メインメモリー - デスクトップパソコンの選び方

最終更新日 2017年03月13日

メインメモリーの選び方

メインメモリー容量が重要

デスクトップパソコンを選ぶ際は、メインメモリー関連の仕様ではメインメモリー容量が最も重要です。

メインメモリーは、パソコンのデータを一時的に保存するために使われます。メインメモリーに一時的に保存されたデータは、パソコンの頭脳的存在の CPU が利用しますが、メインメモリーはデータ読み書き速度が速いため、CPU はメインメモリーと高速にデータをやり取りでき、処理速度が向上します。

もしメインメモリー容量が不足し、メインメモリーにデータが入りきらないと、ストレージにもデータが一時的に保存され、CPU はデータ読み書き速度が遅いストレージとデータをやり取りする機会が生じ、処理速度は大幅に低下します。

処理速度が大幅に低下すると、パソコンが快適に動作しなくなり大きなストレスとなりますので、十分なメインメモリー容量を選ぶ事が重要です。

メインメモリー容量以外の重要性は低い

メインメモリーの仕様には、容量以外に種類、規格、マルチチャンネルがあります。メインメモリーの種類は特に重要ではなく、別途で交換や増設用のメインメモリーを購入するなら、メインメモリーの種類を確認しておく必要があります。

メインメモリーの規格やマルチチャンネルの違いが処理速度に影響はしてきますが、体感できるほどの性能差は出てきませんので、重要性は低く気にせずに選んでも問題ありません。

メインメモリーの規格やマルチチャンネルは、デスクトップパソコンに単に高い性能を求めるだけでなく、パソコンの性能を測定するベンチマークソフトウェアを使わないと分からないくらいの性能差にまで重視する場合は重要になってきます。

容量 ・確認して選ぶ必要あり
種類 ・別途で交換や増設用のメインメモリーを購入する等の理由で種類を知る必要があれば確認して選ぶ必要あり
規格 ・体感できないほどの性能差にまでこだわるなら確認して選ぶ必要あり
マルチチャンネル ・体感できないほどの性能差にまでこだわるなら確認して選ぶ必要あり

メインメモリー容量の選び方

大容量メインメモリーが標準的に

昔は、メインメモリー容量を大きくしたくても価格がすごく高くなってしまい、大容量メインメモリー搭載デスクトップパソコンの入手には、多くの予算が必要でした。

最近はメインメモリーの価格が随分と値下がり、少なくとも容量 4GB 以上あるデスクトップパソコンが多く、さらにメインメモリー容量が大きいデスクトップパソコンも珍しくありません。また、BTO カスタマイズでメインメモリー容量をさらに増加しても、それほど価格が高くなりません。

主なメインメモリー容量

以下は、デスクトップパソコンで見られる主なメインメモリー容量です。

容量 特徴等
16GB ・主に高性能デスクトップパソコンに見られる容量
・容量 8GB では明らかに足りないなら選択の目安
8GB ・多くのデスクトップパソコンに見られる容量
・動画編集や画像編集、PC ゲーム等、負荷が大きい作業に使用するなら選択の目安
4GB ・主に価格が安いデスクトップパソコンに見られる容量
・日常用途やビジネス用途等、負荷が小さい作業に使用するなら選択の目安

おすすめは容量 8GB です。インターネットやメール等の日常用途やビジネス用途にデスクトップパソコンを使うなら容量 4GB でも十分ですが、起動するソフトウェアが多くなってくると容量 4GB でも足りなくなってくるので、容量 8GB がおすすめです。

容量 8GB もあれば、動画編集や画像編集、PC ゲーム等、負荷が大きい作業にデスクトップパソコンを使いたくなった場合にも対応できます。

選択の目安となるメインメモリー容量の基準は上がっていく

上記では、2015年8月1日時点における、パソコンの使用用途を考慮したメインメモリー容量の選択の目安を記載しましたが、その基準は上がっていきます。

メインメモリー容量の選択の目安とは、言い替えるとパソコンを快適に使えるようになるメインメモリー容量ですが、昔では容量 512MB や 256MB 等、容量 1GB すらないパソコンが主流であり、容量 512MB もあれば快適に使える等と言われた時代がありました。2015年8月1日時点では容量 512MB では快適に使うのは難しく、容量 8GB もあれば快適に使えると言えます。

なぜ快適に使えるメインメモリー基準は上がっていくのか、その理由はメインメモリーの大容量化が進むとともに、新しい OS やソフトウェアのメインメモリー使用量も増えていくからです。

OS はメインメモリー使用量を抑えていく傾向が見られますが、ソフトウェアはさらなる機能向上や高速化等でメインメモリー使用量が増えていく傾向が見られます。

2015年8月1日時点では、負荷が大きい作業に使用する場合でも容量 8GB もあれば容量不足になる可能性は非常に低いですが、数年後には容量 16GB はないと容量不足になる可能性は非常に低くならないかもしれません。

メインメモリー最大容量の選び方

搭載可能なメインメモリーの容量には上限がある

デスクトップパソコンは、増やせるメインメモリーの容量には限度があります。搭載可能なメインメモリーの最大容量は、CPU やマザーボードの仕様によって決まります。

メインメモリーは、マザーボードにあるメインメモリースロットに装着しますが、サイズが大きいマザーボードほどメインメモリースロットが多く、一度に搭載可能なメインメモリー枚数を多くできるため、このようなマザーボードを搭載できるサイズが大きいデスクトップパソコンほど、メインメモリー最大容量が大きい傾向があります。

メインメモリーの容量を増やす予定があるなら要確認

デスクトップパソコン購入後に、メインメモリーを交換したり増設したりして、メインメモリー容量を大きくする予定があるなら、メインメモリー最大容量の確認が必要です。

サイズが小さいコンパクト型デスクトップパソコンでもメインメモリー最大容量は 8GB 程度はありますが、64GB 等の大容量メインメモリーを搭載するためには、サイズが大きいタワー型デスクトップパソコンを選ぶ必要があります。

メインメモリーの種類の選び方

パソコンを選ぶなら、メインメモリーの種類を選ぶ事は考えなくて良い

メインメモリーには幾つか種類がありますが、それぞれのデスクトップパソコンのモデルは搭載可能なメインメモリーの種類が決まっています。BTO 対応のデスクトップパソコンを選ぶときは搭載可能なメインメモリーの種類のみ用意されて選択できるようになっており、別途でメインメモリーを買ったりしない限り、間違ってメインメモリーの種類を選んでしまう危険性はありません。

パソコンと同時に交換や増設用のメインメモリーを購入する、もしくは今後メインメモリーの交換や増設する事があるなら、メインメモリーの種類を把握しておく必要があります。メインメモリーの種類は、パソコンの仕様表等で確認が可能です。

「種類、規格 - メインメモリーの選び方」掲載のメインメモリーの種類一覧にて、メインメモリーの種類を掲載しています。

デスクトップパソコンでは DIMM のメインメモリー搭載モデルが多いです。本体サイズが小さいデスクトップパソコンは SO-DIMM のメインメモリー搭載モデルも見られます。

メインメモリー規格の選び方

パソコン選びでメインメモリーの規格を重視する必要性にて詳しく掲載していますが、デスクトップパソコンを選ぶ上でメインメモリーの規格について気にして選ぶ必要性は低いです。

マルチチャンネルの選び方

メインメモリーをマルチチャンネルにする必要性にて詳しく記載していますが、マルチチャンネルにする必要性は低いです。

デスクトップパソコンを選ぶときは、複数枚のメインメモリーを搭載しマルチチャンネルを採用しているモデルを無理に選ぶ必要はありません。

デスクトップパソコンが BTO カスタマイズに対応しており、メインメモリーの枚数を変更しシングルチャンネルからマルチチャンネルへ変更できる場合がありますが、無理にマルチチャンネルに変更する必要はありません。


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