パソコンのメインメモリー容量を増やす前に確認すること

最終更新日 2018年03月06日

メインメモリーの容量が不足するとパソコンを快適に使えない

メインメモリーとは、パソコンのデータを一時的に保存するために使う PC パーツです。パソコンの電源を落とすと、メインメモリーに一時的に保存されていたデータは消えます。

パソコンのデータを永続的に保存するために使う PC パーツはストレージです。パソコンの電源を落としても、ストレージに永続的に保存されているデータは消えません。

メインメモリーがなくてもストレージがあれば良さそうですが、ストレージのデータ読み書き速度は遅く、CPU がストレージに対しデータを読み書きする時に時間がかかりボトルネックとなります。

そこで、ストレージよりもデータ読み書き速度が速いメインメモリーを間に入れることにより、CPU がメインメモリーに対しデータ読み書きをすることで高速化します。

CPU が処理で利用するデータをメインメモリーに一時的に保存しておけば、CPU はデータ読み書き速度が速いメインメモリーからデータを読み出すことができ、ストレージからデータを読み出すよりも処理速度が向上します。

CPU が処理した結果のデータを、データ読み書き速度が速いメインメモリーへ書き出すことができ、ストレージへデータを書き出すよりも処理速度が向上します。

メインメモリーの容量が不足すると、ストレージの一部の容量をメインメモリーのように利用します。こうなってしまうとメインメモリーがない場合の時と同じようにボトルネックが生じ、パソコンの動作が重いと感じるようになります。

そのため、必要なメインメモリー容量は人それぞれ異なりますが、パソコンを快適に使うためには十分な容量のメインメモリーが必要です。パソコン購入時に既に必要なメインメモリー容量が搭載されていれば不要ですが、もしメインメモリー容量が不足しているなら、メインメモリーを交換か増設をしてメインメモリー容量を増やすと良いです。

ただし、全てのパソコンにてメインメモリーの交換や増設をできるとは限りません。また、パソコンに搭載できるメインメモリー容量には上限があります。

パソコンに搭載可能なメインメモリーを調べる

パソコンの仕様を確認する

パソコンは、あらゆるメインメモリーを搭載できません。パソコンによって搭載可能なメインメモリーが異なります。そのため、どのメインメモリーを選べば良いのか判断できるようにするために、パソコンに搭載可能なメインメモリーについて調べる必要があります。

パソコンに搭載可能なメインメモリーは、CPU とマザーボードの仕様から判断すれば良いのですが、完成品のパソコンであればマザーボードの仕様が詳しくわからないことが多いです。

パソコンに搭載可能なメインメモリーはパソコンの仕様からも判断できますが、パソコンの仕様には既に搭載されているメインメモリーの仕様について簡易に書かれていることが多く、情報不足になることがあります。

パソコンに搭載されているメインメモリーの仕様を確認する

パソコンの仕様では情報不足になるようなら、パソコンに搭載されているメインメモリーを直接見てみると良いです。メインメモリーにはラベルが貼り付けてあり、そのラベルにメインメモリーの仕様の一部が書いてあります。ラベルに書いてある型番からインターネットで調べればメインメモリーの仕様が詳しくわかります。

パソコンに搭載されているメインメモリーの仕様が詳しくわかれば、パソコンに搭載可能なメインメモリーを判断するために役立ちます。

パソコンの仕様が不明で搭載可能なメインメモリーがわからなくても、パソコンに搭載されているメインメモリーの仕様から搭載可能なメインメモリーがわかります。

パソコンに搭載されているメインメモリーを必ず見ておく

パソコンの仕様で十分でも、搭載されているメインメモリーも確認しておけばダブルチェックとなり、選択を間違えてしまうリスクを減らせます。

稀にパソコンの仕様に間違いがある場合があり、搭載されているメインメモリーも確認しておけば間違いに気づけることがあります。

メインメモリーはマザーボードのメモリースロットに差し込みますが、メモリースロット周辺に搭載可能なメインメモリーに関する重要な情報が書かれていることがあります。

そのため、パソコンに搭載されているメインメモリーを必ず見ておく方が良いです。

パソコンのメインメモリー容量を増やすために何を確認しておくのか

パソコンの仕様、パソコンに搭載されているメインメモリーの仕様から、以下の項目について確認しておくと良いです。

・メモリースロットの有無
・メモリースロットの空き状況
・搭載可能なメインメモリーの種類
・搭載可能なメインメモリーの規格
・低電圧版のみ搭載可能となっているのか
・搭載可能なメインメモリーのピン数
・搭載可能なメインメモリーの最大容量

メモリースロットの有無

パソコンにメインメモリーを搭載する場合、マザーボードのメモリースロットにメインメモリーを差し込みます。マザーボードにメインメモリーを直接実装しているパソコンもあり、パソコンの仕様にはオンボード、メモリースロットなし等と書かれています。

メインメモリーがオンボードであるパソコンには、メインメモリーの交換や増設はできません。すなわち、メインメモリーの容量を増やすことができません。小型のデスクトップパソコン、小型のノートパソコン、タブレット PC にオンボードが見られます。

メモリースロットの空き状況

オンボードではなくメモリースロットがあればメインメモリーの交換や増設をできますが、メモリースロットが空いているのか空いていないのか確認が必要です。

メモリースロットの数が搭載可能なメインメモリーの数ですが、メインメモリーが搭載されているパソコンであれば、少なくとも一部のメモリースロットは埋まっています。全部埋まっているならメモリースロットの空きはありません。小型のデスクトップパソコンやノートパソコンでは、メモリースロット数が少ないためメモリースロットが空いていないことが多いです。

メインメモリーの容量を増やすなら、空いているメモリースロットに既に搭載されているメインメモリーと同じメインメモリーを追加すると簡単です。メモリースロットが空いていない場合は、既に搭載されているメインメモリーよりも容量が大きいメインメモリーに交換して容量アップすることになります。

搭載可能なメインメモリーの種類

メインメモリーには種類があります。パソコンが対応しているメインメモリーの種類は基本的に1つです。パソコンが対応していないメインメモリーの種類だと搭載できません。

パソコン用のメインメモリーに見られるメインメモリーの種類は、DIMM(ディム)、SO-DIMM(エスオーディム)、MicroDIMM(マイクロディム)です。(2017年12月1日時点)

デスクトップパソコンでは DIMM、ノートパソコンでは SO-DIMM または Micro DIMM のメインメモリーを搭載可能としているモデルが多いです。

搭載可能なメインメモリーの規格

メインメモリーには規格があります。メインメモリーの規格には、まず複数のメモリー規格があり、それぞれのメモリー規格は複数のモジュール規格(チップ規格)に分かれています。

パソコンは、基本的に1つのメモリー規格と複数のモジュール規格(チップ規格)に対応しています。パソコンが対応していないメインメモリー規格だと搭載できないか、搭載できたとしても動作しません。

低電圧版のみ搭載可能となっているのか

メインメモリーの動作電圧はメモリー規格によって異なります。通常よりも動作電圧が低い低電圧版のメモリー規格があります。

パソコンによっては通常電圧版のメモリー規格に対応しておらず低電圧版のメモリー規格に対応しています。その場合、通常電圧版のメモリー規格のメインメモリーを搭載しても動作しません。

パソコンが低電圧版のメモリー規格のみ対応であれば、低電圧版のメモリー規格のメインメモリーを選ぶ必要があります。

搭載可能なメインメモリーのピン数

メインメモリーにはピンが多数あり、ピンの部分をマザーボードのメモリースロットに差し込みますが、メインメモリーとメモリースロットのピン数は一致している必要があります。

基本的にメモリーの種類とメモリー規格を適切に選べば両者のピン数は一致しますのでピン数の確認は不要ですが、ピン数も確認しておけばダブルチェックとなり、選択を間違えてしまうリスクを減らせます。

搭載可能なメインメモリーの最大容量

パソコンに搭載可能なメインメモリーの最大容量はモデルによって異なります。この最大容量を超えるメインメモリー容量を搭載しても、最大容量まで利用可能であり超えた容量の分は利用できません。利用できないだけでなくパソコンが正常に動かなくなる等、トラブルが発生することもあります。

メインメモリーの最大容量はパソコンの仕様に書かれていることが多いですが、動作保証する範囲内の最大容量が書かれていることがあります。この場合は、動作保証外となりますがメインメモリーの最大容量はもっと大きいです。

パソコンの仕様に書かれているメインメモリーの最大容量を超えるメインメモリー容量にしても、正常に動作するのかしないのかは実際にやってみないとわからないところです。


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メインメモリーの選び方