Skylake

最終更新日 2023年09月07日

Skylakeとは

基礎

Skylakeとは、インテルのCPUの開発コードネームの一種です。スカイレイクと読みます。Broadwellの後継です。

発売年

2015年にSkylakeのCPUの発売が始まりました。

マイクロアーキテクチャー

SkylakeのマイクロアーキテクチャーはCoreです。一般的には開発コードネームに合わせてマイクロアーキテクチャーもSkylakeと呼びます。

プロセスルール

Skylakeのプロセスルールは14nmです。

CPUソケット

SkylakeのCPUソケットはLGA 1151、LGA 2066です。

シリーズ

Skylake-X ・Xシリーズ
・エンスージアスト向け製品
Skylake-S ・Sシリーズ
・デスクトップパソコン向け製品
Skylake-H ・Hシリーズ
・高性能モバイルパソコン向け製品
Skylake-U ・Uシリーズ
・薄型・軽量・小型モバイルパソコン向け製品
Skylake-Y ・Yシリーズ
・ファンレスノートパソコン、2in1 PC、タブレット向け製品

XシリーズはEシリーズの後継です。先代のBroadwellまではEシリーズがあり、開発コードネームをBroadwell-Eと書きます。SkylakeからはXシリーズになり、Skylake-Xと書きます。

ブランド

ブランドにCore i9、Core i7、Core i5、Core i3、Core m7、Core m5、Core m3、Pentium、Celeronがあります。

インテルCoreプロセッサー・ファミリーの世代

SkylakeのインテルCoreプロセッサー・ファミリーの世代が第6世代です。

インテルCore Xシリーズ・プロセッサー・ファミリーの世代

Skylake-Xの製品にCore i9-7980XE等がありますが、これらをインテルCore Xシリーズ・プロセッサー・ファミリーと呼びます。略してCore Xシリーズです。過去のEシリーズの製品もCore Xシリーズに属します。Core Xシリーズには世代がありません。プロセッサー・ナンバーが7000番台の製品がありますが、第7世代ではありません。

コラム

Broadwellのクロック周波数が低い問題はSkylakeで解決

先代のBroadwellではクロック周波数を十分に高くできない問題がありましたが、Skylakeでは解決しています。

Skylake-SとBroadwell-Cをベンチマークで性能比較

Cinebench R15

Skylake-S、先代のBroadwell-C、両者をベンチマークのCinebench R15で性能比較しました。比較に使用する製品は入手しCinebench R15の実行までできた製品です。

Skylake-S

製品 コア/
スレッド
Cinebench R15
Single Score Multi Score
Core i7-6700K 4/8 183 890
Core i7-6700 4/8 173 815
Core i5-6600K 4/4 168 594

Broadwell-C

製品 コア/
スレッド
Cinebench R15
Single Score Multi Score
Core i7-5775C 4/8 154 766
Core i5-5675C 4/4 146 570

単純にブランドが同じ理由でCore i7-6700K、Core i7-6700がCore i7-5775Cの後継、Core i5-6600KがCore i5-5675Cの後継と見なします。シングルスコアもマルチスコアも向上していますが、大きな差がありません。大雑把に見て性能が約10%上がったとわかります。


キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター
・半期決算セール
最大60,000円OFF!!
(9月27日迄)
DELL
・クーポンで人気のパソコンがお買い得
Vostroの同一製品を3台以上購入で5%OFF
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・半期決算セール
最大10万円引き 超高性能PCも!
(9月26日迄)