ディスプレイの色温度

最終更新日 2024年09月01日

ディスプレイの色温度とは

基礎

ディスプレイの色温度とは、光の色をそれに相当する温度で表現するものです。イロオンドと読みます。

黒体がディスプレイと等しい光の色を出すときの絶対温度

高温の物体がエネルギーを放出する現象を熱放射と呼びます。放出するエネルギーとスペクトル分布が物体の種類と温度によって決まります。同じ物体の場合、温度が高いほど波長の短い放射が強く、温度が低いほど波長の長い放射が強いです。全てのエネルギーを完全に放射する黒体が、ディスプレイと等しい光の色を出すときの絶対温度を色温度とします。

色温度が高いほど青味、低いほど赤味

色温度がわかりにくいですが、炎の色をイメージすると良いです。炎の温度が高いほど炎の色が青くなり、温度が低いほど赤くなります。白色の場合、色温度が高いほど波長の短い光が多いため青っぽく、色温度が低いほど波長の長い光が多いため赤っぽく見えます。

単位

色温度の単位がKです。Kをケルビンと読みます。エネルギーがゼロの状態の絶対零度を基点とした絶対温度の単位と同じです。

ディスプレイの色温度

ディスプレイの色温度は9300Kが標準です。ディスプレイによっては色温度を変更でき、例えば6500K、5000K等に変更できます。ディスプレイで正確な色を再現するには、色温度の調整が必要です。

出典

色温度 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
色温度(いろおんど)の意味 - goo国語辞書
色温度 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(1999/6/10公開記事)


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