Sandy Bridge

最終更新日 2023年09月07日

Sandy Bridgeとは

基礎

Sandy Bridgeとは、インテルのCPUの開発コードネームの一種です。サンディ・ブリッジと読みます。Westmereの後継です。

発売年

2011年にSandy BridgeのCPUの発売が始まりました。

マイクロアーキテクチャー

Sandy BridgeのマイクロアーキテクチャーはCoreです。一般的には開発コードネームに合わせてマイクロアーキテクチャーもSandy Bridgeと呼びます。

プロセスルール

Sandy Bridgeのプロセスルールは32nmです。

CPUソケット

Sandy BridgeのCPUソケットはLGA 1155です。

ブランド

Sandy BridgeのブランドにCore i7、Core i5、Core i3、Pentium、Celeronがあります。

インテルCoreプロセッサー・ファミリーの世代

Sandy BridgeのインテルCoreプロセッサー・ファミリーの世代が第2世代です。

Sandy Bridgeのリングバス

リングバスで接続する構造

Sandy Bridgeでは、CPUコア、LLC、CPU内蔵グラフィックスコア、メモリーコントローラー等をリングバスで接続する構造を初採用です。

コラム

基本的なコア数スレッド数になる

下記はコア数スレッド数の一覧です。Core i7、Core i5、Core i3に絞っています。

コア数/スレッド数 開発コードネーム
Core i7 Core i5 Core i3
6/12, 4/8 - - Sandy Bridge-E
4/8 4/4, 2/4 2/4 Sandy Bridge-DT
4/8, 2/4 2/4 2/4 Sandy Bridge-MB

Sandy Bridge-Eはエンスージアスト向け製品、Sandy Bridge-DTはデスクトップパソコン向け製品、Sandy Bridge-MBはモバイルパソコン向け製品です。Sandy Bridgeのコア数スレッド数が基本となり、上記のコア数スレッド数が続きます。あくまでも基本なので例外も出てきます。

この基本的なコア数スレッド数に変化が訪れるのが、開発コードネームがCoffee Lakeのときです。AMDがマイクロアーキテクチャーZen、開発コードネームSummit Ridge、ブランドRyzenのCPUを発売しましたが、コア数スレッド数が多くインテルが対抗するためにコア数スレッド数を増やし始めました。

1つのダイ上でCPUとGPUの統合は初

先代のマイクロアーキテクチャーがWestmereのCPUでGPUを統合しましたが、CPUのダイとGPUのダイに分かれており両者を接続したものでした。Sandy Bridgeではダイが分かれておらず1つのダイ上でCPUとGPUを統合しました。

出典

PentiumからCore iまで、基本設計の変遷をたどる(8ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2020/03/26公開記事)


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