メモリーの選び方
最終更新日
2008年08月13日
メモリーとは
メモリーとは、パソコンのデータを一時的に保存を行うPCパーツです。メインメモリーともよばれます。パソコンを快適に動かすには大容量のメモリーが必要です。メモリーの選び方は少し難しいですが、パソコンの動作が重いと感じたらメモリーの増量を検討してみるといいでしょう。メモリーを購入する前に
| メモリーの 最大容量の確認 |
パソコンの機種によって、搭載可能なメモリーの最大容量は決まっています。これはパソコンの仕様書やメーカーのサイトに記載されています。 例えば最大容量が2GBなら、2GBまでメモリーを増設可能ということです。それ以上の容量にしても動作することが多いですが、パソコンが正常に動かなくなること等、トラブルが発生することもありますのでおすすめはできません。 |
|---|---|
| 空きスロット数の確認 | パソコンによって何枚メモリーが装着できるか決まっています。拡張メモリースロット数とよばれます。たいていのパソコンでは、全てのスロット数は使われておらず、いくつかスロット数は空いています。 基本的に空いているスロットに、既に装着されているメモリーと同じ規格のメモリーを足すという形が簡単で安く済みます。 スロットが空いていない場合は、メモリーを交換する形で容量アップすることになります。 |
| 対応メモリーの 種類と規格 |
メモリーは機種によって特殊なメモリーを使用している場合があります。特にノートパソコンでは、小型の S.O DIMM または Micro DIMM
等の専用のメモリーを使用している場合がありますので注意が必要です。 パソコンのマザーボードのチップセットによって、搭載可能なメモリーの規格が異なります。これはパソコンの仕様書やメーカーのサイトに記載されています。しかし、メーカーは正常動作すると確認しないと記載しませんので、搭載可能なメモリーの規格でも一部対応メモリーの規格が書いていないことがあります。この場合はチップセットの製造メーカーのサイトにて調べる必要があります。 メモリーの購入の際に重要ですので、よく確認しておきたいです。特に規格はわかりづらいので注意が必要です。 |
メモリーの種類
メモリーは容量が違うだけでなく規格によっていくつか種類があります。今最も普及してるのはこれらです。| メモリーの種類 | モジュール規格 (チップの規格) |
動作クロック周波数 (FSB) |
データ転送速度 |
|---|---|---|---|
| SDRAM | PC66 | 66MHz | 0.5GB/s |
| PC100 | 100MHz | 0.8GB/s | |
| PC133 | 133MHz | 1.1GB/s | |
| DDR SDRAM | PC1600 (DDR200) | 200MHz | 1.6GB/s |
| PC2100 (DDR266) | 266MHz | 2.1GB/s | |
| PC2700 (DDR333) | 333MHz | 2.7GB/s | |
| PC3200 (DDR400) | 400MHz | 3.2GB/s | |
| DDR2 SDRAM | PC2-3200 (DDR2-400) | 400MHz | 3.2GB/s |
| PC2-4300 (DDR2-533)) | 533MHz | 4.3GB/s | |
| PC2-5300 (DDR2-667) | 667MHz | 5.3GB/s | |
| PC2-6400 (DDR2-800) | 800MHz | 6.4GB/s | |
| DDR3 SDRAM | PC3-6400 (DDR3-800) | 800MHz | 6.4GB/s |
| PC3-8500 (DDR3-1066) | 1066MHz | 8.5GB/s | |
| PC3-10600 (DDR3-1333) | 1333MHz | 10.67GB/s |
多くのパソコンに搭載されているDDR SDRAM、DDR2 SDRAM、DDR3 SDRAMですが、それぞれに互換性はありませんので注意してください。基本的にマザーボードはこのうちの1つのメモリーの種類が装着可能になっていますが、複数に対応するマザーボードもあります。DDR3 SDRAMはまだ新しいタイプで、多くのパソコンにはDDR2 SDRAMが搭載されています。
スペックの見方
メモリーは、パソコンによって大きく選択が制限されますが、選ぶ際に注意する点がいくつかあります。| スペック | 見方 |
|---|---|
| 種類、規格 | 上記のメモリーの種類で紹介したように、パソコンに搭載可能なメモリーを選ぶ必要があります。間違えると使えないので一番気をつけるところです。 |
| ピン数 | パソコンのマザーボードのメモリースロットのピン数と、メモリーのピン数は一致してる必要があります。ここも間違うと使えませんのでよく確認しておきたいです。 |
| 容量 | Windows XP は最低256MBのメモリー容量が必要といわれますが、メモリーの価格が下がってきたこともあり、512MBが標準となってきました。メモリー容量を増やす場合は、今の容量の2倍にすることがおすすめです。ただし最大容量に注意が必要です。 基本はメモリーを2枚搭載するようにすることです。1枚よりは2枚のほうがデュアルチャンネル機能により高速です。3枚以上でもデュアルチャンエルは可能ですが、ややこしいので2枚がおすすめです。 メモリーを複数枚装着する場合は、メモリーの規格と容量を同じにしておきたいです。 |
| CL | CL とはCas Latencyの略で、メモリーが命令を受け取って実行するまでの時間を表します。この数値が小さいほど高速です。たいていのメモリーはCL=1〜5の範囲ですが、これよりは動作クロック周波数のほうが重要ですので、あまり気にする必要はありません。 |
| ECC機能 | ECC とは Error Checking and Correcting の略で、ECC機能がついていると、メモリーにてエラーが発生したとき、自動でエラーを訂正してくれます。このECC機能を使うにはパソコンのマザーボードのチップセットが対応している必要があります。ECC未対応のパソコンでも、ECC機能は使えませんがECC対応のメモリーは使用できます。 メモリーのエラーは滅多に発生しませんので、ECC機能がついてなくても困ることはあまりありませんが、メインメモリーの品質、信頼性を重視したい方は注目しておくと良いでしょう。 |
| バルク リテール |
正規品のものをリテール、非正規品のものをバルクとよびます。リテール品はメーカー品ともよばれ、ちゃんと包装され説明書やメーカー保証がついてますが、バルク品にはないことが多いです。しかし、バルク品はリテール品より価格が安いです。よって特にパソコンを自作する上級者に人気が高いです。 バルク品は、メモリーの品質が低く、マザーボード等の相性問題で正常に動かないこともありますので、パソコン初心者はリテール品がおすすめです。 バルク品を購入する場合は、基本的にショップ独自の保証に頼ることになります。初期不良または相性問題による交換や返品をしてもらえるかどうか確認しておきたいです。 |
おすすめメモリー販売店
メモリーは基本的にパソコンを扱うショップならどこでも販売してますが、パソコン本体の販売がメインのメーカー直販ショップは、メモリーの種類、在庫共に少なく価格が高いです。そこでおすすめなのは、ショップブランドやPCパーツ等を販売しているパソコンショップです。以下にPCパーツの販売に力を入れ、メモリーの購入におすすめなパソコンショップを紹介します。| ショップ名 | 特徴 |
|---|---|
| PCパーツショップで有名で、絞り込み検索と一覧表示で、お目当ての商品をみつけやすいです。 | |
| TWO TOP | 自作パソコンのためのお店で有名で、安さと品数に優れています。 |
| ツクモ |
商品を様々なカテゴリーで並び替えできて非常にユーザビリティに優れています。独自の延長保証や交換保証を設けています。 |
| パソコン工房 |
安さに優れ、絞り込み検索でお目当ての商品が見つけやすいです。 |
| Faith | 安さに優れ一覧表示で商品がみやすいショップです。 |
どのショップが一番安く販売しているかはメモリーの種類によって異なります。期間限定セールとして特価でメモリーを販売していることもありますので、各オンラインショップをみてまわってみると良いでしょう。

