPS に差し替えても通じる特徴であり、多くの人は ADS と IPS の違いが気になるでしょうが、両者の違いがわかりません。ADS が IPS より優れているなら、IPS よりも何が優れているのかアピールすると思いますので、ADS は IPS と同じか IPS より劣ると見て良いと思います。

BOE ADS Technology では、ADS について発表するために使うような技術資料を見られますが、TN と比べており IPS と比べていない点を考慮すると、ADS は IPS よりも優れている点があるわけではないと思われます。

心惹かれる美しさ ADSパネル | 液晶ディスプレイ(PCモニター) | IODATA アイ・オー・データ機器 では、ADS について紹介していますが、ADS を IPS と同列に扱っており、ADS の特徴、メリット、デメリットは IPS と同じです。ただし、ADS パネルについては、以下のとおり書かれています。
「ADSパネル」は液晶パネルの歴史の中で、比較的新しいパネルなのでまだご存知ない方も多いかもしれません。
実は、ADSパネルはコストパフォーマンスが高いという点でも注目のパネルなのです。映像や色表現の美しさなどに優れており、日本国内の液晶テレビにも採用されているほどです。
ADS は、IPS よりもコストパフォーマンスが高いようです。京東方科技集団は、IPS に対しコストパフォーマンスで勝負するために ADS を開発したと思われます。

ADS を採用した液晶ディスプレイを見ると価格が安い製品ばかりです。ADS は IPS と同じようなものと見なせるなら、ADS を採用した液晶ディスプレイを選ぶ方がお得です。

以下は、あくまでも様々な製品がある液晶ディスプレイの中で一部の製品を見た上での個人的な意見です。

液晶ディスプレイの画質は駆動方式だけで決まるものではなく、いろんな製品を見てみないと断定できませんが、ADS を採用した液晶ディスプレイは、価格の安さを重視するが IPS よりも劣る TN を採用した液晶ディスプレイを選びたくない人向けのような気がします。

今のところ、ADS は画質よりも価格の安さを重視する人向け、IPS は価格の安さよりも画質を重視する人向けというイメージが私の中にはあります。


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