開発コードネーム - CPU の選び方

最終更新日 2016年08月28日

開発コードネームとは

マイクロアーキテクチャが完成すると、そのマイクロアーキテクチャを採用した CPU の開発が始まります。同じマイクロアーキテクチャを基にしても、デスクトップパソコン用途向けやノートパソコン用途向け等、それぞれに適した異なる仕様の CPU の開発が行われます。また、同じ用途向けの CPU として、マイナーチェンジした仕様の CPU の開発が行われる事があります。

このように同じマイクロアーキテクチャ採用 CPU でも、別々に CPU が開発されていきますが、区別できるよう CPU に開発コードネームが付けられます。

CPU は発売段階に入ると、ブランド名やプロセッサー・ナンバー(モデル・ナンバー)が付けられますが、開発コードネームと共に呼ばれる場合があります。

ブランド名やプロセッサー・ナンバー(モデル・ナンバー)があれば、どの用途向けなのかといった特徴が分かりますので開発コードネームは不要ですが、開発コードネームもあった方が分かりやすいため、CPU はブランド名等と開発コードネームを組み合わせて呼ばれる場合があります。

開発コードネームの選び方

新しい開発コードネームの CPU を選ぶのが基本

開発コードネームが新しい CPU ほど、技術進歩により性能と機能が向上しているため、新しい開発コードネームの CPU を選ぶのが基本です。

新しいマイクロアーキテクチャを採用した CPU を選べば、たいていは新しい開発コードネームの CPU を選ぶ事になりますが、同じマイクロアーキテクチャ採用でも、古い方の開発コードネームの CPU と新しい方の開発コードネームの CPU がある場合があります。

同じマイクロアーキテクチャであれば、大して仕様は変わらないため、この場合は古い方の開発コードネームの CPU を選んでも、性能や機能に不満を感じないのであれば特に問題はありません。

開発コードネームは仕様に記載されていない場合がある

CPU を選ぶ際は、開発コードネームについて知らなくても特に問題はないため、CPU の仕様には開発コードネームの名称が記載されていない場合があります。

その場合は、インテル社の CPU であればプロセッサー・ナンバー、AMD 社の CPU であればモデル・ナンバーから調べる事ができます。

主な開発コードネーム

インテル社の主な開発コードネーム

以下は、インテル社の主な開発コードネーム一覧です。開発コードネームが分かれば、マイクロアーキテクチャも分かりますので、マイクロアーキテクチャも同時に把握しておくと良いです。

ビッグコア

マイクロ
アーキテクチャ
開発コードネーム 特徴
Haswell Haswell デスクトップパソコン、ノートパソコン向け
Haswell-E 高性能デスクトップパソコン向け
Broadwell Broadwell-K デスクトップパソコン向け
Broadwell-E 高性能デスクトップパソコン向け
Broadwell-H ノートパソコン向け
Broadwell-U 小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン向け
Broadwell-Y 小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン、タブレット PC 向け
Skylake Skylake-S デスクトップパソコン向け
Skylake-H ノートパソコン向け
Skylake-U 小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン向け
Skylake-Y 小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン、タブレット PC 向け

スモールコア

マイクロ
アーキテクチャ
開発コードネーム 特徴
Silvermont Bay Trail-T タブレット PC 向け
Bay Trail-D 小型デスクトップパソコン向け
Bay Trail-M 小型ノートパソコン向け
Airmont Cherry Trail-T タブレット PC 向け
Braswell 小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン向け

AMD 社の主な開発コードネーム

以下は、AMD 社の主な開発コードネーム一覧です。

ビッグコア

マイクロ
アーキテクチャ
開発コードネーム 特徴
Piledriver Vishera デスクトップパソコン向け
Steamroller Kaveri デスクトップパソコン、ノートパソコン向け
Godavari デスクトップパソコン向け
Excavator Carrizo デスクトップパソコン、ノートパソコン向け
Bristol Ridge ノートパソコン向け
Stoney Ridge 小型ノートパソコン向け

スモールコア

マイクロ
アーキテクチャ
開発コードネーム 特徴
Jaguar Kabini 小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン向け
Puma Mullins タブレット PC 向け
Beema 小型ノートパソコン向け
Puma+ Carrizo-L 小型ノートパソコン向け

単体で販売されている開発コードネームの CPU

各開発コードネームの特徴に、デスクトップパソコン向け等と記載していますが、別のタイプのパソコンにも搭載される場合があります。例えば、ノートパソコン向けである開発コードネームの CPU は、デスクトップパソコンに搭載される場合もあります。

デスクトップパソコン、高性能デスクトップパソコン、ノートパソコン向けである開発コードネームの CPU は、TDP(Thermal Disign Power)が大きいです。TDP とは最大放熱量です。サイズが小さくて内部スペースが狭く放熱性が悪いパソコンには、TDP が大きい CPU は搭載できません。

小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン向け、タブレット PC 向けである開発コードネームの CPU は、どの製品も TDP が小さく、サイズが小さくて内部スペースが狭く放熱性が悪いパソコンにも搭載できます。

単体で販売されている CPU は、基本的にデスクトップパソコン、高性能デスクトップパソコン向けである開発コードネームの CPU です。

ノートパソコン、小型デスクトップパソコン、小型ノートパソコン向け、タブレット PC 向けである開発コードネームの CPU は、基本的にマザーボードにはんだ付けで実装される CPU であり、完成品のパソコンに搭載されて販売されますので単体では販売されていませんが、一部は単体で販売、または CPU 実装済みマザーボード、ベアボーンキットとして販売されています。


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