HDDの選び方

最終更新日 2021年07月15日

HDDの種類

内蔵HDD、外付けHDD

大まかに分けるとHDDには、内蔵HDDと外付けHDDがあります。

昔はインターフェースの規格の最大速度が内蔵HDDの方が速かったですが、今では外付けHDDでも速いです。

容量あたりの価格が内蔵HDDの方が安かったですが、今では外付けHDDも安いです。

内蔵HDDはパソコン内部に搭載しますので、パソコン外に設置スペースが不要のメリットがありますが、外付けHDDでもサイズが小さいので大したメリットではありません。

昔は外付けHDDと比べると様々な点で内蔵HDDが大きく勝っていたので選ぶとよかったですが、今では外付けHDDでもよいです。

内蔵HDDを搭載するにはパソコンにドライブベイが空いている必要があり、取り付け作業は難しくはありませんが、外付けHDDと比べたら大変です。

内蔵HDDである必要がなければ、外付けHDDを選ぶとよいです。

外付けHDDだと接続の取り付けと取り外しが簡単ですので、様々なパソコン等で使いやすいです。

ポータブルHDD

ポータブルHDDとは外付けHDDの一種であり、小さくて軽く持ち運びしやすいので、屋外に持ち出し使用する場合に選ぶとよいです。

USBバスパワーで動作するため、電源コンセントに接続する必要がありません。

屋外に持ち出す場合、紛失・盗難の可能性が高くなりますので、データ暗号化等のセキュリティ機能がある製品を選ぶとよいです。

強い衝撃・振動が加わる可能性も高くなりますので、耐衝撃性を謳う製品を選ぶとよいです。

外付けケースと内蔵HDD

完成品の外付けHDDを選ぶのではなく、外付けケースと内蔵HDDを選び、外付けケースに内蔵HDDを搭載して使用する方法もあります。

余っている内蔵HDDがある場合、外付けケースのみ選べばよく、組み合わせると外付けHDDになります。

パソコンの内蔵HDD以外が故障したとき、内蔵HDDを取り外し外付けケースに取り付け、他のパソコンに接続しデータを読み込む等の使い方があります。

外付けケースは内蔵HDDの取り付けや取り外し作業がしやすいように作られており、完成品の外付けHDDを選ぶよりも容量あたりの価格が安くなる場合があります。

昔のファミコンやスーパーファミコンのカセットの抜き差しのように使用できる外付けケースもあります。

外付けケースには、1台のみ搭載可能な小型の製品や、10台以上搭載可能な大型の製品もありますが、搭載したい台数に合わせて選ぶとよいです。

小型である必要がない場合、搭載可能な内蔵HDDのサイズが2.5インチと3.5インチの両方に対応しているとよいです。

インターフェースの選び方は、外付けHDDを選ぶ場合と同じです。

ドライブベイに搭載するHDDのサイズ

HDDのサイズに2.5インチと3.5インチがありますが、搭載できるサイズを選ぶ必要があります。

2.5インチのHDDは、高さ(厚さ)に7mmと9.5mmがありますが、搭載できる高さ(厚さ)を選ぶ必要があります。

高さ(厚さ)が9.5mmのHDDを搭載できない場合、高さ(厚さ)が7mmのHDDを選ぶ必要があります。

高さ(厚さ)が9.5mmのHDDを搭載できるのかわからない場合、高さ(厚さ)が7mmのHDDを選び、9.5mmを搭載可能だとわかり2.5mm分のスペースが空いた場合、スペーサーを使用するとよいです。

ドライブベイに搭載するHDDのインターフェース

ドライブベイに搭載するHDDのインターフェースの規格はSATAです。

SATAが登場する前はATA(IDE、Parallel ATA)でしたが、廃れてSATAになりました。

HDDもマザーボードもSATA端子はSerial ATA 6.0 Gbpsへの対応が普及しています。

もし両者の規格が違っても互換性がありますので動作しますが、データ転送速度が遅い方で動作します。

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SATA(Serial ATA)

外付けHDDのインターフェース

USB、Thunderbolt

外付けHDDのインターフェースの規格は、USB、Thunderboltが主流です。

パソコン等にUSBが普及しており、様々なパソコン等と接続できますので、USBを選ぶとよいです。

Thunderboltはデータ転送の最大速度が速いですが、HDDにとって速すぎます。

外付けHDDを使うパソコン等にThunderbolt端子がある等、必要に応じてThunderboltを選ぶとよいです。

Thunderboltだとデイジーチェーン対応可能ですので、利用したい場合は、デイジーチェーンに対応しているのも確認しThunderboltを選ぶとよいです。

USB

USBのデータ転送の最大速度は規格によって違い、昔はHDDにとって遅かったですが、今では新しい規格だと十分な最大速度があります。

USB 3.2 Gen 1x1(USB 3.1 Gen1、USB 3.0)を選べば十分です。

外付けHDDを接続するパソコン等のUSB端子と規格が違っていても、互換性がありますので動作しますが、最大速度が遅い方で動作します。

USB端子にType-Cが登場し、外付けHDDにType-BとType-Cが混在し、パソコン等のUSB端子にType-AとType-Cが混在しています。

Type-A(パソコン等)とType-B(外付けHDD)か、Type-C同士(パソコンと外付けHDD)の組み合わせで接続し使用するのが基本です。

変換アダプター(変換ケーブル)を使用すると、Type-A(パソコン等)とType-C(外付けHDD)、Type-C(パソコン等)とType-B(外付けHDD)でも接続し使用できます。

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USBの規格

Thunderbolt

Thunderboltのデータ転送の最大速度は規格によって違いますが、HDDにとってはThunderbolt 1の最大速度でも十分なくらいです。

外付けHDDを接続するパソコン等のThunderbolt端子と規格が違っていても、互換性がありますので動作しますが、最大速度が遅い方で動作します。

Thunderbolt 3の端子形状はUSB Type-C、前はMini DisplayPortですが、変換アダプター(変換ケーブル)を使用すると接続できます。

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Thunderboltの規格

HDDの容量

昔は容量あたりの価格の安さを重視し、よく売れていて普及している容量のHDDを選ぶとよかったですが、HDDの低価格化と大容量化が進みましたので、容量あたりの価格の安さを気にせずに、必要な容量があるHDDを選ぶとよいです。

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ストレージの容量

HDDのキャッシュ

性能を重視する場合、キャッシュ容量が大きいHDDを選ぶとよいですが、昔と比べて全体的にキャッシュ容量が大きくなっており、一般的にはキャッシュ容量を気にせずにHDDを選んでもよいです。

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HDDのキャッシュ

HDDの回転数

7200rpm、5400rpm

3.5インチのHDDはデスクトップパソコン用であり、消費電力、発熱が大きくても問題になる可能性が低いため、7200rpmが多いです。

2.5インチのHDDはノートパソコン用であり、消費電力、発熱が小さい方が望ましいため、5400rpmが多いです。

3.5インチのHDDを選ぶなら7200rpmが選択の目安ですが、データ読み書き速度よりは消費電力、発熱量の小ささ、静音性を重視するなら5400rpmを選ぶとよいです。

2.5インチのHDDを選ぶなら5400rpmが選択の目安ですが、データ読み書き速度を重視するなら7200rpmを選ぶとよいです。

内部スペースが狭くて冷却性能が低いノートパソコン等にHDDを搭載する場合、発熱の大きさが問題となりHDDに限らずHDD周辺のPCパーツも熱によって劣化が進み故障するリスクが大きくなりますので、原則的には5400rpmを選ぶとよいです。

10,000rpm

3.5インチの高性能HDDの中には10,000rpmもあり、さらにデータ読み書き速度が上がりますが、SSDには勝てません。

データ読み書き速度を重視してストレージを選ぶ場合、高回転HDDよりSSDを選ぶとよいです。

どうしてもストレージはHDDである必要があり、データ読み書き速度を重視する場合、10,000rpmのHDDを選ぶとよいです。

外付けHDD

サイズが大きい外付けHDDは3.5インチ採用が多いので、7,200rpmが多いです。

サイズが小さいと2.5インチ採用が多いので、5,400rpmが多いです。

データ読み書き速度を重視する場合、7,200rpmを採用しているサイズが大きい外付けHDDを選ぶとよいです。

外に持ち出す等、サイズの小ささを重視する場合、5,400rpmを選ぶことになりますが、データ読み書き速度に妥協しサイズが小さい外付けHDDを選ぶとよいです。

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HDDのNCQ

HDDにNCQ対応が普及していますので、NCQ対応の確認は不要です。

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NCQ(Native Command Queuing)

HDDの平均シークタイム

どのHDDも平均シークタイムが十分短いので、平均シークタイムを気にせずにHDDを選んでもよいです。

平均シークタイムを確認してHDDを選ぼうとしても、仕様等に記載されていない場合が多いです。



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