外部インターフェース - デスクトップパソコンの選び方

最終更新日 2016年12月27日

外部インターフェースとは

主にパソコン周辺機器と接続するために使う

パソコンは、キーボードやマウス、プリンター等と接続して使う場合が多いです。そのようなパソコン周辺機器と接続するために、パソコンには外部インターフェスが存在します。どのパソコンにも最低限必要な外部インターフェースはそろっていますが、自分の使用用途に応じて必要な外部インターフェースがあるか確認が必要です。

外部インターフェースは後付け可能

パソコンに必要な外部インターフェースが無くても、別途で PC パーツを追加して、外部インターフェースを後付けできます。ただし、このような PC パーツは拡張スロットへの装着、またはドライブベイへの装着が必要になってきます。そのため、後から PC パーツを追加して外部インターフェースを後付けする予定がある場合は、空き拡張スロットや空きドライブベイがあるデスクトップパソコンタワー型がおすすめです。

外部インターフェースは、別途でパソコン周辺機器を用意して後付けする事も可能です。このようなパソコン周辺機器は、パソコンに標準的に付いている外部インターフェースに接続し使用します。例えば、S 映像入力端子やコンポジット映像入力端子が付いているパソコンはあまりありません。もし、ビデオデッキ等から映像をパソコンに取り込みたい場合、パソコンと USB 接続して使うビデオキャプチャー(S 映像入力端子、もしくはコンポジット映像入力端子付き)というパソコン周辺機器を利用すれば実現できます。

このように、パソコンに標準的に付いている USB 等の外部インターフェースと接続して、別の外部インターフェースを設ける事ができるパソコン周辺機器がありますので、PC パーツの追加が困難なデスクトップパソコン一体型や省スペース型でも、外部インターフェースは後付け可能です。

パソコン周辺機器との接続によく使われる USB

パソコンに標準的に付いている

USB は必須の外部インターフェースと言えますが、USB が付いていないデスクトップパソコンを見つけるのは困難なほど普及しています。USB は、マウスやキーボード、外付け HDD 等、あらゆる外部周辺機器の接続に使用します。

USB の数

パソコンに付いている USB の数は、モデルによって異なります。デスクトップパソコンタワー型だと十分な数がある事が多いですが、デスクトップパソコン省スペース型や一体型等の小型モデルだと USB 数が少なくなってしまい妥協が必要です。後に USB の数が足りなくなっても、USB ハブと呼ばれるパソコン周辺機器がありますので、簡単に USB の数を増やせます。そのため、必要な USB 数が多くても、無理に USB が多いパソコンを選ぶ必要はありません。

USB の位置

USB の使いやすさを決める要素の一つとして、USB の位置があげられます。頻繁に USB 接続の抜き差しを行うのであれば、パソコン前部に USB が多く付いている方が便利です。仮に USB の数がパソコン後部に多くても、USB ハブを利用すれば実質パソコン前部に USB を増やせますので、無理に USB の位置にこだわる必要はありません。

USB の転送速度

USB には、複数の規格が存在します。規格ごとに転送速度が異なり、転送速度が速いほど、データのやり取りが高速に行えます。以下に USB の規格別の転送速度を載せます。

種類 データ転送速度
USB1.1 12Mbps
USB2.0 480Mbps
USB3.0 5Gbps
USB3.1(Gen1) 5Gbps
USB3.1(Gen2) 10Gbps

あまりみられませんが、少なくとも USB1.1 はもう時代遅れです。USB3.0 が最新の規格となり、USB 3.0 が付いているパソコンが増えてきましたが、USB2.0 もまだまだ現役であり、USB 2.0 が付いているパソコンが多いです。USB3.0 は非常に転送速度が速く、大容量のデータの読み書きに有利ですが、USB2.0 でも実用上十分速いですので、無理に USB3.0 にこだわる必要はありません。

音声入出力端子

マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子

マイク入力端子はマイク、ヘッドフォン出力端子はイヤホンやヘッドフォンと接続するために使います。どちらもよく使われますので、どのデスクトップパソコンにも付いています。

ライン入力端子、ライン出力端子

ライン入力端子とライン出力端子は、外部の AV 機器等と接続するために使う端子です。マイク入力端子とヘッドフォン出力端子と似ていますが、信号レベル(音量の大きさ)の取り扱い方に違いがあります。

マイク入力端子では、マイクから来る信号レベルが小さいため信号レベルを増幅させますが、ライン入力端子では増幅させません。そのため、デスクトップパソコンのマイク入力端子に、外部 AV 機器のライン出力端子と接続すると、信号レベルが大きくなりすぎて音割れ等の問題が生じます。

ヘッドフォン出力端子では、信号レベルの調節をして音声を出力できますが、ライン出力端子では信号レベルが一定となって音声が出力されます。そのため、デスクトップパソコンのヘッドフォン出力端子に、外部 AV 機器のライン入力端子と接続すると、音が大きすぎたり音割れ等の問題が生じます。(適切に信号レベルを調節すれば問題ありません。)

外部の AV 機器と接続するなら、ライン入力端子とライン出力端子が付いているデスクトップパソコンを選ぶのが望ましいですが、付いていなくてもライン入出力端子と USB を変換するアダプタやサウンドカードがありますので、これらを利用する手があります。

サラウンド端子

タワー型のサイズが大きいデスクトップパソコンに限られますが、サラウンド端子が付いているモデルがあります。サラウンド再生を行うなら必要ですが、サラウンド端子を追加できるサウンドカードを増設したり、サラウンド端子と USB を変換するアダプタを利用する手がありますので、無理にサラウンド端子が付いているモデルを選ぶ必要はありません。

以下は、サラウンド端子一覧です。サラウンド端子が付いてれば、たいてい 7.1 ch サラウンド再生ができるよう以下の4つのサラウンド端子が付いていますが、一部のみ付いている場合もあります。

例えば、サイドスピーカー出力端子以外のサラウンド端子が付いている場合は、5.1ch サラウンド再生はできますが、7.1 ch サラウンド再生はできませんので、7.1 サラウンド再生を行いたい場合は、全てのサラウンド端子が付いているか確認が必要です。
サイドスピーカー出力端子
左右のサイドスピーカーと接続するために使用します。7.1ch サラウンド再生で必要になり、5.1ch サラウンド再生では不要です。
リアスピーカー出力端子
左右のリアスピーカーと接続するために使用します。
センタースピーカー・サブウーファー出力端子
センタースピーカーとサブウーファーと接続するために使用します。
フロントスピーカー出力端子
左右のフロントスピーカーと接続するために使用します。たいていのデスクトップパソコンでは、フロントスピーカー出力端子とライン出力端子は1つの兼用端子になっています。

光デジタルオーディオ入力端子、出力端子

光デジタルオーディオ入力端子、出力端子は、音声データをデジタル信号でやり取りできるインターフェースです。コネクタの形状により角型と丸型に分かれますが、両者は変換ケーブルを使って接続(角型⇔丸型)が可能です。

音質の劣化がほとんど無いのが大きな特徴で、音質を重視するなら光デジタルオーディオ入力端子、出力端子が付いているデスクトップパソコンを選びたいですが、付いているデスクトップパソコンはあまり無く、選択肢がかなり限られてしまいます。

光デジタルオーディオ入力端子、出力端子と USB を変換するアダプタやサウンドカードがありますので、必要であればこれらを利用する手があります。

映像入力端子の選び方

昔は、ビデオテープレコーダー等から映像を取り込めるよう映像入力端子が付いているパソコンが見られましたが、今では映像は動画ファイルでやり取りされるようになりましたので、映像入力端子が付いているパソコンは非常に少ないです。

そのため、映像入力端子が必要であれば、別途で PC パーツのビデオキャプチャーカードか、外付けのビデオキャプチャーを用意して利用する方が良いです。

ビデオキャプチャーカードを利用する場合は、拡張カードを搭載可能なタワー型かキューブ型を選ぶ必要があります。ロープロファイル対応のビデオキャプチャーカードを利用するなら、省スペース型を選んでも問題ありませんが、ビデオキャプチャーカードの選択肢を広げるためにタワー型かキューブ型を選ぶ方が良いです。キューブ型でもサイズが小さいとロープロファイル対応の拡張カードしか搭載できないので注意が必要です。

一体型デスクトップパソコンでは、映像入力端子が付いているモデルが見られますが、それはパソコン本体と一体になっている液晶ディスプレイを外付け液晶ディスプレイとしても使えるように付いています。つまり、映像入力端子に接続した機器から出力される映像を液晶ディスプレイに表示できるだけであり、映像の取り込みはできません。

映像出力端子の選び方

主な映像出力端子のインターフェース規格

一体型デスクトップパソコン以外には、液晶ディスプレイへの接続に必要な映像出力端子が付いています。一体型デスクトップパソコンでもマルチディスプレイ構築用に映像出力端子が付いているモデルもあります。

映像出力端子には複数のインターフェース規格があります。以下は、主な映像出力端子のインターフェース規格一覧です。

種類 特徴
D-sub 15pin ・アナログ接続なので、デジタル接続と比較すると画質が落ちる。
・アナログ RGB 、または VGA とも呼ばれる。
DVI-D ・デジタル接続なので、画質の劣化がない。
・DVI24pin とも呼ばれる。
DVI-I ・デジタル接続なので、画質の劣化がない。(入力端子 DVI-D に接続する場合。)
・アナログ接続にも対応しているため、変換ケーブルを用いれば、入力端子 D-Sub 15pin と接続可能。(アナログ接続となるため、画質は劣化する。)
・DVI29pin とも呼ばれる。
HDMI ・デジタル接続なので、画質の劣化がない。
・映像データと音声データを、1本のケーブルで出力可能。
・著作権保護機能の HDCP に対応可能。
DisplayPort ・デジタル接続なので、画質の劣化がない。
・映像データと音声データを、1本のケーブルで出力可能。
・著作権保護機能の HDCP に対応可能。
・高い解像度での使用も考慮して作られたため、対応可能な解像度の上限が高い。
・デイジーチェーン接続に対応しているため、マルチディスプレイ環境を構築しやすい。

D-sub 15pin、DVI-D、DVI-I は古く、HDMI と DisplayPort へ置き換わり主流となっています。まだ D-sub 15pin、DVI-D、DVI-I が付いているパソコンは多いですが、これらの映像入力端子が付いている液晶ディスプレイ等が使われなくなるまでは、D-sub 15pin、DVI-D、DVI-I が付いているパソコンはなくならないと思われます。

映像出力端子のインターフェース規格

自分が使用する液晶ディスプレイの映像入力端子のインターフェース規格と一致する映像出力端子が付いているデスクトップパソコンを選ぶのが基本ですが、一致していなくても変換アダプター(変換ケーブル)を利用する手があります。

ただし、技術的には変換可能なインターフェース規格の組み合わせであっても、コストや需要の問題で変換アダプターが無きに等しい場合があります。

以下は、変換アダプターの入手のしやすさを考慮して変換可能かどうかを決めた、インターフェース規格の組み合わせ一覧です。

出力端子 入力端子 変換
D-sub 15pin
(アナログ RGB、VGA)
DVI-D
HDMI
DisplayPort ×
DVI-I D-sub 15pin
DVI-D
HDMI
DisplayPort ×
DVI-D D-sub 15pin
HDMI
DisplayPort ×
HDMI D-sub 15pin
DVI-D
DisplayPort ×
DisplayPort D-sub 15pin
DVI-D
HDMI
○:変換可能、△:変換はやや難しい、×:変換は難しい

変換が×となっている組み合わせでデスクトップパソコンと液晶ディスプレイを接続するのは諦めた方が良いです。変換が△となっている接続は不可能ではありませんが、変換アダプターの入手がしにくく価格が高い傾向があります。

変換が○となっている組み合わせは、変換アダプターの入手がしやすく価格が低い傾向があります。また、変換アダプターを使うなら、どのような組み合わせであっても何らかの問題が発生して正常に出力できない場合がありますが、変換が○となっている組み合わせでは問題が起きにくいです。

映像出力端子の数

スティック型等、サイズが小さいデスクトップパソコンは複数の映像出力端子を付ける事が難しいですが、たいていは少なくとも2つの映像出力端子が付いています。

マルチディスプレイ環境を構築したい場合は、同時出力したい画面数と同じ数の映像出力端子が付いているだけでなく、出力可能な最大画面数の確認も必要です。

映像出力端子の数と出力可能な最大画面数は一致するとは限りません。例えば、4つの映像出力端子が付いていても、最大3画面同時出力に対応している場合があります。

デスクトップパソコンの仕様で確認するとしても、映像出力端子の数は記載されていても出力可能な最大画面数は記載されていない場合が多いです。

出力可能な最大画面数が仕様に記載されておらず不明な場合は、メーカー(ショップブランド)に問い合わせる必要があります。マザーボードとビデオカード(ビデオカードが搭載されている場合)の型番が仕様に記載されており、その製品の仕様がインターネット上に公表されているなら出力可能な最大画面数について調べる事ができます。

TV アンテナ端子

TV アンテナ端子は、アンテナケーブルと接続し、テレビ映像の視聴や録画に使用するインターフェースです。パソコンでテレビ映像の視聴や録画をするのに必要です。

テレビ機能を搭載したデスクトップパソコンに TV アンテナ端子は付いており、テレビ機能を搭載したデスクトップパソコンは少ないですが、外付けの TV チューナーやテレビキャプチャカード等を利用すれば、テレビ機能を搭載していないデスクトップパソコンでもテレビ映像の視聴や録画が行えます。


キャンペーン情報
富士通
・新製品セール
クーポン利用で10〜22%OFF等の9大特典
(2月1日迄)
アウトレットパソコン icon
旧機種となった未使用・未開封のFMV製品を特別価格でご提供、10,000円OFF等の特典あり
(1月25日迄)
・シークレットクーポン
省スペース型デスクトップ
ESPRIMO WD2/A3 icon がクーポンコード「ODS106LSJ」入力で21%OFF
コンパクト型デスクトップ
ESPRIMO WD1/A3 icon がクーポンコード「QUD810LSJ」入力で18%OFF
一体型デスクトップ
ESPRIMO WF2/A3 icon がクーポンコード「FRU302LSJ」入力で24%OFF
ESPRIMO WF1/B1 icon がクーポンコード「FBR123LSJ」入力で24%OFF
据え置きノート
LIFEBOOK WA2/B1、WA2/A3 icon がクーポンコード「DAG217LSJ」入力で26%OFF
LIFEBOOK WA1/A3 icon がクーポンコード「OAU924LSJ」入力で26%OFF
モバイルノート
LIFEBOOK WS1/B1 icon がクーポンコード「PGG25LSJ」入力で23%OFF
LIFEBOOK WU2/B1 icon がクーポンコード「GRM117LSJ」入力で21%OFF
(※)購入画面で上記のクーポンコードを入力すると特別割引が適用されます
(2017年2月15日迄)