HDDの回転数
最終更新日
2023年09月07日
HDDの回転数とは
基礎
HDDの回転数とは、プラッターの1分間あたりの回転数です。単位
単位にはrpmを使用します。例えば7,200rpmの場合、1分間に7,200回転です。7,200rpmと5,400rpmの違い
HDDによって回転数が違いますが、7,200rpmと5,400rpmが主流です。
5,200rpm等、若干違う回転数も見られますが、高回転の7,200rpmと低回転の5,400rpmに大別できます。
回転数が7,200rpmのHDDは高速、高消費電力、高発熱、動作音が大きい、回転数が5,400rpmのHDDは低速、低消費電力、低発熱、動作音が小さい、以上の違いがあります。
HDDは回転数以外の仕様も速度、消費電力、発熱量、動作音に影響してきますので、比較対象によっては当てはまらない場合があります。
例えば、HDDのデータ読み書き速度は技術進歩により向上し続けましたので、昔の7,200rpmのHDDと最近の5,400rpmのHDDを比較すると、5,400rpmのHDDの方がデータ読み書き速度が速い場合があります。
回転数が7,200rpmのHDDは主にデスクトップパソコン用、回転数が5,400rpmのHDDは主にノートパソコン用です。
ノートパソコンは内部スペースが狭く冷却性能が低いので、低発熱である5,400rpmのHDDが採用されることが多いです。
主にバッテリー動作で使われることが多いモバイルノートパソコンでは、低消費電力であることも採用理由にあります。
仕様等に回転数が記載されていない場合がありますが、ノートパソコンだと5,400rpmである可能性が高いです。
特にサイズが小さいノートパソコンでは5,400rpmであり、BTOカスタマイズに対応していても7,200rpmへの変更はまずできません。
サイズが大きいノートパソコンでは7,200rpmが見られ、5,400rpmであってもBTOカスタマイズ対応だと7,200rpmへ変更可能な場合があります。
5,200rpm等、若干違う回転数も見られますが、高回転の7,200rpmと低回転の5,400rpmに大別できます。
回転数が7,200rpmのHDDは高速、高消費電力、高発熱、動作音が大きい、回転数が5,400rpmのHDDは低速、低消費電力、低発熱、動作音が小さい、以上の違いがあります。
HDDは回転数以外の仕様も速度、消費電力、発熱量、動作音に影響してきますので、比較対象によっては当てはまらない場合があります。
例えば、HDDのデータ読み書き速度は技術進歩により向上し続けましたので、昔の7,200rpmのHDDと最近の5,400rpmのHDDを比較すると、5,400rpmのHDDの方がデータ読み書き速度が速い場合があります。
回転数が7,200rpmのHDDは主にデスクトップパソコン用、回転数が5,400rpmのHDDは主にノートパソコン用です。
ノートパソコンは内部スペースが狭く冷却性能が低いので、低発熱である5,400rpmのHDDが採用されることが多いです。
主にバッテリー動作で使われることが多いモバイルノートパソコンでは、低消費電力であることも採用理由にあります。
仕様等に回転数が記載されていない場合がありますが、ノートパソコンだと5,400rpmである可能性が高いです。
特にサイズが小さいノートパソコンでは5,400rpmであり、BTOカスタマイズに対応していても7,200rpmへの変更はまずできません。
サイズが大きいノートパソコンでは7,200rpmが見られ、5,400rpmであってもBTOカスタマイズ対応だと7,200rpmへ変更可能な場合があります。
データ読み書き速度
回転数が大きいほど高性能
HDD内部にはディスク(プラッター)と呼ぶ部品があり、ディスクに対してデータを読み書きします。ディスクへのデータ読み書きは磁気ヘッドが行います。HDDはレコードと少し似ているところがあり、HDDのディスクはレコード盤、HDDの磁気ヘッドはレコードの針に似ています。HDDのディスクは回転し、磁気ヘッドはディスク上を動き、ディスク上の特定の場所に対してデータを読み書きします。HDDの回転数が大きいほどディスクの回転速度が速く、磁気ヘッドがディスク上の指定位置に早く到達できますので、データ読み書き速度が速いです。
記録密度
HDDの記録密度もデータ読み書き速度に影響します。HDDを記録密度が違う条件で比較すると、回転速度が速い方がデータ書き込み速度も速いとは限りません。SSHDの回転速度
SSHDだと回転速度が遅い方がデータ読み込み速度が速い場合があります。SSHDでは内部にある小容量SSD(フラッシュメモリー)の性能、内部にある大容量HDDへデータ転送する速度、どのデータを小容量SSDに保存しておくか決めるアルゴリズム等、様々な要因が影響しますので、SSHDでは回転速度が速いほど性能が高いとは限りません。温度
HDDの回転数が高いと発熱が大きくHDDの温度が上がりすぎてしまうリスクが大きくなりますが、冷却性能が低すぎる問題がなければ、5,400rpmと7,200rpmを比べると温度に違いが生じても数℃程度であり、ほとんど変わらない場合もあります。
同じ回転数のHDDを比較すると、どのメーカーのどのHDDなのかによって、どこまで温度が上昇するのか違いますが、比較的新しいHDDであれば大きな違いがありません。
同じ回転数のHDDを比較すると、どのメーカーのどのHDDなのかによって、どこまで温度が上昇するのか違いますが、比較的新しいHDDであれば大きな違いがありません。
動作音
一般的には7,200rpmの方が動作音が大きいですが、技術進歩によって随分と動作音が抑えられるようになり、比較対象によっては5,400rpmよりも7,200rpmの方が静かな場合もあるほどです。
5,400rpmでも静音性が十分高いです。
7,200rpmだと動作音が大きくなるとしても、パソコン全体として見れば動作音が大きいのはCPUクーラー等にあるファンであり、HDDの動作音は大したことありませんので、7,200rpmでも動作音を気にする必要性が低いです。
HDDの発熱が小さいとファンの回転数を低く抑えられ、動作音が小さくなる面もありますが、HDDの回転数の違いで生じる発熱の差は小さいため、7,200rpmではなく5,400rpmでもあまり変わりません。
5,400rpmでも静音性が十分高いです。
7,200rpmだと動作音が大きくなるとしても、パソコン全体として見れば動作音が大きいのはCPUクーラー等にあるファンであり、HDDの動作音は大したことありませんので、7,200rpmでも動作音を気にする必要性が低いです。
HDDの発熱が小さいとファンの回転数を低く抑えられ、動作音が小さくなる面もありますが、HDDの回転数の違いで生じる発熱の差は小さいため、7,200rpmではなく5,400rpmでもあまり変わりません。
故障率
回転数と故障率に相関関係なし
HDDの回転数が大きいほど故障率が高いと見聞きします。これは間違いです。勤めていた某企業のデータセンターで様々な回転数のHDDを使用してきましたが、回転数が大きくても故障率が高いことはなかったです。HDDの某メーカーに問い合わせたところ、様々な回転数のHDDを取り扱ってきたが、回転数が大きいほど故障率が高いことはないそうです。用途
高回転のHDDはデータ読み書き速度が速いので、OS、ソフトウェアのインストール、利用頻度が高いデータを保存する用途に向いています。
OSの起動、アプリケーションの動作速度が速くなる、高速にデータを読み書きできるメリットがあり、パソコンを快適に使えます。
低回転のHDDは消費電力、発熱、動作音が小さいので、利用頻度が低いデータを保存する、省エネや静音性を重視する用途に向いています。
例えば、動画、画像、音楽のデータを保存しておき、利用頻度が高いとしても主に鑑賞に使用する場合は、データを読み書き速度が遅くてもよいので低回転のHDDで十分です。
OSの起動、アプリケーションの動作速度が速くなる、高速にデータを読み書きできるメリットがあり、パソコンを快適に使えます。
低回転のHDDは消費電力、発熱、動作音が小さいので、利用頻度が低いデータを保存する、省エネや静音性を重視する用途に向いています。
例えば、動画、画像、音楽のデータを保存しておき、利用頻度が高いとしても主に鑑賞に使用する場合は、データを読み書き速度が遅くてもよいので低回転のHDDで十分です。
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