パソコンの選び方と買い方

メインメモリー

最終更新日 2007年12月16日

メモリーの種類

メモリーには幾つか種類が決まっており、それぞれのモデルは搭載可能なメモリーの種類が決まっています。よってノートパソコンを選ぶときは搭載可能なメモリーの種類のみ用意されて選択できるようになっており、別途でメインメモリーを買ったりしない限り間違ってメモリーの種類を選んでしまう危険性はありません。しかし、今後メモリーの交換や増設する事があるかもしれませんので、メモリーの種類を把握しておくと良いでしょう。メモリーの種類は大きく分けて4種類あります。ノートパソコンではSO-DIMMを搭載するモデルが多いですが、本体サイズが小型なデスクトップパソコンはMicro-DIMMが搭載される場合もあります。

DIMM Dual In-line Memory Moduleの略称です。デスクトップパソコンでもノートパソコンでもよく搭載されます。
RIMM Rambus In-line Memory Moduleの略称です。DIMMと似ていますがDIMMとは互換性がありません。
SO-DIMM Small Outline Dual In-line Memory Moduleの略称です。小型サイズなので本体サイズが小さいデスクトップパソコン、またはノートパソコンに搭載される事があります。
MicroDIMM SODIMMをさらに小型化したメモリーです。モバイルサイズのノートパソコンに搭載される事があります。

メモリーの規格

ノートパソコンに搭載されるメインメモリー(メモリー)にはいくつか規格があります。主に次のようなものがあります。下の方に行くにつれて性能が高く最新の規格となります。

メモリー規格 モジュール規格
(チップの規格)
動作クロック
周波数
データ
転送速度
SDRAM PC66 66MHz 0.5GB/s
PC100 100MHz 0.8GB/s
PC133 133MHz 1.1GB/s
DDR SDRAM PC1600 (DDR200) 200MHz 1.6GB/s
PC2100 (DDR266) 266MHz 2.1GB/s
PC2700 (DDR333) 333MHz 2.7GB/s
PC3200 (DDR400) 400MHz 3.2GB/s
DDR2 SDRAM PC2-3200 (DDR2-400) 400MHz 3.2GB/s
PC2-4300 (DDR2-533)) 533MHz 4.3GB/s
PC2-5300 (DDR2-667) 667MHz 5.3GB/s
PC2-6400 (DDR2-800) 800MHz 6.4GB/s
DDR3 SDRAM PC3-6400 (DDR3-800) 800MHz 6.4GB/s
PC3-8500 (DDR3-1066) 1066MHz 8.5GB/s
PC3-10600 (DDR3-1333) 1333MHz 10.67GB/s

パソコンの機種を選ぶ際や、BTOでメインメモリーを選ぶとき一番重要なのはメインメモリーの容量を見ることです。よって上記のメモリー規格やモジュール規格などはあまり気にしなくて大丈夫です。仮にメモリーの規格やモジュール規格を選ぶとしても、ショップではある機種に搭載されるメモリーの規格、モジュール規格は決まっている事が多く、基本的にメモリーの容量しか選ぶことができない場合が多いです。

最新モデルにはDDR2 SDRAMが搭載されている場合が多いです。ハイスペックモデルだとDDR3 SDRAMが搭載される場合があります。

メモリーの容量

最近のパソコンで一番安い機種でもメモリーの容量は最低256MBとなっている場合が多いです。メモリーの容量は256MBでも十分ですが、ノートパソコンは構造上動作が遅くデスクトップよりも快適さが劣ります。よって、ノートパソコンは特にメモリーの容量を多くしておきたいです。メモリーの容量が多いと、複数のアプリケーションを起動してもサクサク動くなどメリットが非常に多いです。またノートパソコンは基本的に後からのメモリーの増設は難しい場合が多いですので、買うときにメモリーの容量を決めておきたいです。それにノート専用のメモリーの単価はデスクトップ用と比べると高価です。ショップによっては、ノートパソコンを購入するときにメモリーの増量も申し込むと通常よりかなり安い場合がありますので、見逃さないようにしたいです。

パソコン使用目的 メモリー容量の目安
・PCゲームをプレイしたい。(特に3Dゲーム)
・Microsoftの新OSであるWindows VistaのバージョンHome Premium、Business、Ultimateのどれかを使う。
1 GB 〜 2 GB
・パソコンに高負荷がかかる動画編集や画像編集などを頻繁に行いたい。
・一度に多くのアプリケーションを起動して使う場合が多い。
512 MB 〜 1GB
・インターネットやメールなどパソコンに負荷があまりかからない作業がメイン。 512 MB

Windows Vistaを使うのに必要なメモリー容量

Windows XPの次にあたる新しいOSのWindows Vistaには、様々な新しい機能が搭載されパソコンに高い性能を要求します。特に新しいユーザーインターフェースであるWindows Aeroではメモリー容量が1GB以上必要です。ただしWindows Vistaのバージョンの1つであるHome BasicにWindows Aeroはありません。もし今後Windows Vistaにアップグレード、またはインストールする予定ならばメモリーの容量は1GB以上を選ぶ必要があります。

デュアルチャンネル

メモリーが同じ512MBでも512MBメモリー1枚の場合と256MBメモリー2枚の場合があります。これはデュアルチャンネルと呼ばれメモリーを2枚にすることで理論上2倍のデータ転送速度をだすものです。しかし両者を比べても劇的に動作速度が違うほどでもないのであまり気にすることはないです。今のパソコンはメモリー2枚にしてるものが多いです。例えば1GBの容量だったら、1GBのメモリー1枚か、512MBのメモリー2枚で1GBにするか、どちらか選べるようになっている場合があり、基本的に2枚の方を初めから選択されている場合が多いです。価格は1枚のメモリーでは容量が多い方メモリーの方が価格が高くなりますので、同じメモリー容量の場合では2枚よりも1枚のときの方が若干価格が高めとなっている場合が多いです。しかし、それほど両者に差が出ることはほとんどありません。

またデュアルチャンネルにしようと後からメモリを加えて2枚にするときは同規格のメモリを使わないとトラブルが発生しがちです。同じものを使うか、同じものが店頭等で見つからなければ前に使っていたのを売り、新しいメモリ2枚使うのが理想的です。