デスクトップパソコンのタイプの違いと選び方

最終更新日 2018年10月19日

デスクトップパソコンのタイプの違い

デスクトップパソコンのタイプには、タワー型、省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型、一体型があります。デスクトップパソコンの各タイプには様々な違いがありますが、理解しておきたい違いは必要な設置スペース、持てる性能の高さ、拡張性、コストパフォーマンスです。

デスクトップパソコンはタイプによって本体サイズが異なり、本体サイズが大きいほど必要な設置スペースが大きいです。本体サイズが大きい、すなわち必要な設置スペースが大きい順に並べると、タワー型、省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型となります。

一体型はデスクトップパソコンのタイプの中で唯一本体と液晶ディスプレイが一体となっており例外的な存在です。他のタイプは本体と液晶ディスプレイが分離しています。一体型の設置スペースは、画面サイズが同じ外付け液晶ディスプレイと同じくらいです。

本体サイズが小さくて必要な設置スペースが小さいデスクトップパソコンを選びたいと多くの人が思うでしょうが、デスクトップパソコンは本体サイズが小さいほど持てる性能が低い、拡張性が低い、コストパフォーマンスが低いです。

そのため、持てる性能の高さ、拡張性、コストパフォーマンスどれか一つでも重視するなら、必要な設置スペースが大きくなることを受け入れて本体サイズが大きいデスクトップパソコンのタイプを選ばなければなりません。

本体サイズ 違い タイプ
大きい ・必要な設置スペースが大きい
・持てる性能が高い
・拡張性が高い
・コストパフォーマンスが高い
タワー型
省スペース型
キューブ型(※)
小さい ・必要な設置スペースが小さい
・持てる性能が低い
・拡張性が低い
・コストパフォーマンスが低い
キューブ型(※)
コンパクト型
スティック型
一体型
(※)本体形状が立方体だが本体サイズはピンキリであり、タワー型と同じくらい大きいキューブ型もあればコンパクト型と同じくらい小さいキューブ型もある

本体サイズが大きいと小さいで二分するとしたら、キューブ型が境界ラインになります。デスクトップパソコンを何に使うのか考えて持てる性能の高さ、拡張性、コストパフォーマンスどれか一つでも重視するならタワー型、省スペース型、キューブ型(本体サイズが大きい)の中から選ぶ必要があります。特に重視せず設置スペースを抑えたいならキューブ型(本体サイズが小さい)、コンパクト型、スティック型、一体型の中から選ぶと良いです。

デスクトップパソコンのタイプの設置スペース順、性能順、拡張性順、コストパフォーマンス順

デスクトップパソコンの各タイプを、必要な設置スペースが大きい順、持てる性能が高い順、拡張性が高い順、コストパフォーマンスが高い順に並べると以下のとおりです。

必要な設置スペース
タワー型 > 省スペース型 > コンパクト型 > スティック型 ≒ 一体型
(※)左に行くほど必要な設置スペースが大きい

持てる性能の高さ
タワー型 > 省スペース型 > 一体型 > コンパクト型 > スティック型
(※)左に行くほど持てる性能が高い

拡張性の高さ
タワー型 > 省スペース型 > コンパクト型 ≒ 一体型 > スティック型
(※)左に行くほど拡張性が高い

コストパフォーマンスの高さ
タワー型 ≒ 省スペース型 > コンパクト型 ≒ スティック型 ≒ 一体型
(※)左に行くほどコストパフォーマンスが高い

キューブ型は本体サイズがピンキリであり、本体サイズにより順番が変わってくるので含めていません。サイズが大きい方のキューブ型であればタワー型、サイズが小さい方のキューブ型であればコンパクト型と同じです。

自分の用途に合うデスクトップパソコンのタイプを選ぶ

デスクトップパソコンを選ぶときは、タワー型、省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型、一体型の中からどれを選ぶのか決める必要があります。

選ぶデスクトップパソコンのタイプを決めたら、CPU やメインメモリー等についてもどれを選ぶのか決めていくことになりますが、後にデスクトップパソコンのタイプを選びなおしたくなるものですので厳密に決めておく必要はありません。

まずはデスクトップパソコンの各タイプの特徴やメリット、デメリットを理解し、自分の用途に合うデスクトップパソコンのタイプを見つけると良いです。

選ぶデスクトップパソコンのタイプを決めると選べないパソコンメーカーが出てくる

各パソコンメーカーは、デスクトップパソコンの全てのタイプを販売しておらず一部のタイプを販売していません。例えば、タワー型と省スペース型のみ販売しているパソコンメーカーもあれば、省スペース型と一体型のみ販売しているパソコンメーカー等があります。デスクトップパソコンを販売していないパソコンメーカーもあります。

そのため、選ぶデスクトップパソコンのタイプ次第では、選びたくても選べないパソコンメーカーが出てきます。逆に選ぶパソコンメーカーを先に決めると、選びたくても選べないデスクトップパソコンのタイプが出てきます。

デスクトップパソコンのタイプとパソコンメーカーどちらを優先して選ぶのかは人それぞれですが、自分の用途に合うデスクトップパソコンのタイプを選ぶことが重要ですので、デスクトップパソコンのタイプを優先する方が良いです。

・パソコンメーカーによってデスクトップパソコンのタイプのラインナップが異なる
・先にデスクトップパソコンのタイプを決めてからパソコンメーカーを選ぶ方が良い

デスクトップパソコンを PC ゲーム、動画編集、画像編集に使う場合のタイプを選ぶ例

例えば、PC ゲーム、動画編集、画像編集にデスクトップパソコンを使うなら高い性能が必要であり、グラフィックス性能が足りなかったりした場合に備えてビデオカードを交換できる方が良いので高い拡張性が必要であり、性能が高いほど価格が高くなるので予算を抑えるためにコストパフォーマンスが高い方が良いとするなら、本体サイズが大きいタワー型を選ぶ方が良いことになります。

タワー型は本体サイズが大きいので必要な設置スペースが大きいというデメリットがありますが、本体サイズが大きいので内部スペースが広く放熱性に優れ冷却性能を高くできます。発熱量が大きい高性能 CPU やビデオカードを搭載でき持てる性能が高いです。タワー型は搭載可能な PC パーツが豊富で PC パーツの交換や増設をしやすいので拡張性が高いです。

省スペース型はタワー型と比べると拡張性が低く、特にロープロファイル対応のビデオカードのみ搭載可能であることがネックであり省スペース型を選ぶことはおすすめできません。ロープロファイル対応のビデオカードは省スペース型向けにサイズが小さく性能が低いです。キューブ型(サイズが大きい)であればタワー型と似ていますので、キューブ型(サイズが大きい)を選ぶのもありです。

キューブ型(サイズが小さい)、コンパクト型、一体型を選ぶことはおすすめできません。例えば必要な設置スペースが小さいせいか一体型の人気が高いですが、一体型は本体サイズが小さいので内部スペースが狭く放熱性が悪いので冷却性能を高くできません。発熱量が大きい高性能 CPU やビデオカード自体を搭載できませんので持てる性能が低いです。一体型は搭載可能な PC パーツが少なく、PC パーツの交換や増設をしにくいので拡張性が低いです。PC ゲームや動画編集、画像編集に一体型は向いていません。

このようにデスクトップパソコンの各タイプごとの違いを理解し、自分の用途に合うタイプを選ぶ必要があります。

デスクトップパソコンのタワー型は本体サイズが大きくても構わなければ最もおすすめできるタイプ

デスクトップパソコンのタワー型は、本体サイズが大きくて広い設置スペースが必要です。それでも問題なければ一番におすすめしたいタイプです。タワー型は持てる性能の高さ、拡張性の高さ、コストパフォーマンスの高さ、どれも最も優れています。

広い設置スペースが必要になることが嫌でも、最高クラスの性能を持つパソコンが必要、PC パーツの交換や増設をするので高い拡張性が必要、どれか一つでも当てはまるならタワー型を選ぶ必要があります。

できるだけ安くデスクトップパソコンを購入したいのでコストパフォーマンスの高さを重視するだけなら省スペース型もおすすめです。ほぼ同じ性能でタワー型と省スペース型を比較するとわかりますが、コストパフォーマンスの高さに大きな差はありません。

一般的に言うとタワー型は PC ゲーム、動画編集、画像編集等、高い性能を必要とする用途に向いています。高い性能は不要である日常用途であればタワー型が向いていないわけではありませんが、設置スペースを抑えられる省スペース型がおすすめです。

・デスクトップパソコンの代表的な存在
・必要な設置スペースが最も大きいという最大デメリットがあるがメリットも最大
・持てる性能が最も高くサイズが大きいビデオカードを搭載して高いグラフィックス性能を持てるのが強み
・拡張性が最も高くPCパーツの交換や増設をしやすい
・コストパフォーマンスが最も高い

デスクトップパソコンの省スペース型は設置スペースを抑えられコストパフォーマンスが高い

デスクトップパソコンの省スペース型は、パソコン本体が巨大な分厚い本を縦に置いたような形をしています。省スペース型と言ってもタワー型と比べたら省スペースで済むと言えるだけであり、コンパクト型、スティック型、一体型の方が遥かに設置スペースを抑えられます。

それなら省スペース型の存在価値はなさそうですが、タワー型に近いメリットを持ちます。省スペース型は持てる性能の高さはタワー型よりも劣りますが、高いレベルの性能を持てます。ただし、サイズが小さいロープロファイル対応のビデオカードのみ搭載可能なので、グラフィックス性能に関しては高いレベルの性能を持てないことが弱みです。

省スペース型はデスクトップパソコンの中では拡張性が高い方ですが、タワー型よりも大きく劣ります。省スペース型は内蔵ストレージや内蔵光学ドライブの搭載台数が少なく、サイズが大きい拡張カードを搭載できません。

省スペース型はコストパフォーマンスの高さに関してはタワー型と同じくらい優れており、省スペース型が持てる性能の高さで十分かつ高い拡張性は不要でコストパフォーマンスの高さを重視する人におすすめです。

一般的に言うと省スペース型は日常用途に向いています。省スペース型よりも設置スペースを抑えられるデスクトップパソコンを選びたいならコンパクト型、スティック型、一体型を選択肢に入れると良いです。

・パソコン本体形状が巨大な分厚い本のように縦長
・タワー型と比べたら必要な設置スペースが小さい
・持てる性能が高いがタワー型よりも劣る
・拡張性が高いがタワー型よりも大きく劣る
・タワー型と同じくらいコストパフォーマンスが高い

デスクトップパソコンのコンパクト型は手のひらサイズ

デスクトップパソコンのコンパクト型は、手のひらに楽に乗せられるほど本体サイズが小さいです。デスクトップパソコンのスティック型が登場するまでは、コンパクト型が最小クラスサイズのデスクトップパソコンでした。

本体サイズが小さいので持てる性能が低く、拡張性はないと言えるほど低く、コストパフォーマンスが低いです。これらのデメリットがあっても構わず設置スペースを抑えたい方にコンパクト型がおすすめです。

コンパクト型の本体サイズは手のひらサイズですので、外付け液晶ディスプレイ周辺の空きスペースに設置すれば、液晶ディスプレイ含めて必要な設置スペースは一体型とあまり変わりません。

一般的に言うとコンパクト型は日常用途に向いています。コンパクト型よりも設置スペースを抑えたければスティック型、一体型を選択肢に入れると良いです。

・本体サイズが手のひらに楽に乗せられるほど小さい
・必要な設置スペースが小さい
・持てる性能が低い
・拡張性が低くメインメモリーの交換や増設、ストレージの交換くらいなら可能
・コストパフォーマンスが低い

デスクトップパソコンのスティック型は外に持ち出して使えるほど小さい

デスクトップパソコンのスティック型は、最小クラスサイズのデスクトップパソコンです。細長い USB メモリーのような形状をしており、外付け液晶ディスプレイの映像入力端子に差し込んで使います。スティック型だけ見れば必要な設置スペースはないようなものです。

スティック型は本体サイズがとても小さいので、日常用途に使う場合であっても多くの人が性能に不満を感じると思えるほど持てる性能が低いです。スティック型に拡張性はありません。メインメモリーの交換や増設ですら不可能です。スティック型は価格が安いですが、性能を考慮すればコストパフォーマンスが低いです。

それでも設置スペースを抑えたい人におすすめです。スティック型はコストパフォーマンスが低くても価格が安く、安いものだと1万円くらいで買えますので、とにかく価格が安いパソコンを入手したい人にもおすすめです。

一般的に言うとスティック型は日常用途に向いています。スティック型はポケットに入れられるほど本体サイズが小さいので、外に持ち出して使う用途にも向いています。ただし、スティック型を使う場所には電源コンセント、外付け液晶ディスプレイ(差し込める映像入力端子があれば液晶テレビでも可)が必要です。また、外付けキーボードとマウスも持ち運ぶ必要があります。

・細長いUSBメモリーより一回り大きいサイズで持ち運びしやすいほど小さい
・必要な設置スペースがないようなもの
・性能が十分なのかどうか慎重に検討が必要なほど持てる性能が低い
・拡張性がなくメインメモリーの交換や増設すらできないほど
・価格が安いがコストパフォーマンスが低い

デスクトップパソコンのキューブ型は個性的なモデルがそろっている

デスクトップパソコンのキューブ型は、本体形状が立方体です。キューブ型はシンプルな形状ですがあまり普及しておらず、キューブ型は PC ケースのデザインに凝ったモデルが多いので、オリジナリティあるデスクトップパソコンが欲しい人にキューブ型がおすすめです。

本体サイズはピンキリであり、タワー型と同じくらいサイズが大きいキューブ型もあれば、コンパクト型と同じくらいサイズが小さいキューブ型もあります。タワー型に匹敵するくらい本体サイズが大きいキューブ型も見られますが、コンパクトさを売りにしたキューブ型が多いです。コンパクトな設計のキューブ型であれば設置スペースが小さく済み、本体サイズの高さが低いので空間スペースも抑えることができます。

必要な設置スペース、性能の高さ、拡張性の高さ、コストパフォーマンスの高さに関しては、サイズが大きい方のキューブ型であればタワー型に近く、サイズが小さい方のキューブ型であればコンパクト型に近いです。

キューブ型はどのような用途に向いているのかに関しても同様であり、サイズが大きい方のキューブ型は PC ゲーム、動画編集、画像編集等、高い性能を必要とする用途に向いています。サイズが小さい方のキューブ型は日常用途に向いています。

・パソコン本体形状が立方体
・キューブ型の特徴は本体サイズによって異なる

デスクトップパソコンの一体型はパソコン本体と液晶ディスプレイが一体となっている

デスクトップパソコンの一体型は、パソコン本体と液晶ディスプレイが一体となっているデスクトップパソコンです。一体型の設置スペースは、画面サイズが同じ外付け液晶ディスプレイと同じくらいです。パソコン本体と外付け液晶ディスプレイを接続するケーブルは不要であり、電源ケーブルが1つで済みますので、接続ケーブル類が少なくなりパソコン周りがすっきりします。一体型にはデザインに凝ったモデルが多く、一見するとパソコンには見えないほどです。

一体型のパソコン本体に該当する部分に限れば本体サイズが小さいので持てる性能が低く、拡張性はないと言えるほど低く、コストパフォーマンスが低いです。一体型特有のデメリットもあります。液晶ディスプレイの画質等に不満を感じても、液晶ディスプレイだけを買い替えることはできません。パソコン本体に該当する部分と液晶ディスプレイの部分どちらかが壊れたら、片方を修理に出すか買い替えることはできません。これらのデメリットが問題とならず、設置スペースを抑えたい人におすすめです。

一般的に言うと一体型は日常用途に向いています。一体型を選べば使う液晶ディスプレイも同時に選ぶことになりますので、自分が気に入った外付け液晶ディスプレイを使いたいなら、別のタイプのデスクトップパソコンを選ぶ方が良いです。

・パソコン本体と液晶ディスプレイが一体となっており接続ケーブルが少なく済む
・必要な設置スペースは同じ画面サイズの外付け液晶ディスプレイと同じくらい
・持てる性能が低い
・拡張性が低くメインメモリーの交換や増設、ストレージの交換くらいなら可能
・液晶ディスプレイ分の価格を考慮してもコストパフォーマンスが低い


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