パソコンの選び方と買い方

内蔵ハードディスクの選び方

最終更新日 2008年10月13日

内蔵ハードディスク増設前に

内蔵ハードディスクは、パソコン内部に組み込まれるため、外付けハードディスクのように設置スペースをとらず、転送速度が速い上に、同じ容量で比較すると外付けタイプより安いためハードディスクの容量アップにおすすめです。しかし、内蔵ハードディスクを取り付けるスペースがパソコンに必要です。このスペースは普通デスクトップパソコンタワー型にあります。他のデスクトップパソコン省スペース型や一体型、ノートパソコンは増設用のスペースが無いので、外付けハードディスクを使うのがおすすめです。

また、外付けケースに内蔵をハードディスクを搭載して、外付けハードディスクのように使う方法もあります。これなら、故障しても内蔵ハードディスクの交換が可能ですし、上手く製品とショップを選んで購入すれば、既に完成された同じ容量の外付けハードディスクを購入するよりも、安く済む場合があります。

デスクトップパソコンタワー型に、内蔵ハードディスクを増設する場合は、パソコンの仕様書などで、拡張ベイ(空きベイ)欄に、ハードディスク用の3.5インチベイが空いているか確認する必要があります。また、自分でパソコンケースを開けて実際に空いているか確認しておくと確実です。

パソコンのタイプ 方法
・デスクトップパソコン
(タワー型)
ハードディスク用の空き3.5インチベイがあれば内蔵ハードディスクがおすすめですが、取り付け作業とハードディスクの設定、フォーマット作業も考えると、接続してすぐ使える外付けハードディスクを選ぶのも賢い選択です。
・デスクトップパソコン
(省スペース型、一体型)
・ノートパソコン
内蔵ハードディスクの増設はパソコンの設計上難しいです。外付けハードディスクか、外付けケースと内蔵ハードディスクを組み合わせて使用するのがおすすめです。

内蔵ハードディスクのサイズ

内蔵ハードディスクは、サイズの大きさで種類が分かれており、その大きさには、主に3.5インチと2.5インチがあります。 3.5インチサイズの内蔵ハードディスクは、デスクトップパソコン用であり、2.5インチサイズの内蔵ハードディスクは、ノートパソコン用です。

外付けケースに内蔵ハードディスクを入れて使用するときは、外付けケースが対応している内蔵ハードディスクのサイズと合うように選ぶ必要があります。

同じ容量で比較すると、2.5インチサイズより3.5インチサイズの内蔵ハードディスクの方が、価格が安いですが、ハードディスクの大容量化と値下げが進み、今では2.5インチサイズの内蔵ハードディスクでも十分に安いです。

スペックの見方

スペック 見方
容量 自分が欲しい容量を選ぶのも選択方法の1つですが、価格を容量で割り、 1GB あたりの値段が一番安い容量を選ぶのが目安です。それかショップの売れ筋(おすすめ)製品の容量を選ぶのも良いでしょう。たいていは、ショップの売れ筋製品やおすすめされている製品は、1GB あたりの価格が比較的安い容量となっています。

120GB から 1TB まで様々な容量を持つ製品がありますが、最近は、3.5インチなら 500GB 、 2.5インチなら 250GB が売れ筋です。
キャッシュ容量
(バッファ)
キャッシュ容量は、ハードディスクに搭載されるメモリーの容量を示します。一時的にしかデータを保存できませんが、データの読み書き速度が速いので、キャッシュ容量が多いほど処理速度が速くなります。

今は主にキャッシュ容量 2MB 、8MB 、16MB 、32MB に分かれます。性能の高いハードディスクほどキャッシュ容量が多いです。
接続インターフェース 個人が使用するパソコンにおいての内蔵 HDD の接続インターフェースの種類は Ultra ATA (ウルトラエーティーエー)と Serial ATA (シリアルエーティーエー)に大きく分かれます。両者で接続ケーブルが違いますので、自分のパソコンはどちらの接続タイプかパソコン仕様書などを見て確認が必要です。

Ultra ATA には転送速度の違いによってUltra ATA/33、Ultra ATA/66、Ultra ATA/100、Ultra ATA133 に分かれます。最近は Ultra ATA/100 か Ultra ATA/133 の2つが主流です。

Serial ATA には転送速度の違いによって Serial ATA 1.5GB/s、Serial ATA 3GB/s に分かれます。

名称(別名) 転送速度
Ultra ATA/100 100MB/s
Ultra ATA133 133MB/s
Serial ATA 1.5GB/s
(Serial ATA 1.5Gbps)
(Ultra SATA/1500)
150MB/s
(1.5Gbps)
Serial ATA 3GB/s
(Serial ATA 3.0Gbps)
(Ultra SATA/3000)
300MB/s
(3.0Gbps)
NCQ 対応 接続インターフェースに NCQ と書かれている場合があります。この場合 NCQ に対応しています。NCQ はハードディスクのデータを効率よく読み込みできる機能の事です。NCQ に対応していると処理速度が上がりますので、性能の高いハードディスクがこの NCQ に対応している事が多いです。
ディスク回転速度 主に 5400rpm (5400回転/分)と 7200rpm (7200回転/分)に分かれます。性能の高いハードディスクの中には 10,000rpm (10,000回転/分)といった製品もあります。回転速度が速い方がデータ転送が速いですが、駆動音も大きくなります。

映像編集など、大容量のファイルを取り扱う事が多いのであれば、データ転送が速い、回転速度が速い内蔵ハードディスクがおすすめです。

5400rpm (5400回転/分)は、パソコンの静音性を求める方におすすめです。特にこだわりが無ければ製品数が多い 7200rpm (7200回転/分)を選んで良いでしょう。
平均シークタイム ハードディスクにはプラッタと呼ばれる部分があり、そこにデータが記録されます。プラッタ上のデータは、ヘッドと呼ばれる部分によって読み書きされます。よってプラッタ上の目的の場所へヘッドは動くわけですが、この動く速さの目安が平均シークタイムです。性能の高いハードディスクほど平均シークタイムが短いです。

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