デスクトップパソコンの選び方

最終更新日 2021年07月09日

デスクトップパソコンの種類

違い

デスクトップパソコンの種類には、タワー型、省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型、一体型があります。

種類によって様々な違いがありますが、設置スペース、持てる性能、拡張性、コストパフォーマンスが重要な違いです。

種類によって本体サイズが違い、本体サイズが大きいほど必要な設置スペースが大きいです。

本体サイズが大きい、すなわち必要な設置スペースが大きい順に並べると、タワー型、省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型です。

一体型は、本体とディスプレイが一体となっており例外的な種類であり、他の種類は分離しています。

一体型の設置スペースは、画面サイズが同じ外付けディスプレイと同じくらいです。

本体サイズが小さくて必要な設置スペースが小さい種類がよさそうですが、本体サイズが小さいほど持てる性能が低い、拡張性が低い、コストパフォーマンスが低いです。

持てる性能、拡張性、コストパフォーマンスどれか一つでも重視する場合、必要な設置スペースが大きいことを受け入れて本体サイズが大きい種類を選ぶ必要があります。

特に重視せず設置スペースを抑えたい場合、本体サイズが小さい種類を選ぶ必要があります。

本体サイズが大きいと小さいで二分する場合、キューブ型が境界ラインです。

本体サイズ 違い タイプ
大きい ・必要な設置スペースが大きい
・持てる性能が高い
・拡張性が高い
・コストパフォーマンスが高い
タワー型
省スペース型
キューブ型(※)
小さい ・必要な設置スペースが小さい
・持てる性能が低い
・拡張性が低い
・コストパフォーマンスが低い
キューブ型(※)
コンパクト型
スティック型
一体型
(※)本体形状が立方体だが本体サイズがピンキリであり、タワー型と同じくらい大きいキューブ型もあればコンパクト型と同じくらい小さいキューブ型もある

各種類を、必要な設置スペースが大きい順、持てる性能が高い順、拡張性が高い順、コストパフォーマンスが高い順に並べると以下のとおりです。

必要な設置スペース
タワー型 > 省スペース型 > コンパクト型 > スティック型 ≒ 一体型
(※)左に行くほど必要な設置スペースが大きい

持てる性能の高さ
タワー型 > 省スペース型 > 一体型 > コンパクト型 > スティック型
(※)左に行くほど持てる性能が高い

拡張性の高さ
タワー型 > 省スペース型 > コンパクト型 ≒ 一体型 > スティック型
(※)左に行くほど拡張性が高い

コストパフォーマンスの高さ
タワー型 ≒ 省スペース型 > コンパクト型 ≒ スティック型 ≒ 一体型
(※)左に行くほどコストパフォーマンスが高い

キューブ型は本体サイズがピンキリであり、本体サイズにより順番が変わってくるので含めていません。

本体サイズが大きい場合はタワー型、本体サイズが小さい場合はコンパクト型と同じです。

用途

デスクトップパソコンの性能が不足すると快適に作業できず、用途によっては深刻な問題となり、例えばゲームでは性能が不足すると最悪プレイできませんので、持てる性能の高さが最も重要です。

ゲーム、動画・画像編集等、負荷が大きい作業に使用する場合、持てる性能が高いタワー型を選ぶとよく、本体サイズが大きいキューブ型でもよいです。

ゲーム等で高いグラフィックス性能が必要な場合、高性能ビデオカードを搭載可能なタワー型を選ぶ必要があります。

タワー型は拡張性が高く、グラフィックス性能が不足した場合にビデオカードの交換や増設をしやすいメリットがあります。

性能が高いほど価格が高くなりますが、タワー型はコストパフォーマンスが高いので価格を抑えられます。

タワー型以外の種類でも自分にとって十分な性能がある製品を選べる場合、省スペース型等を選ぶとよいです。

性能に関してスティック型に注意が必要であり、持てる性能が低いので自分にとって十分な性能なのか慎重に検討する必要があります。

快適と感じる性能の基準は人によって違いますが、インターネット、メール、動画・画像コンテンツの視聴等、負荷が小さい作業に使用する場合でも性能が低く不満に感じる可能性が高いです。

スティック型より設置スペースが大きくなりますが、コンパクト型の中で性能が高い製品を選ぶと、負荷が小さい作業であれば快適に感じる可能性が高いです。

パソコンメーカー

パソコンメーカーに全ての種類があるとは限りません。

タワー型と省スペース型のみ、省スペース型と一体型のみ等の場合があり、デスクトップパソコンがない場合もあります。

重要なのは種類であり、自分が欲しい種類があるパソコンメーカーを選ぶとよいです。

デスクトップパソコンのディスプレイ

一体型を選ぶ場合、ディスプレイの仕様を確認して選ぶ必要があります。

ディスプレイの仕様は詳しく公開されていない場合が多く、仮に詳しい仕様がわかっても画質の良し悪しは実際に見てみないとわからないところがあります。

一体型以外でも外付けディスプレイがセットになっている場合にも当てはまりますが、セットではなく単体販売の外付けディスプレイを選ぶとよいです。

セット販売だと価格を抑えるために低コスト重視の場合が多く、しっかりと自分に合う外付けディスプレイを選ぶとよいです。

一体型のディスプレイも低コスト重視の場合が多く、それでも技術進歩により画質が底上げされましたので、多くの人が満足できるくらいの画質があります。

画質が高いディスプレイを選ぶとしても、パソコン買い替え後も使用できません。

質が高いディスプレイを入手したら、長年に渡って使用していきたいところですが、一体型の故障や性能の陳腐化により買い替える場合、ディスプレイごとになります。

これが一体型を推奨できない理由の1つであり、どうしても一体型である必要がなければ、他の種類を選ぶとよいです。

デスクトップパソコンのCPU

性能を重視する場合、CPUの性能が重要ですが、高性能CPUを搭載していても他のPCパーツの性能が低くボトルネックになると、パソコンの性能が低いと感じる原因になります。

他のPCパーツの性能も重視してを選ぶとよく、特にメインメモリーの容量、ストレージのデータ読み書き速度、GPUの性能が重要です。

快適に使用するには性能が重要ですが、ディスプレイの画質、キーボードとマウスの使いやすさ、周辺機器との接続に使用するインターフェース速度の速さ等も重要です。

自分にとって十分な性能を持つCPUを選ぶ必要がありますが、CPU以外も重視して選ぶ必要があります。

デスクトップパソコン向けCPU、モバイルパソコン向けCPU

原則的にはデスクトップパソコン向けCPUを搭載していますが、一体型等のサイズが小さいデスクトップパソコンはモバイルパソコン向けCPUを搭載しています。

モバイルパソコン向けCPUは発熱が小さく、サイズが小さく内部スペースが狭いパソコンに適しています。

昔はモバイルパソコン向けCPUの中で最高クラスの性能でも推奨できないほど性能が低かったですが、今では性能が向上しておりゲーム、動画編集、画像編集等で使用するために選んでもよいです。

タワー型
省スペース型
キューブ型(※)
・デスクトップパソコン向けCPUを搭載
キューブ型(※)
コンパクト型
スティック型
一体型
・モバイルパソコン向けCPUを搭載
(※)サイズが大きい方だとデスクトップパソコン向けCPU、サイズが小さい方だとモバイルパソコン向けCPUを搭載

CPUのメーカー

原則的にはCPUのメーカーは、どちらを選んでもよいです。

一方にある機能を利用したい等、特殊な用途がない限り、どちらでもよいです。

CPUのブランド

CPUのブランドとは、製品の名称です。同じブランドには多数の製品が存在し、製品によって性能がピンキリですので、結局は個別の製品の性能を調べて選ぶことになりますが、ブランドから性能の高さを概ね把握できます。

ブランドの立ち位置を性能が高い順に並べると、インテルのブランドではCore i9、Core i7、Core i5、Core i3、Pentium、Celeronです。AMDのブランドでは、Ryzen Threadripper、Ryzen 7、Ryzen 5、Ryzen 3です。(2021/06/24時点)

高性能がよい場合、インテルのCore i9、Core i7、AMDのRyzen Threadripper、Ryzen 7、れも代表的な高性能ブランドです。

標準的な性能でよい場合、インテルのCore i5、Core i3、AMDのRyzen 5、Ryzen 3が選択の目安です。

低性能でよい場合、インテルのPentium、Celeronが選択の目安です。

  インテル AMD
高性能 Core i9
Core i7
Ryzen Threadripper
Ryzen 7
標準的性能 Core i5
Core i3
Ryzen 5
Ryzen 3
低性能 Pentium
Celeron
-

各ブランドに多数の製品があり、その中から自分に合う製品を選ぶ必要があります。

どのブランドのCPUを選ぶのか決めておくと選択が楽になります。例えば、高性能デスクトップパソコンが欲しいので、ブランドのCore i7かRyzen 7に絞ると選びやすくなります。

CPUのベンチマーク

ベンチマーク

CPUの性能を比較する場合、ベンチマークスコアを参考にするとよいです。ベンチマークとはCPU等の性能を測定して数値化することであり、その数値がベンチマークスコアです。

どのベンチマークスコアを参考にするとよいのか人によって異なりますが、PassMarkのベンチマークスコアを参考にするとよいです。

PassMarkのベンチマークスコア

以下のリンク先では、PassMarkのベンチマークスコアを基にして、性能が高い順にしてCPUを並べています。

デスクトップパソコン向けCPUを搭載しているとは限りませんので、モバイルパソコン向けCPUのベンチマークスコアを参考にして選ぶ場合もあります。

デスクトップパソコンのCPUクーラー

サードパーティー

デスクトップパソコンが搭載しているCPUクーラーは、リテールクーラー(純正クーラー)の場合が多いです。

仕様に記載がなければリテールクーラーである可能性が高いです。

標準搭載がリテールクーラーでも、BTOカスタマイズでサードパーティー(社外品)へ変更できる場合があります。

リテールクーラーでも冷却性能と静音性が十分高いので、原則的にはこれでよいです。

冷却性能と静音性を重視する場合、サードパーティーを選ぶとよいです。

サードパーティーでも冷却性能と静音性に優れているとは限りませんが、パソコンメーカーではサードパーティーなのにリテールクーラーより劣ると不満が出てくることを懸念してか、優れているサードパーティーを採用しています。

水冷式

サードパーティーには、空冷式CPUクーラーと水冷式CPUクーラーがあります。

水冷式の方が冷却性能と静音性に優れていそうですが、一般的にはそうでもありませんので、空冷式で十分です。

水冷式を採用していたり、BTOカスタマイズで水冷式を選べるデスクトップパソコンは少ないことからも、積極的に選ぶ理由がないとわかります。

デスクトップパソコンのメインメモリー

容量

自分にとって小さすぎない大きすぎない容量を選ぶとよいです。

日常用途やビジネス用途では4GBが目安ですが、昔と違って今では容量あたりの価格が安いので、かなり余裕がありそうでも8GBを選ぶとよく、後に必要になっても容量不足になるリスクを抑えられます。

ゲーム、動画・画像編集等、負荷が大きい作業に使用する場合は8GBが目安ですが、同様の理由で16GBを選ぶとよいです。

あくまでも目安なので、人によっては容量不足になる場合があります。

例えば、4K解像度の動画に対し多くのエフェクトをかけて加工をする等して複雑な動画編集となったり、巨大なサイズの画像を編集したりする等、16GBでも足りない場合があります。

最大容量

購入後にメインメモリーの交換や増設して容量を増やせますが、一部では不可能であり、仕様にはオンボード、メインメモリースロットなし等と記載されています。

可能でも最大容量を超えることはできませんので、購入後に増やす場合は最大容量も確認が必要です。

規格

メインメモリーの規格は多数ありますが、数多くある規格の中から自由に選べるものではなく、どれも規格が同じです。

厳密には規格の違いが見られますが、規格の違いによって体感できるほどの性能差が生じませんので、規格の確認が不要です。

マルチチャンネル

一般的にマルチチャンネルにしても体感できるほど性能が向上しませんので、確認が不要です。

デスクトップパソコンのストレージ

SSD

SSDの低価格化が進みましたので、昔と違って今ではSSDを選ぶ時代です。

まだまだHDDと比べると容量あたりの価格が高いですが、データ読み書き速度が速く、特に性能重視の場合は選択が必須です。

予算を抑えて大容量のストレージを使用したい場合はHDDを選ぶとよいですが、SSDを標準搭載し、BTOカスタマイズに対応していてもSSDを選べない場合が多くなってきています。

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SSD+HDD

今と比べてSSDの容量あたりの価格が高かった頃、小容量SSDと大容量HDDを選び、SSDとHDDそれぞれの長所を活かして使い分ける方法を推奨でした。

今ではSSDのみを推奨しますが、必要な容量をSSDのみで選ぶと予算を超えてしまう場合、小容量SSDと大容量HDDを選ぶとよいです。

小容量SSDを選び、内蔵HDDを増設可能なタワー型等にし購入後に増設する方法や、外付けHDDを使用する方法があります。

eMMC

コンパクト型の一部やスティック型のストレージはeMMCであり、データ読み書き速度がSSDより遅いですがHDDより速いです。

性能重視の場合は推奨できませんが、その場合に選ぶのがよくない性能が低いパソコンがeMMCを採用しています。

デスクトップパソコンのHDD

容量

HDDの低価格化と大容量化が、進みすぎたと言えるほどです。

標準搭載の容量でも多くの人にとって十分と思われます。

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ストレージの容量

規格

SATA3が普及しており、この規格を選ぶことになります。

回転数

7,200rpmが普及しており、この回転数を選ぶことになります。

さらに高回転の10,000rpmや、5,400rpmも見られます。

回転数が大きいほど、データ読み書き速度が速い、発熱と消費電力が大きい、動作音が大きいですが、大きな違いはありません。

性能重視の場合は10,000rpmがよいですが、HDDである必要がなければSSDを選ぶとよいです。

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デスクトップパソコンのSSD

種類

ドライブベイに搭載する2.5インチSSDが普及していますが、M.2スロットに差し込み搭載するM.2 SSDも普及しています。

ドライブベイが多数あるタワー型でもM.2 SSDが普及しており、その理由はデータ転送速度が速い規格PCI Expressに対応可能であり、データ読み書き速度が速いためです。

2.5インチSSDでもPCI Expressに対応するためにSATA Expressが登場しましたが、普及しませんでした。

データ読み書き速度重視の場合、M.2 SSDを選ぶとよいです。

2.5インチSSDでも十分速いので、無理にM.2 SSDを選ぶ必要はありません。

技術進歩によってCPUやGPUの性能が向上し一般的な用途では性能を持て余すようになりましたが、SSDのデータ読み書き速度に関しても同様です。

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容量

容量あたりの価格が高いですが、低価格化が進み大容量を選びやすくなりました。

128GBでは容量不足になる可能性が高いので、少なくとも256GBを選ぶとよいです。

自分にとって必要な容量を選ぶとよいですが、予算を超えてしまう場合はHDDと併用するとよいです。

購入後に容量不足になっても、外付けストレージを使用する等の方法がありますので気軽に選ぶとよいです。

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インターフェース規格

2.5インチSSDではSATAを選ぶことになります。

M.2 SSDでは、SATAかPCI Expressを選びますが、データ読み書き速度重視の場合はPCI Expressを選ぶ必要があります。

仕様にNVMe SSDと記載されている場合が多く、その場合はPCI Express対応M.2 SSDです。

同じPCI Expressでもリビジョンやレーン数によってデータ転送速度が違いますが、そこまで仕様に記載されていない場合が多く、知りたい場合はメーカーに問い合わせる必要があります。

最近では、リビジョンがPCI Express 4.0(Gen4)、レーン数が4レーン(x4)だと最もデータ転送速度が速いです。(2021/06/26時点)

最も遅いとPCI Express 2.0(Gen2)、2レーン(x2)ですが、これでも十分速いので最速クラスを求めない場合はリビジョンやレーン数の確認が不要です。

デスクトップパソコンのRAID

一般的な家庭用途ではRAIDは不要であり、必要だとしてもRAID標準対応が少なく、BTOカスタマイズでRAIDへ変更できる場合が少ないです。

RAIDは業務用途向けであり、サーバーやワークステーションにRAID対応が多いです。

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デスクトップパソコンのパーティション分割

昔はパーティション分割のメリットが大きかったですが、今では小さいので不要です。

必要で選ぶとしても、標準でパーティション分割済みが少なく、BTOカスタマイズで選べない場合が多いです。

購入後にパーティション分割の変更が可能ですので、必要でもパーティション分割なしを選んでもよいです。

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デスクトップパソコンの光学ドライブ

光学ドライブを搭載可能でも標準搭載していないデスクトップパソコンが増えてきたほど、光学ドライブの出番が減り廃れてきています。

CD、DVD、ブルーレイディスクを使用する予定がない場合、光学ドライブなしでよいです。

光学ドライブがなくても外付け光学ドライブを使用する方法がありますので、必要でも光学ドライブなしを選んでもよいです。

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光学ドライブ

DVDドライブ、ブルーレイドライブ

今ではCDメディアとDVDメディアの全規格に対応しているDVDスーパーマルチドライブが普及していますので、DVDドライブが対応している規格の確認が不要です。

ブルーレイドライブの場合、BD-ROM、BD-R/RE、BD-R/RE DL、BDXL-R/REに対応していれば十分ですが、どれも対応しています。

DVDドライブとブルーレイドライブ、どちらも技術が成熟しデータ読み書き速度の向上が物理的な限界まで向上しましたので、これも確認が不要です。

デスクトップパソコンのGPU

GPUの種類

グラフィックス処理を行うGPUの種類には、dGPU、CPU内蔵GPU、チップセット内蔵GPUがあります。

dGPUにはデスクトップパソコン向けとモバイルパソコン向けがあり、ビデオカードが前者を実装し、マザーボードが後者を実装します。

dGPUがない場合は、CPU内蔵GPUがグラフィックス処理を行います。

昔はCPUがGPUを内蔵しておらずチップセット内蔵GPUが行いましたが、CPU内蔵GPUが普及しました。

GPUを内蔵していないCPUもありますが、このCPUを使用する場合dGPUが必要です。

CPU内蔵GPU、dGPU

基本的にはCPU内蔵GPUを選び、必要に応じてdGPUを選びます。

dGPUが必要かは、高いグラフィックス性能が必要か不要かで判断します。

高いグラフィックス性能が不要な場合、dGPUも不要です。

インターネットやメールの利用、動画・画像・音楽コンテンツの視聴等の日常用途、ワードやエクセル等のオフィスソフトウェアを利用するビジネス用途等では、グラフィックス性能が低くてもよいです。

高いグラフィックスが必要な場合、dGPUが必要です。

一般的には、ゲーム、動画編集・画像編集等では、高いグラフィックス性能が必要です。

昔はゲームに使用する場合はdGPUが必須と言えるほどしたが、技術進歩によりCPU内蔵GPUのグラフィックス性能が向上したため、ゲームタイトルによってはCPU内蔵GPUでも十分でありdGPUが不要です。

動画・画像編集で利用するソフトウェアや編集の仕方により、CPU内蔵GPUで十分なのかdGPUが必要なのか決まってきます。

dGPUが必要か判断に迷う場合は、とりあえずビデオカード搭載可能なデスクトップパソコンを選ぶとよいです。

購入後にdGPUが必要な場合、ビデオカードを増設すればよいです。

モバイルパソコン向けdGPUは、購入後に増設できません。

dGPUとデスクトップパソコンの種類

dGPUが必要な場合、基本的にはデスクトップパソコン向けdGPUを実装しているビデオカードを選び、一体型にする必要がある場合はモバイルパソコン向けdGPUを選びます。

ビデオカードを選ぶ場合、タワー型を選ぶ必要があります。

グラフィックス性能が高いほどビデオカードのサイズが大きく、タワー型のみ搭載可能です。

キューブ型でもタワー型に近いほど本体サイズが大きければ搭載できますが、需要が小さいせいかあまり見られません。

本体形状が立方体がよい等、キューブ型を必要とする理由がない場合、タワー型でよいです。

ロープロファイル対応ビデオカードのグラフィックス性能で十分の場合、省スペース型やサイズが小さいキューブ型も選択肢に入りますので、設置スペースを抑えたい場合は選ぶとよいです。

コンパクト型、スティック型、一体型は、ロープロファイル対応ビデオカードでも搭載できません。

一体型はモバイルパソコン向けdGPUを搭載できますので、グラフィックス性能が高い製品があります。

コンパクト型、スティック型は、モバイルパソコン向けdGPUでも搭載できませんので、どれもグラフィックス性能が低いです。

GeForce、Radeon、Quadro、FirePro

一般的には、NVIDIAのGeForceかAMDのRadeonどちらかを選ぶとよいです。

多くの人はゲームのためにGPUを重視して選ぶと思われますが、原則的にはGeForceかRadeonを選ぶとよいです。

NVIDIAのQuadroやAMDのFireProは動画・画像編集向けですが、GeForceやRadeonも向いており、GeForceかRadeonを選ぶとよいです。

昔はQuadroやFireProを強く推奨でしたが、今ではGeForceやRadeonも推奨できます。

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GeForce、Radeon

自分が利用するソフトウェアとの相性に問題がなければ、GeForceとRadeonどちらを選んでもよいです。

どちらかが相性問題が起きやすいことはなく、どちらも発生する可能性が非常に低いです。

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GeForceとRadeon

GPUの性能

必要なGPUの性能は、利用するソフトウェアによって違います。

多くの人がゲームのためにGPUの性能を重視して選ぶと思われますが、プレイするゲームタイトルを快適にプレイできるGPUを調べると選ぶべきGPUがわかります。

自分にとって必要な性能を持つとわかったGPUに近い性能を持つGPUや、さらに高い性能を持つGPUでも選んでよいです。

GPUの性能はベンチマークスコアを参考にするとよいです。

デスクトップパソコンの電源ユニット

仕様

原則的には、電源ユニットの仕様を確認しなくてもよいほどです。

BTOカスタマイズでPCパーツの変更により消費電力が大きく増える場合や、購入後にPCパーツの交換や増設をする場合、電源ユニットの仕様の確認が必要です。

例えば、購入後に高性能ビデオカードを増設する場合、消費電力が高く補助電源を必要とする場合が多いので、それに対応できる電源ユニットがないと使用できません。

高性能ビデオカードを標準搭載していないと、それに対応可能な電源ユニットを標準搭載していない可能性がありますので、仕様の確認が必要です。

交換

購入後に電源ユニットの容量不足や故障等があっても、交換する方法があります。

交換可能がよい場合、市販の電源ユニットの搭載が明確なデスクトップパソコンを選ぶとよいです。

不明確でも交換できる場合がありますが、メーカー独自の電源ユニットだと原則的には交換できません。

交換可能でも、本体内部スペースが狭いと交換作業がしにくい、タワー型向けの電源ユニットが多い、以上の理由がありますのでタワー型を選ぶとよいです。

タワー型だと交換作業をしやすく交換用の電源ユニットを選びやすいです。

パソコンメーカー、パソコンショップ

NECや富士通等の国内大手パソコンメーカー、デルやヒューレット・パッカード等の海外大手パソコンメーカーでは、電源ユニットの選択肢があまりなく、仕様を詳細に記載していない場合が多く、メーカー独自の電源ユニットの場合があります。

サイコム、ツクモ、パソコン工房等、PCパーツも多く取り扱っているパソコンショップだと、電源ユニットの選択肢が多く、仕様を詳細に記載している場合が多く、原則的には市販の電源ユニットを採用しています。

電源ユニットの仕様にこだわって選ぶ場合や交換可能がよい場合、パソコンショップで選ぶとよいです。

容量

容量に余裕があるのが望ましいですが、余裕がない状態での販売がまずありませんので、原則的には容量の確認が不要です。

BTOカスタマイズでPCパーツを変更した結果、容量が不足すると変更の必要を知らせるメッセージが自動的に表示され場合がありますが、その場合は適切な容量に選び直す必要があります。

容量不足ではなくても容量ギリギリになっている場合や、購入後にPCパーツの交換や増設し消費電力が増える場合、容量が増えるように選ぶとよいです。

適切な容量は、各PCパーツの消費電力から計算して求める方法がありますが、面倒で難しいので、他の完成品デスクトップパソコンの中から似たような仕様を探して参考にするとよいです。

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コネクター

原則的には、コネクターの確認が不要です。

購入後にPCパーツの交換や増設し、必要なコネクターが増える場合、コネクターの確認が必要です。

特に高性能なビデオカードの搭載でPCI Express用コネクターが不足して困る場合が多いです。

高性能CPUや高性能ビデオカードを搭載するデスクトップパソコンに相応しい大容量の電源ユニットであれば、あらゆるコネクターが多くそろっている可能性が高いですが、そうとは限りません。

仕様にコネクターまで記載されていない場合が多いですが、電源ユニットのメーカーと型番が記載されている場合、インターネットを利用して調べられます。

80PLUS

80PLUS認証を取得している電源ユニットは変換効率が高く、無駄な消費電力と発熱量を抑えられ、節電、熱による劣化の減少、ファン回転数も抑えられ静音性の向上につながります。

80PLUS認証を取得していなくても変換効率が十分高いので、未取得でも懸念するほどではありません。

昔は80 PLUS認証を取得した電源ユニットの価格が高く、デスクトップパソコンの価格を抑えるせいか未取得が多かったですが、今では低価格化が進み普及しています。

80PLUSにはランクがあり、上位のランクほど変換効率が高く価格も高いです。

下位のランクの80 PLUSブロンズや80 PLUSシルバーでも変換効率が十分高いので、これらが選択の目安です。

低価格化が進み80 PLUSゴールド以上でも選びやすいですが、無理に選ぶ必要はありません。

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デスクトップパソコンのBluetooth

デスクトップパソコンにとってBluetoothは必須ではありませんので、Bluetoothが不要であればBluetooth非対応を選んでも問題ありません。

外付けBluetoothアダプターを接続して使用する方法がありますので、Bluetoothが必要であってもBluetooth対応を選ぶ必要はありません。

外付けBluetoothアダプターのインターフェースの規格はUSBが主流であり、USB端子を1つ使用します。

USB端子が少ない小型デスクトップパソコンを選ぶ場合、Bluetooth対応を選ぶとよいですが、USB端子が少ない小型デスクトップパソコンではBluetoothが普及しています。

タワー型 ・Bluetooth対応は少ない
省スペース型 ・Bluetooth対応は少ない
キューブ型 ・Bluetooth対応は少ない
一体型 ・Bluetooth対応は多い
コンパクト型 ・Bluetooth対応は多い
スティック型 ・Bluetoothに対応している

タワー型、省スペース型、キューブ型は、Bluetooth対応が少ないので、Bluetoothが必要な場合は外付けBluetoothアダプターを使用するとよいです。

一体型、コンパクト型は、Bluetooth対応が多いですが、Bluetooth非対応でも外付けBluetoothを使用すればよいです。

スティック型は、Bluetoothに対応しています。

スティック型はUSB端子数が少なく、キーボードやマウスはBluetooth接続で使用しますので、スティック型にBluetooth非対応はないと思われます。

デスクトップパソコンの外部インターフェース

USB

USBの端子位置

頻繁にUSB接続の抜き差しを行う場合、本体の前面にUSB端子があると便利ですが、多くの製品で前面と背面にUSB端子があります。

背面にはあるが前面にUSB端子がなかったり、前面にあるUSB端子数が少なく足りなくても、USBハブを使用すると前面側にUSB端子を増やせます。

USBの端子数

本体サイズが大きいほど端子数が多い傾向があります。

本体サイズが小さいのを選ぶ場合、端子数の少なさに妥協が必要です。

端子数が足りなくても、USBハブを使用し増やす方法があります。

USBの規格

最低でも最大速度が5GbpsのUSB 3.2 Gen 1x1(USB 3.1 Gen1、USB 3.0)があるとよいですが、どの製品にもあります。

外付けSSDを使用するのでデータ転送速度を重視する等、必要に応じて、さらに最大速度が速い規格がある製品を選ぶとよいです。

最大速度が480MbpsのUSB 2.0がある場合が多いですが、あっても問題なく、ある方がよいです。

キーボード、マウス、外付けDVDドライブ等、USB 2.0の最大速度で十分な周辺機器が多くあります。

規格は互換性がありますが、一部のUSB 2.0対応周辺機器はUSB 2.0対応端子に接続しないと正常に動作しない場合があります。

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USBの規格

USBの端子形状

USB Type-AとUSB Type-Bに加えてUSB Type-Cが新たに登場しましたが、特に気にして選ぶ必要がありません。

USB Type-Cへ置き換わっていくと思われますが、デスクトップパソコン側がUSB Type-A、周辺機器側がUSB Type-Cでも変換アダプターを使用する方法があります。

デスクトップパソコン側がUSB Type-Cであっても、USB Type-C登場前に存在していた周辺機器はもちろんですが、新たに発売される周辺機器でも急にUSB Type-Cへ置き換わるわけではありませんので、変換アダプターが必要になります。

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USBの端子

音声インターフェース

スティック型には音声インターフェースがありませんが、HDMI出力端子を使用するか、Bluetoothを利用し音声出力します。

一般的には、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子があり、さらにはライン入力端子、ライン出力端子もある場合が多く、これらがあれば十分です。

サラウンド端子、光デジタルオーディオの入力端子や出力端子を搭載している製品は無きに等しいので、これらが必要な場合、音声インターフェースを追加できる周辺機器やPCパーツを使用するとよいです。

映像インターフェース

映像入力端子

昔はビデオテープレコーダー等から映像を取り込めるように映像入力端子を搭載している製品がありましたが、今では映像は動画ファイルでやり取りされるようになりましたので無きに等しいです。

映像入力端子が必要な場合、ビデオキャプチャーカードを増設するか、外付けビデオキャプチャーを使用するとよいです。

映像入力端子を搭載している一体型がありますが、本体と一体になっているディスプレイを外付けディスプレイとしても使用するためであり、映像の取り込みはできません。

映像出力端子

原則的には映像出力端子がありますが、一体型では映像出力端子がない製品がありますので、必要な場合は選ばないようにします。

USB端子を映像出力端子に変換するディスプレイアダプターを使用する方法がありますが、遅延があります。

D-sub 15pin、DVI-D、DVI-Iは古く廃れつつあり、HDMI、DisplayPortが普及しています。

D-sub 15pin、DVI-D、DVI-Iがなくても変換アダプターを使用する方法がありますので、必要でもHDMI、DisplayPortがあればよいです。

映像出力端子の数

スティック型等、サイズが小さい製品を除くと、少なくとも2つの映像出力端子があります。

マルチディスプレイ環境を構築する場合は、同時出力する画面数と同じ数の映像出力端子があるだけでなく、出力可能な最大画面数の確認も必要です。

映像出力端子の数と出力可能な最大画面数が一致するとは限らず、例えば4つの映像出力端子があっても、最大3画面同時出力に対応している場合があります。

仕様で確認するとしても、出力可能な最大画面数までは記載されていない場合が多く、もし知りたい場合はメーカーに問い合わせる必要があります。

デスクトップパソコンの拡張インターフェース

デスクトップパソコン購入後にPCパーツの交換や増設をしない場合、拡張インターフェースを気にする必要がありません。

交換や増設をする場合、拡張インターフェースを確認して選ぶ必要があります。

拡張インターフェースは既に搭載しているPCパーツが使用しており、全ての拡張インターフェースを使用している場合は空き数が0であり増設できません。

PCパーツを増設する場合、拡張インターフェースの空き数を確認して選ぶ必要があります。

BTOカスタマイズで搭載PCパーツを変更すると、拡張インターフェースの空き数が変わり、仕様に記載されている空き数とは違ってくる場合があります。

拡張ベイ(ドライブベイ)

内蔵HDD、内蔵SSD、内蔵光学ドライブ等を多く搭載したい場合、拡張ベイ(ドライブベイ)が多いデスクトップパソコンを選ぶ必要がありますが、タワー型か、サイズが大きいキューブ型に限られます。

拡張ベイが多いほどサイズが大きくて重くなりますので、設置場所の広さや、耐えられる重量に注意が必要です。

拡張スロット

ビデオカード等、拡張カードを搭載したい場合、拡張スロットがあるデスクトップパソコンを選ぶ必要があります。

拡張スロットがあっても内部スペースが狭いと、サイズが大きい拡張カードを搭載できません。

高性能ビデオカードはサイズが大きく、内部スペースが十分ないと物理的に干渉し搭載できない場合がありますので、搭載するならタワー型の大きめを選ぶとよいです。

ミニタワーやマイクロタワーだと搭載できない場合がありますのでミドルタワーを選ぶとよく、さらに大きいフルタワーはサーバーやワークステーション向けであり、これらは大きすぎます。

高性能ビデオカードは1スロットに接続でも2〜3スロット分を占有する製品が多いです。

必要な拡張スロットの数は、接続する数だけではなく占有する数も考慮して選ぶ必要があります。

規格

規格はPCI Expressが普及しています。

PCI Expressのリビジョン

新しいデスクトップパソコンであれば、新しいリビジョンに対応しています。

PCI Expressのレーン数

拡張カードのレーン数は、x16やx1が多いです。

多くのビデオカードのレーン数がx16であり、それを搭載する場合はx16の拡張スロットが必要ですが、サイズが大きいデスクトップパソコンにあります。

x8やx4の拡張カードが少ないせいか、拡張スロットにx8やx4がない場合が多いです。

拡張カードがx8やx4に限らずx1であっても、x16の拡張スロットがあれば搭載できます。

x1の拡張カードを搭載できればよい場合、x1の拡張スロットがあれば十分です。

ロープロファイル

サイズが小さいデスクトップパソコンだと、拡張スロットがロープロファイルのみ対応です。

ロープロファイルはサイズの制限が小さい拡張カードであり、PCケース内部スペースが狭いパソコン用です。

ロープロファイルの拡張カードのみ搭載するなら、ロープロファイルのみ対応の拡張スロットがあればよいです。

省スペース型、サイズが小さいキューブ型だと、拡張スロットがロープロファイルのみ対応の場合が多いです。

ロープロファイルのみ対応と仕様に記載されていなくても、明らかに本体サイズが小さいパソコンの拡張スロットはロープロファイルのみ対応です。


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