USB増設カードの選び方

最終更新日 2022年02月09日

USB増設カードとは

基礎

USB増設カードとはパソコンにUSB端子を増設するための拡張カードです。パソコンにあるUSB端子では不足する場合、拡張スロットに装着し増設します。

昔はUSBに限らずIEEE 1394等もある製品が見られましたが、今では廃れてしまいUSBとは別のインターフェースもある製品が見られません(2022/02/09時点)。

USB

規格

USBの規格にUSB 1.1、USB 2.0、USB 3.0まであった頃では、最大速度重視であればUSB 3.0、そうではなければUSB 2.0で十分と話が簡単でした。今では話が複雑です。

USBの規格はバージョンの小数点以下が更新後、小数点以下の数字が最新のバージョンが有効です。USB 3.2が登場しUSB 3.1、USB 3.0が無効になりましたが、今でも使用されている表記であり紛らわしいです。

世代(Gen)とレーンで最大速度を判断するとわかりやすいです。仕様に世代(Gen)やレーンについて未記載の場合、最大速度の記載があればわかります。

世代 レーン 最大速度
Gen 1 x1 5Gbps
x2 10Gbps
Gen 2 x1 10Gbps
x2 20Gbps
Gen 3 x1 20Gbps
x2 40Gbps

USB増設カードではUSB 3.2 Gen 1x1(USB 3.1 Gen1、USB 3.0)が主流です(2022/02/09時点)。最大速度が5Gbpsであり多くの周辺機器にとって十分です。高速な外付けSSDを接続しフルに性能を発揮させたい等、最大速度を重視する場合は、さらに最大速度が速いUSB規格に対応する製品を選ぶとよいです。

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USBの規格

端子

USB増設カードではType-Aが主流です(2022/02/09時点)。よく使用するのがType-Cの場合、Type-C対応製品を選ぶとよいです。USB増設カード側と周辺機器側で端子が異なっても変換アダプター(変換ケーブル)を使用する方法があります。

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USBの端子

拡張スロット

空き拡張スロット

USB増設カードはマザーボードの拡張スロットに装着します。パソコンに拡張スロットがあるとは限らず、デスクトップパソコンのタワー型、省スペース型、キューブ型にあります。キューブ型でも小型製品だとありません。コンパクト型、スティック型、一体型にはありません。拡張スロットがあっても他の拡張カードが装着済みで空きがない場合や、空きがあっても他のPCパーツと物理的干渉する場合、装着できません。

規格

拡張スロットに規格があります。昔はPCIが主流でしたが廃れました。今ではPCI Expressが主流です(2022/02/08時点)。

PCI Expressのレーン数

レーン数にx16、x8、x4、x1があります。数字が大きいほど拡張スロットの形状が長いです。USB増設カードではx1が主流です。USB増設カードのレーン数と同じか、それよりレーン数が大きい拡張スロットに装着可能です。例えばUSB拡張カードがx4の場合、拡張スロットがx1だと装着できませんが、x16、x8、x4であれば装着可能です。

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PCI Express

USB増設カードのサイズ

ロープロファイル

ロープロファイルとはサイズの制限が小さい拡張カードです。ロープロファイル対応の拡張スロット向けですが、通常サイズの拡張スロットにも装着可能です。

USB増設カードを装着するパソコンの拡張スロットがロープロファイル対応の場合、ロープロファイル対応の製品を選びます。通常サイズの拡張スロットの場合、ロープロファイル対応の製品でもよいですが、USB端子が多いので通常サイズの製品を選ぶとよいです。

幅、奥行き

USB増設カードはどの製品も幅、奥行きが短く物理的干渉が発生しにくいです。他と比べてPCケース内部が狭い事情がなければ確認不要です。

高さ

高さは占有スロット数でほぼ決まります。USB増設カードはどの製品も1スロット占有です。1スロット分の拡張スロットが空いていれば装着できます。

コントローラー

USB端子の最大速度は対応するUSB規格によって決まりますが、同じUSB規格でもコントローラーによって最大速度が異なります。異なると言ってもあまり変わらないので確認不要です。コントローラーはUSB増設カードにとって頭脳的存在の部品であり、コントローラーの性能が高いほど最大速度が速いです。

補助電源

コネクター

USB増設カードは拡張スロットが供給する電力で動作しますが、製品によっては補助電源を必要とします。性能が高いほど消費電力が大きいので、製品が高性能だと補助電源を必要とする場合が多いです。

必要とする補助電源のコネクターは製品によって異なり、シリアルATA用コネクター、ペリフェラルコネクター、FDD用コネクターの内どれかです。電源ユニットにないコネクターを必要とする製品でも、変換ケーブルを使用する方法があります。

例えば補助電源としてFDD用コネクターを必要とするが、FDD用コネクターとシリアルATA用コネクターを変換するケーブルを使用すると、電源ユニットにFDD用コネクターがなくてもシリアルATA用コネクターがあれば接続できます。

位置、向き

補助電源用のコネクターの位置、向きは製品によって異なります。搭載するパソコン内部を見て物理的干渉が発生しないように選びます。特に注意が必要なのが、USB増設カードの真上から垂直方向にケーブルを接続する向きです。USB増設カードの上に他の拡張カードも装着する場合、物理的干渉が発生する可能性が高いです。

付属品

変換ケーブル

補助電源が必要な製品だと、それ用の変換ケーブルが付属する場合があります。電源ユニットに製品が必要とする補助電源のコネクターがなくても変換ケーブルを使用すると対応できます。付属していなくても単体販売の変換ケーブルを購入すればよいです。


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