フラッシュメモリーのB級品

最終更新日 2023年09月13日

フラッシュメモリーのB級品とは

基礎

フラッシュメモリーのB級品とは、生産工程で一定の品質に達しないフラッシュメモリーです。ビーキュウヒンと読みます。一般的にB級品は通常よりも書き換え可能回数が少なくデータ保持期間が短いです。

本来B級品は流通しません。メーカーによってはB級品を何らかの方法で不正入手し、B級品を採用したフラッシュストレージを流通させる場合があります。

メーカーが不明、または知名度が低いメーカーであり、かつ価格が異常に安いフラッシュストレージがB級品を採用している可能性があります。知名度が高いメーカーかつ価格が通常のフラッシュストレージであれば、B級品を採用の可能性がまずありません。

仮にB級品を採用しているフラッシュストレージでも全く使い物にならないほどではなく、用途によってはあまり気にする必要がありません。例えば、HDDに保存してある動画データや音楽データを一時的に保存し利用するためであれば、B級品採用フラッシュストレージでもよいです。

出典
気になる「自然蒸発」と「セル寿命」(10ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2009/11/18公開記事)


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